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お受験の基礎

【私立小学校受験対策】メリット・デメリット、考査内容、注意点を解説!

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近年、公立小学校ではなく、私立小学校へ通わせようか検討するご家庭が増えてきています。

以前までは、経済的に余裕のある家庭のお子さんが小学校受験を受けるのが主流でしたが、現在では共働きのご家庭でもお子さんに私立小学校を受験させる方が増えています。

その理由はさまざまで、公立小学校の教育や教員の質に不安を抱えている方もいれば、中学受験や高校受験、ひいては大学受験で厳しい競争に巻き込まれるより、小学校入学時点で受験をさせたいという方も少なくありません。

そこで、ここでは私立小学校のメリット・デメリット、考査内容、注意点を解説していきます。

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お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

私立小学校の5つのメリット

文部科学省の調査(※)によれば、私立小学校は213校あるとされています。

私立学校の振興|文部科学省

また、私立小学校の特色は、学校毎にちがっていて、それぞれの教育方針を掲げています。

そんな私立小学校は、公立小学校に比べて主に以下の5つの魅力があるとされています。

一貫したカリキュラム(中高一貫校)
⇛大学受験などで有利になる。

教員の転勤がほとんどない
⇛継続的な教育ができる

独自の教育方針・カリキュラム

中高大の受験の競争に巻き込まれない

いじめや学級崩壊などの問題が少ない

私立小学校と公立小学校を比べたとき、私立小学校には上記のような魅力があります。

①~⑤のメリットについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!

【私立小学校の魅力は?】公立小学校との違いとメリット・デメリット!私立小学校は独自の教育方針やカリキュラムを持っていたり、教員の異動などもほとんどなかったりなどさまざまな魅力やメリットがあります。ですが、その一方で学費が高いなどのデメリットもあるので、それを踏まえて今回は私立小学校の魅力に迫っていきます!...

私立小学校における5つのデメリット

私立小学校にはたくさんの魅力やメリットがありますが、良いことばかりではありません。

私立小学校のデメリットは以下の通りです。

①入学後に勉強しなくなる恐れがある
⇛外部生との競争に負ける可能性あり

②地元の子どもとの人間関係が希薄になる

③周りの環境の変化が少ない

④学費やその他の保護者活動の負担が大きい

⑤先生に一度良くない印象を与えると危険

①~⑤のデメリットについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!

【私立小学校の魅力は?】公立小学校との違いとメリット・デメリット!私立小学校は独自の教育方針やカリキュラムを持っていたり、教員の異動などもほとんどなかったりなどさまざまな魅力やメリットがあります。ですが、その一方で学費が高いなどのデメリットもあるので、それを踏まえて今回は私立小学校の魅力に迫っていきます!...
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私立小学校の学費・費用

私立小学校は、公立や国立の小学校に比べて、経済的負担が大きいです。

学費が比較的安い小学校でも「30~35万円程度(年額)」、高額な学校であれば「100万円以上」のところもあります。

そのため、入学後にその経済的負担に耐えられるかどうかも、志望校を決める上で重要になってきます。

(私立小学校のほとんどは、書類提出保護者面接を設けていますが、その目的のひとつとして、経済的負担に耐えられるかどうかを見ているとされています。)

また、私立小学校の学費に関しては以下の記事にそれぞれまとめていますので、気になるほうをチェックしてみてくださいね!

【私立小学校の学費・費用】1年間で150万円必要!半数が年収1,200万円以上!私立小学校を検討する中で、まず最初に気になるのが「学費」ですよね。学費にはさまざまなものが含まれています。そこで、今回は私立小学校の平均的な学費やその内訳などについて、わかりやすく解説します。そのため、私立小学校の学費が気になる方は要チェックです!...

私立小学校の寄付金精度

私立小学校では、入学後にあたって「寄付金」の支払いを求められることがあります。

寄付金とは、その名の通り、お子さんが6年間通う学校に寄付するお金のことで、主に設備などへの投資に使用されます。

また、寄付金の記載は、

「一口◯万円 ◯口以上 任意」

などのように「一口」という単位を用いられます。

また、寄付金はほとんどの学校が「任意」という形を取っています。

ですので、学校側からすると名目上は「できれば支払ってほしい」というふうなスタンスであると言えます。

寄付金に関しては、

「一口◯万円 ◯口以上 任意」

といったような形で記載されていることが多いです。

これにはいくつかの解釈ができます。

例えば、

「寄付金自体”任意”ですが、できれば最低◯口はいただきたいです」

と受け取ることもできれば、

「最低◯口はいただきたいですが、それ以上納めていただける場合は任意でお願いします。」

というふうに受け取ることもできます。

また、一説によれば、寄付金の納付率が8割に達する学校もあれば、5割に満たない学校もあるとのこと。

加えて、私立高より私立中、私立中より私立小と、学校の段階が下がるにつれて、寄付金を払う雰囲気が強くなる現象も見られるそうです。

たしかに、寄付金は建前では”任意”となっていますが、支払いが求められた場合は、金銭的に余裕があるないにかかわらず、基本的には全員が支払うことが多いようです。

また、寄付金は約30万円~50万円程度のケースが多いです。

私立小学校の寄付金に関して、さらに詳しく知りたい方は以下の記事で解説していますので、こちらをチェックしてみてくださいね!

【私立小学校の寄付金は払うべき?】寄付金の実態や学校・保護者の本音を紹介!私立小学校の寄付金にはさまざまな通説や噂がありますよね。そこで今回は寄付金は「義務」か「任意」か、また、納めるとしたら平均どのくらいの額なのかなど"寄付金のいろは"について解説!寄付金が多い学校ランキングも紹介しているので気になる方は要チェック!...

私立小学校の通学制限・通学区域

私立小学校では、一部の学校を除いて、通学制限や学区の指定はありません。

そのため、極端に離れていない場合は、問題なく出願することができます。

ですが、お子さんの体力を踏まえると、現実的には家から学校までの片道がドア・ツー・ドアで最長でも60分以内で通える範囲の学校を選ぶことをおすすめします。

ちなみに、各小学校の指定する範囲は40分程度が最も多くなっています。

また、通学制限や学区などに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!

【小学校受験】通学範囲・学区の指定はあるの?私立小・国立小別で解説!小学校受験の学校選びのポイントのひとつに「通学範囲」があります。どれだけ教育・指導方針に共感できたとしても、通学するのに2時間も3時間もかかっていては現実的ではありません。そこで、今回は私立小・国立小別に通学範囲や学区について解説していきます。...

首都圏で人気の私立小学校ランキング

ここでは最新のデータをもとに、志願倍率から見た人気の私立小学校上位20位をご紹介していきます。

以下のランキングで人気私立小学校のだいたいの倍率であったり、男女別の倍率を知ることができますので、私立小学校の倍率のイメージをまずは掴んでみましょう。

順位 私立小学校名 志願倍率(倍) 男子(倍) 女子(倍)
1 慶應義塾横浜初等部 13.0 11.6 15.1
2 東京農業大学稲花小学校 12.0 13.1 10.9
3 慶應義塾幼稚舎 11.6 10.1 14 .7
4 学習院初等科 8.9 8.7 9.1
4 早稲田大学系属早稲田実業学校初等部 8.9 7.9 10.7
6 雙葉小学校 8.3 8.3
7 桐朋学園小学校 7.8 10.4 5.1
7 東洋英和女学院小学部 7.8 7.8
9 立教女学院小学校 6.3 6.3
10 光塩女子学院初等科 6.2 6.2
11 青山学院初等部 5.6 5.8 5.3
12 東京女学館小学校 5.5 5.5
13 成蹊小学校 5.2 5.4 4.9
14 聖ドミニコ学園小学校 4.8 4.6 4.9
14 桐朋小学校 4.8 6.0 3.5
16 田園調布雙葉小学校 4.7 4.7
16 洗足学園小学校 4.7 4.0 5.5
18 暁星小学校 4.5 4.5
18 森村学園初等部 4.5 4.4 4.5
18 横浜雙葉小学校 約4.5(※) 約4.5(※)

※横浜雙葉の志願倍率は概数で割った数値。(首都圏以外の学校でランキングに入る学校はありませんでした。)

上位20位はこのようなランキングになっています。

より詳しい解説については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!

【首都圏で人気の私立小学校ランキング2022】倍率の高い人気私立小学校をご紹介!今回は最新のデータをもとに、志願倍率から見た人気の私立小学校上位20位と注目の学校や来年度の予測についてご紹介していきます。そのため、首都圏で人気の私立小学校を知りたい方、また、私立小学校の倍率がどの程度か知りたい方はチェックしてみてくださいね!...

私立小学校の種類

私立小学校は、創立者の考え方が強く反映されており、学校自体にも自由裁量の余地があります。

これは、さまざまな点で見られます。

例えば、国立や公立の小学校では共学が一般的ですが、私立小学校では「共学校」だけでなく、「男子校」「女子校」などがあります。

また、キリスト教の私立小学校(ミッション・スクール)仏教系の私立小学校など、特定の宗教の考えを教育・指導方針に反映させている学校もあります。

ほかにも、中高一貫校や大学まで付属している私立小学校までさまざまです。

以下では、私立小学校の種類別にご紹介しているので、気になる記事がありましたら、チェックしてみてくださいね!

【首都圏の私立男子小学校2020】男子校のメリット・デメリットを解説!私立男子小学校校にはメリットとデメリットの両方があります。そこで今回は、男子校の良い点・悪い点や首都圏における私立男子小学校について解説していきます。そのため、男子校を検討している方や首都圏の私立男子小学校を知りたい方は参考にしてみてくださいね!...
【首都圏の私立女子小学校2020】女子校のメリット・デメリットを解説!私立女子小学校校にはメリットとデメリットの両方があります。そこで今回は、女子校の良い点・悪い点や首都圏における私立女子小学校について解説していきます。そのため、女子校を検討している方や首都圏の私立女子小学校を知りたい方は参考にしてみてくださいね!...
【小学校受験】中高一貫の私立小学校を紹介!高校まで内部進学を希望の方必見!中高一貫の私立小学校に進学することで、中学受験や高校受験を避けられるだけでなく、大学受験にもしっかりと備えることができます。また、そのような理由から中高一貫校の私立小を志望するご家庭も多いです。そこで、今回は中高一貫の私立小学校をご紹介します。...
【小学校受験】大学まで内部進学できる首都圏の私立小学校・幼稚園を紹介!今回は首都圏で大学まで附属している私立小学校をご紹介します。また、学校によっては、「幼稚園~大学」と「小学校~大学」の2つに分かれるため、それぞれ分けてご紹介します。そのため、大学まで内部進学できる私立小を知りたい方は参考にしてみてくださいね!...
【小学校受験】首都圏における宗教系の私立小学校とその特徴、選び方を解説!今回は、私立小学校と宗教について解説していきます。私立小学校には、創立者や創立団体の影響を受けて、キリスト教や仏教などを信仰している学校があります。そのため、宗教系の私立小学校も視野に入れて、学校選びをしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!...

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それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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