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お受験の基礎

【小学校受験】大学まで内部進学できる首都圏の私立小学校・幼稚園を紹介!

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「大学まで内部進学できる私立小学校を知りたい!」

「幼稚園~大学まで附属しているが学校を知りたい!」

小学校受験をするご家庭の多くは、

「小学校から大学までエスカレーター式で進学させたい」

「中学受験や高校受験、大学受験の受験競争に巻き込まれたくない」

という理由で小学校受験を選ぶケースが多いです。

今現在、お子さんに小学校受験をさせたいと考えているあなたもこのような理由で受験を検討していると思います。

そこで、今回は首都圏で大学まで附属している私立小学校をご紹介します。

また、学校によっては、「幼稚園~大学」「小学校~大学」の2つに分かれるため、それぞれ分けてご紹介します。

「大学まで内部進学できる私立小学校を知りたい!」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!

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【幼稚園から大学まで内部進学!】
幼稚園~大学まで附属の私立小学校

まずは、幼稚園から大学まで内部進学ができる首都圏の私立小学校をご紹介します。

ちなみに、大学といっても一般的な四年制大学短期大学の2つがあります。

また、学校によっては四年制の大学と短期大学の両方を設置している学校もあれば、どちらか一方の場合もあります。

そこで、以下では、下記の3つのグループに分けて、幼稚園~大学(短期大学含む)まで附属している私立小学校をご紹介します。

①幼稚園~大学

②幼稚園~大学(短期大学なし)

③幼稚園~短期大学

では、それぞれのグループごとに見ていきましょう。

①幼稚園~大学

まずは幼稚園~大学まで附属しており、かつ、一般的な四年制の大学と短期大学のいずれかを設置している私立小学校をご紹介します。

【表の見方】
共:共学
男:男子校
女:女子校
男②:男子校2校
女②:女子校2校
共②:共学校2校
男/女:男子校1校 女子校1校
男/共:男子校1校 共学校1校
女/共:女子校1校 共学校1校
別:同一校内に男子部・女子部あり
⇛分けて教育実施

学校名
青山学院
立教
立教女学院


男②
男②


成城学園
桐朋
桐朋学園






東京都市大 男/共 男/共
文教
淑徳 共② 共②
共②
洗足学園 女②
相模女子
鎌倉女子
聖徳大学 共⑦
帝京大学
三育学院 共⑤ 共⑩ 共③

②幼稚園~大学(短期大学なし)

次に、幼稚園~四年制大学まで附属しており、短期大学なしの私立小学校をご紹介します。

学校名
東洋英和 共②
白百合学園
湘南白百合
函嶺白百合










学習院 男/女 男/女 男/女
日本女子大
川村 共②
聖学院 共② 男/女 男/女
玉川学園
明星 共②
国立音大
和光 共② 共②
関東学院 共② 共② 共② 共②
桐蔭学園 男/共

③幼稚園~短期大学

さいごに、幼稚園~短期大学まで附属している私立小学校をご紹介します。

学校名
星美学園
目黒星美





新渡戸文化
宝仙学園
聖セシリア 共②
昭和学院 共② 共②

【小学校から大学まで内部進学!】
小学校~大学まで附属の私立小学校

次に、小学校から大学まで内部進学ができる首都圏の私立小学校をご紹介します。

そこで、ここでも、下記の3つのグループに分けて、小学校~大学(短期大学含む)まで附属している私立小学校をご紹介します。

①小学校~大学

②小学校~大学(短期大学なし)

③小学校~短期大学

では、それぞれのグループごとに見ていきましょう。

①小学校~大学

まずは、小学校から大学まで附属していて、一般的な四年制大学または短期大学のいずれかが設置されている私立小学校をご紹介します。

学校名
千葉日本大学第一
創価
関西創価





さとえ学園 共② 共④
清泉 女②

②小学校~大学(短期大学なし)

次に、小学校~四年制大学まで附属しており、短期大学なしの私立小学校をご紹介します。

学校名
慶應義塾

共②
男②
女/共
慶應義塾横浜 共(※)
聖心女子
小林聖心




東京女学館 閉学
(2017)
成蹊
早稲田
早稲田実業


男③

西武学園文理

※最終校は、慶應義塾大学。

③小学校~短期大学

さいごに、小学校~短期大学まで附属している私立小学校をご紹介します。

学校名
トキワ松
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【大学までの一貫教育の魅力は?】
小~大の内部進学における3つの魅力

ここまで、幼稚園、または小学校から大学までの内部進学できる私立小学校をご紹介してきました。

最後に、幼・小~大学までの一貫システムのメリット・デメリットをご紹介します。

では、それぞれ見ていきましょう。

小~大の内部進学のメリット

小~大の内部進学のメリットは以下の3つです。

①熾烈な受験競争を避けられる
⇛エスカレーター式で進学できる

②柔軟かつ一貫したカリキュラム

③一生の仲間ができやすい

では、それぞれのメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

①熾烈な受験競争を避けられる

まず、大学までの内部進学できる学校の最大の魅力は、中学受験や高校受験、大学受験など熾烈な受験競争を避けることができる点です。

特に厳しい闘いを繰り広げる中学受験をするなら、小学校受験で合格を掴み取りたいと考えてお受験をするご家庭も少なくありません。

また、受験をしなくても良いという利点は他にもあります。

たとえば、中学受験をするとなると、早いお子さんで4年生くらいから進学塾などに通い始めます。

ですが、中高一貫校に入学してしまえば、その時間を習い事やお稽古などに費やし、学力だけでなく、創造力や身体能力などを養うこともできます。

小学生の子どもの脳はまだまだ柔らかい時期で、いろいろな刺激・体験がプラスの影響をもたらすので、そういった意味でも私立小学校は魅力的といえます。

こういった点を踏まえた上で、もし中学受験や高校受験、大学受験などを避けて、エスカレーター式で内部進学をしていってほしいと思うご家庭には魅力的なシステムとなっています。

②柔軟かつ一貫したカリキュラム

2つ目は、柔軟かつ一貫したカリキュラムです。

大学は少し別の話になりますが、小学校に加えて中高一貫の学校では、「4・4・4制」などのシステムを取り入れ、小~高にかけて一貫したカリキュラムを展開する学校も近年増えています。

また、基本的に国公私立の各教科の内容は、国が定めた学習指導要領に概ね沿って進められていきます。

ですが、私立の場合は、カリキュラムの自由裁量の幅が広いので、柔軟性やアイディアに富んだ授業を展開してくれることも多いです。

また、キリスト教のミッション・スクールでは宗教教育が、他にも小学1年生から英語を教育を行うなど、公立では受けることのできない、私立独自の一貫教育に基づいた授業を受けることもできます。

そういった点で、内部進学できる体制が整った小学校は魅力的だといえます。

③一生の仲間ができやすい

3つ目は、一生の仲間ができやすいいうことです。

内部進学の学校ではそのまま上に上がるわけですから、基本的に顔を合わせる友達が大きく変わることはありません。

もちろん、中学・高校・大学と進級する際に、外部生が入ってくることはありますが、基本的には小学校から仲良しの生徒ができやすいです。

また、そのような友達は、一生の仲間になりやすいとも言えます。

そのような点も内部進学ができる学校の魅力の一つと言えます。

小~大の内部進学のデメリット

小~大の内部進学のデメリットは以下の3つです。

①中だるみしやすい
⇛外部生徒の競争に負けやすい

②校風や人間関係でトラブルがあると大変…

③色々な子供と触れ合える機会が少ない

では、それぞれのデメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

①中だるみしやすい

内部進学の学校に通う最大のデメリットは、「中だるみ」です。

まず、小学校受験でたくさん勉強したお子さんは、いざ入学すると受験勉強の反動で勉強しなくなるケースがあります。

また、お稽古や習い事が忙しかったりすると、勉強がおろそかになって、授業についていけなくなる生徒も…。

そして、何より「受験がない」という安心感が、お子さんの「まぁいっか」を誘発してしまいます。

もちろん、内部進学があることで受験戦争に巻き込まれないは大きなメリットですが、その甘い蜜にすがると、それがデメリットになってしまいます。

また、中高と進級する際に外部から全く募集しない学校もあれば、一定数外部生を入学試験通して募集する学校もあります。

後者の場合、外部生は本気で勉強して中学受験を勝ち抜いてきているので、外部生に競争で負ける可能性も…。

そのため、内部進学によって受験戦争に巻き込まれないのはメリットでもありますが、大きなデメリットになり得ることもしっかりと押さえておきましょう。

②校風や人間関係でトラブルがあると大変…

もし、入学後に校風や学校の教育方針と合わなかったり、親子それぞれ人間関係でトラブルがあると、いろいろと面倒であるのもデメリットのひとつです。

学校の校風や教育方針などは公式HPや学校説明会でわかる部分もあれば、入学しないと見えてこない部分もあります。

そのため、もし入学してから、お子さんがその学校の校風や教育方針に合わなかった場合、少し苦しい学校生活を送る可能性が出てきます。

特に私立小学校の場合は、保護者参加の行事などが多くあるケースも多いので、保護者関係でトラブルが起きると、面倒な事態になったりすることもあります。

また、子供同士の友人関係でトラブルが起こっても同様です。

通常の小学校であれば、6年間過ごせば別の学校に進学することが可能ですが、中高一貫校だと大変な努力をして入学したこともあり、人間関係のトラブルだけで公立の中学校などに転校することなどは簡単に決断できませんよね。

そのため、このような問題をはらんでいることも前もって把握しておくようにしましょう。

③色々な子供と触れ合える機会が少ない

内部進学が採用している学校では、進級するにあたって周りの顔ぶれもあまり変わりません。

また、受験を通して、同じような学力、また、家庭環境の子供が集まりやすいです。

その点、公立はさまざまな能力もった子どもや家庭環境で育った子どもたちが集まるので、衝突しながらも、いろいろな人と関わることを学ぶことができます。

その分、いじめや学級崩壊などのリスクもありますが…

そういった意味では、公立の学区制はひとつの魅力ともいえます。

ですが、逆に私立小学校には私立小学校特有の世界観やコミュニティがあり、それを公立の生徒が体感することはできません。

そういった意味ではどちらも一長一短といえます…。

また、これは私立小学校に共通して言えることですが、地元のお友達との関係が希薄になるケースも多いです。

公立であれば、学区で振り分けられるので、近所の子どもと友達になって、一緒に遊ぶことが多くなります。

ですが、私立小学校は一部を除いて学区の制限がないので、電車で1時間程度かけて通うお子さんも少なくありません。

そうなると、どうしても地元や近所の子どもとの関係は希薄になりやすく、少し寂しさを感じることも…。

ただ、必ずしも地元の友だちが良いとは限らないので、このようなことがあるということだけ頭の片隅に置いておくようにしましょう。

【さいごに】
メリット・デメリットを踏まえて検討!

今回は、大学まで内部進学ができる私立小学校をご紹介してきました。

小学校~大学まで付属している学校は、もちろんさまざまなメリットもありますが、その一方でデメリットもあります。

そのため、良い点・悪い点を踏まえた上で、大学まで附属している私立小学校を選ぶのであれば、今回ご紹介した学校を参考にしてみてくださいね! 

また、幼稚園・小学校から高校まで附属している中高一貫の私立小学校については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!

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