【星美学園小学校〈学校情報〉】教育理念や特色、学費や制服などを解説！

星美学園は、ローマに本部を置く教育修道会サレジアン・シスターズを母体とし、世界94ヶ国の姉妹校がある国際的学園の一つでもあります。

また、学園は幼稚園から短期大学までの一貫教育体制を敷くとともに、キリスト教カトリックの信仰にもとづき、「神と人の前に正しく晴れやかに生きる誠実な児童」の育成を目指しています・

星美学園小学校の基本情報

学校名	星美学園小学校
校長名	吉田　登代子
創立年度	1946年
系列校	星美学園幼稚園(共学) 星美学園中学校(女子) 星美学園高等学校(女子) 星美学園短期大学(女子)
児童数	男子：286名 女子：357名 ※2019年度
クラス数	3クラス
編入試験制度	欠員がある場合に実施。 ※対象は2～5年生 ※2教科のテスト・面接を実施

所在地・最寄り駅

住所	〒115-8524 東京都北区赤羽台4-2-14
アクセス	JR赤羽駅西口より北方向へ徒歩約10分 東京メトロ・埼玉高速鉄道/赤羽岩淵駅から徒歩8分

星美学園小学校の教育理念・目標

星美学園小学校では、一人ひとりをかけがえのない存在として大切にされる神の愛に基づいた教育を大切にするとともに、子どもたちの知性を磨き、心を鍛え、正しい判断力と自由な選択能力を養うことを理念としています。

また、学校生活を通じてこうして社会と人々に積極的に貢献できる自立した人間を育成することを目標にしています。

校訓

理想の児童像

学校長挨拶

共に喜び　共に生きる
星美学園小学校へようこそ！

本校は、キリスト教的な人間観・価値観により、聖ヨハネ・ボスコと聖マリア・マザレロが実践した理性・宗教・慈愛に基づく「予防教育法による全人教育」を行うために創立されたカトリック・ミッションスクールです。
良心的な人間、誠実な良き社会人の育成を目指します。

本校では、聖書の教えをもとに確かな生きる道しるべを示し、創立者聖ヨハネ・ボスコの教育をめざしてアッシステンツァ「いつも子どもと共に」を実践しています。
本校の目指す児童像は「かしこい子」です。

「かしこい子」
か神様と人の前に正直な子
し親切なやさしい子
こ心をこめて祈る子
いいつも明るく努力する子
こ根気よく最後まで取り組む子

共に喜び 共に生きる学園で、児童は校訓「清い心」「たゆまぬ努力」を日々の生活を通して身につけ、心を育て、知恵をみがき、星美の「かしこい子」として歩む６年間です。

児童の成長を心から願い、「愛情なければ信頼なく、信頼なければ教育はない」との創立者の言葉を全教職員の旨とし、児童一人ひとりの関わりと絆を強め、家族的精神の中で心豊かな児童の育成に努めています。

日々成長を続ける本校児童の活躍を、このサイトでご覧いただければ幸いです。

学校長シスター　吉田登白

【出典】学校長挨拶｜星美学園小学校

星美学園小学校の特色

星美学園小学校には以下の５つの特色があります。

では、それぞれの特色についてもう少し詳しく見てみましょう。

カトリック教に基づいた宗教教育

星美学園小学校では、カトリック教育をベースに捉えた宗教教育を受けることができます。
そのため、1週間に2時間程度、宗教の授業も取り入れています。

この宗教の時間は、1年生から6年生まで、子どもたちの成長に合わせた授業内容となっているのも特長のひとつです。

宗教教育をベースに、成長していくことを目指します。

6年間の英語教育

1年生から6年生まで、しっかりと6年間かけて英語教育を行っています。

基礎的なコミュニケーションに対する能力を身に着けるだけではなく、さらに日本以外の文化にも視野を広げて、国際理解にも重点を置いています。

また、星美学園小学校では英検を受ける機会も設けているので、身に着いた英語の力で挑戦することができます。

「アシステンツァ」をベースにした教育

アシステンツァとは、常に寄り添うというイタリアの言葉です。

子どもたちが星美学園小学校で、安心した学校生活を送ることができ、信頼してもらえるように、学校運営に励んでいます。

まるで家族の様な雰囲気を作り、アシステンツァのような関係を子どもたちと築けるように重視しています。

充実した設備を用意

情報化社会は、どんどん成長を遂げています。

そんな世の中に子どもたちがしっかりと対応できるように、パソコンや視聴覚機器も万全に取り入れています。

放送設備も、音声のみならず映像も配信できるシステムを搭載し、全ての教室に配置しているテレビモニターに配信できるようになっています。

家族とのつながりも重視

1年に1回、ベルマーク整理を行っています。

また授業参観や年に2回行う個人面談も通じ、保護者の方は自分の子どもの成長を確認することができるようになっています。

そして保護者を対象とした教育講話も実施し、学校長や神父様、シスターによる子どもの教育に対する講演会も開催しています。

これは、歩む会（1年生の保護者向け）、星の会（2年生から6年生の保護者向け）、父の会（希望の方向けの聖書講話）があります。

【ココだけは押さえておきたい！】
星美学園小学校の学費や施設、進学状況

ここでは、星美学園小学校の学校生活や施設、進学など、選ぶ上で押さえておきたい状態についてご紹介します。

そのため、この小学校を検討している方は、しっかりチェックしてみましょう。

学費・設備費

費用名	学費
入学金	250,000円
施設設備	80,000円
授業料	31,000円(月額)
教育充実費	6,000円(月額)
諸経費	44,000円(月額)
父母の会入会費	5,000円

授業・学校生活

登校時間	8時20分
学期	3学期制
通学制限	ー
制服	あり
土曜授業	あり(月2回)
給食	あり(週2回)
クラブ活動	サッカークラブ バスケットボールクラブ バドミントンクラブ 卓球クラブ テニスクラブ 野球クラブ ドッジボールクラブ 造形クラブ 手芸クラブ コンピュータクラブ 理科実験クラブ 和太鼓クラブ 囲碁将棋クラブ
アフタースクール	・安心安全でかつ充実した学園施設内での預かり ・いいところを見つける・好きを伸ばす多彩なプログラム ・学園の教育方針に合わせた内容での運営
セキュリティ	・守衛室を設置 ・不審者対応訓練を実施 ・登下校ミマモルメ ・保護者一斉メール配信 ・交通見守りを実施
災害時の対応	・防災訓練 ・地区別による班編成 ・帰宅困難時の対応

施設・設備

図書数	あり
パソコン	あり(30台)
プール	あり
体育館	あり
その他	宗教室 チャベル コンピューター室 放送室 視聴覚室 相談室 第一理科室 第一音楽室 第二音楽室 絵画室 工作室 多目的ルーム プレイゾーン

進学・進路

併設校への進学状況

小→中	【女子】 推薦入試
中→高	【女子】 原則として卒業生全員が星美学園高等学校へ進学。

星美学園小学校の学校行事

ここでは、星美学園小学校の一年間の学校行事についてご紹介します。

4月	始業式 入学式 イースター集会(ご復活の集い)
5月	運動会 聖母祭
6月	6年生「広島平和学習」 4年生「高原学校」 授業参観 水泳指導開始
7月	終業式 2年生「たんざわ わくわくスクール」 NEW 水泳指導終了
8月	夏休み
9月	始業式 防災引き取り訓練 ３年生「富士林間学校」
10月	学習発表会 ロザリオの祈り 秋の遠足 社会科見学
11月	レクイエムミサ ドン・ボスコ・ファミリーデイ 児童なわとび集会 授業参観 勤労感謝の会
12月	無原罪の聖母の祝日 校内作品展（絵画作品） クリスマス会 終業式
1月	始業式 聖ドン・ボスコの祝日 ５年生「雪の学校」
2月	授業参観 マラソン大会
3月	６年生をおくる会 卒業練成会・ミサ 卒業式 仲良し会 修了式 オーストラリア･ホームステイ

今年度の学校説明会の日程

第1回

日程	2019年4月13日(土)
場所	星美学園小学校
時間	10:00〜11:30

第2回

日程	2019年6月15日(土)
場所	星美学園小学校
時間	10:00〜11:30

第3回

日程	2019年9月7日(土)
場所	星美学園小学校
時間	9:00〜10:30

星美学園小学校の沿革・歴史

1946	赤羽工兵隊跡の土手入手 私立星美学園小学校設置認可
1947	私立星美学園小学校、中学校開設 Sr． レティツィア・ベリアッティ初代校長就任
1951	Sr ．レティツィア・ベリアッティ初代理事長就任
1952	星美学園本館落成、扶助者聖母会日本管区 初代管区長マードレ・テレザ・メルロ就任
1953	教育課程に英語と宗教を付加する 正面マリア像建立 元工兵隊兵舎建物改築、男女別校舎整う
1958	学園大聖堂建立献堂式挙行
1960	東京星美学園短期大学開学、 Sr. 平手はな第２代校長就任 扶助者聖母会来日30周年記念行事として 星美学園体育館及び小学校特別校舎落成
1963	Sr. マリア・ピエトロベリ第２代理事長就任
1966	Sr. ジュゼッピーナ・ザニネッティ第３代校長就任 Sr. 平手シヅ第３代理事長就任
1968	Sr. 平手シヅ第３代理事長就任 9月 星美学園小学校校舎落成（地上4階地下1階） Sr. 小池 緑第４代校長就任
1972	扶助者聖母会設立100周年記念祝典挙行
1974	初代宣教師ヴィンセンシオ・チマッチ神父列福、 列聖調査開始
1978	Sr. 勝木いつ子第５代小学校長就任 各校種別に校長・教頭を置く
1980	Sr. 岩月たつ子第６代小学校長就任 “星美”学校だより発行
1983	新幹線工事 星美学園総合計画起工式
1984	星美アワー、強化学習を教育課程に位置付け、 実施し、学力向上を目指す 7月 新幹線工事のため43年度落成の 総タイル張り校舎、体育館、プール解体 8月 小学校新校舎落成、ドン・ボスコ像除幕式
1985	千葉天津小湊海浜学校開始 プール竣工、南グランド竣工
1986	星美学園総合計画落成式挙行 Sr. マリア・ピエトロベリ第４代理事長就任
1988	ドン・ボスコ帰天100周年開幕式典挙行 第１回職員研修旅行設立者生誕地巡礼 ドン・ボスコ帰天100周年記念 学園レベルのフェスティバルを行う
1989	ドン・ボスコ帰天100周年閉幕式挙行 100周年記念として記念樹（桜6本） タイムカプセルを埋める 第２回職員研修旅行（イタリア）
1990	Sr. 中澤昭子第７代小学校長就任 環境美化のため花壇拡張 私立小学校東京地区研修会会場校として研修を行う
1992	3月 第３回職員研修旅行（イタリア） 6月 多目的ホール空調完備
1993	韓国姉妹校訪日文化交流親善音楽会実施 情報教育に備えコンピューター教室を設置 普通教室棟空調完備 多目的ホールにチャーチオルガン設置
1995	Sr. 大槇千鶴子第５代理事長就任 Sr. 東木愛子第８代小学校長就任 プールのシャワー温水化完備 アップルルームのネットワーク完備 特別教室棟空調完備により全棟空調完備
1996	体育館手摺設置 第４回職員研修旅行（イタリア） 「児童・生徒のボランティア活動普及事業協力校」の指定を受ける （平成８〜１０年度） 洋式トイレ・廊下・階段に手摺設置
1997	教室棟にエレベーター設置
1998	特別棟西側２階のチャペル改装
1999	コンピューター43台設置、インターネットに接続、 名称をレインボールームと変更
2000	学園創設50周年記念総合星美祭を行う
2001	Sr. 武石聰子第６代理事長就任 学園創設50周年記念式典挙行
2003	ドン・ボスコ広場の噴水設備取り替え工事
2004	Sr. 鈴木裕子第7代理事長就任
2005	田松三男第9代小学校長就任 マリア様御像建立、除幕式を行う 普通教室棟空調改修工事
2007	水まわりとトイレ改修工事
2008	視聴覚室及びコンピューター室改修工事
2009	3クラス4担任制導入 地デジ対応工事 図書館、黒板改修工事
2010	児童相談室設置 4月 Sr. 後藤チズ子第8代理事長就任 放送室改修工事 第１理科室改修工事
2011	Sr. 森内直子第10代小学校長就任 プレイゾーン人工芝設置工事 登下校「ミマモルメ」設置 4年　震災の影響により高原学校に変更（草津・白根） 聖歌隊・児童会有志　被災地訪問（大船渡北小学校他）
2012	Sr.鈴木裕子第9代理事長就任 ドン・ボスコ・ファミリークラブ(放課後課外クラブ)開始 児童会・聖歌隊有志　被災地大船渡訪問（２回目）
2013	児童会・聖歌隊有志　被災地大船渡訪問（３回目） ドン・ボスコ広場　石碑設置
2014	多目的ホール空調工事
2015	高原学校場所　白根山噴火の可能性があるため尾瀬に変更（富岡製糸場・尾瀬・川の博物館） 書道室を普通教室に改装 ドン・ボスコ生誕200周年　星美祭　学年全体でお祝いをする。
2016	星美アフタースクール開始（NPO放課後アフタースクールに委託） 希望者パン昼食開始 5年男子　2クラス　旧英語室を教室として使用開始 1･5年生仲良し遠足開始（荒川土手） 4年　高原学校（日光・尾瀬・川の博物館） 6年　広島平和学習　2泊3日に変更 3年　林間学校　1泊2日に変更 学習発表会　2年・4年・5年と3学年に変更 DBFD（教育を考える会）が星美祭と併合 イタリア教育関係者　来校 カトリック音楽会　3年生出場 ホームステイ　オーストラリアシドニーに変更
2017	5年・6年男子クラス2クラス　　計20クラスになる 旧書道室を教室として使用 菅区長様　ご来校 香港　聖母小学校教員来校（シスター2名、教員21名） 出退勤管理システム　導入
2018	1･5年なかよし会（なかよし遠足から変更） 特別教室棟3･4階、普通教室棟　空調工事 特別教室棟、普通教室棟　WI-FI工事 児童用iPadを40台購入 11日　サレジオ会総長　第11代アンヘル・フェルナンデス・アンティメ神父

さいごに

ここまで、星美学園小学校についてご紹介してきました。

星美学園小学校では、カトリック教に基づいた宗教教育や6年間の英語教育、「アシステンツァ」をベースにした教育など、さまざまな特色があり、お子さんの成長のきっかけになる教育が施されている学校です。

そのため、ぜひ、ご家庭の志望校の一つとして検討してみてくださいね。