小学校受験を初めて受験する方は、学校選びや幼児教室選び、対策方法など、わからないことばかりですよね。
そこで、ここでは、「志望校の選び方」や「対策を始める時期」「幼児教室の選び方」など、小学校受験をする上で必要な基礎知識を解説していきます。
目次
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お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。
三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。
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それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!
志望校の選び方とポイント
小学校受験の志望校を選ぶ際には、「知人が通っているから」「有名な私立小学校だから」などの理由だけで志望校を選ぼうとすると、いざ合格しても、学校と考えが合わなかったり、お子さんと校風が合わなくて楽しい学校生活を送れなかったりする危険があります。
そのため、学校の教育・指導方針以外にもさまざまな点を比較・検討する必要があります。
また、志望校選びをする際のポイントは次の6つです。
①「国立」か「私立」か
②教育・指導方針、校風
③通学時間・範囲
④男子校か女子校か
⑤中高大の付属校の有無
⑥放課後教育の有無
志望校選びをするときは、上記の6つのポイントに基づいてしっかりと比較・検討する必要があります。
それぞれのポイントについては以下の記事で詳しく解説していますので、まずはこちらをチェックしてみてくださいんね!
小学校受験対策を始める時期
小学校受験を検討しているご家庭の方々からよく寄せられるご質問のひとつに「小学校受験の準備はいつから始めればいいですか?」というものがあります。
結論からお伝えすると、年少から準備するご家庭もあれば、年長から本格的に準備して難関と言われる私立小学校に合格していったご家庭もありますので、一概に「◯歳から」と言うことはできません。
ただ、小学校受験の対策は、「細く、長く」対策することがポイントになります。
つまり、日常生活のなかでコツコツ準備していくことが大切なのです。
ですが、おおよそのスケジュールや目処があると、準備を進める上でも負担が軽くなると思いますので、ここでは、おおよその小学校受験までのスケジュールをご紹介します。
それは、以下の通りです。
●年中:おおよその志望校を決める
※余裕があれば、学校説明会などに言ってみるのもオススメです。また、気になる学校の直近3年分の過去問なども確認して、試験内容など把握し、日々の生活に少しずつ取り入れるようにしましょう。
●年長
5月~6月:学校説明会
※学校説明会に来ていく服装(親子両方)を用意しておく必要あり。
(早い学校では5月から願書を配布)
7月~8月:願書用の写真撮影・健康診断の準備
9月:願書配布開始+学校説明会・学校行事シーズン
※埼玉や神奈川の学校を受験する場合、願書締め切りは9月上旬から中旬。埼玉は考査日が早く、9月下旬から開始。
10月:東京の私立の願書の締め切り
10月中旬~11月:試験実施・合格発表・入学手続き
また、小学校受験対策を始める時期やポイントについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!
幼児教室に通い始める時期
小学校受験を検討しているご家庭からよく寄せられるご質問のひとつに、「幼児教室に通い始める時期」があります。
実際、小学校受験を見据えて、0歳から脳教育系の幼児教室に通わせるご家庭もあれば、幼稚園に入った年少のタイミングで小学校受験対応の幼児教室に通わせるご家庭もあります。
さらには、受験期間である年長になってから通わせて、難関私立小学校に合格していくご家庭もあります。
つまり、幼児教室には通わせる時期は、ご家庭それぞれで、早く通わせたからといって必ず小学校受験に合格するというわけではありません。
そのため、ご家庭の状況やお子さんの能力などに応じて、通わせることがポイントになります。
幼児教室に通わせるタイミングは主に以下の5つであることが多いです。
①0歳~1歳
②2歳~
③年少
③年中
⑤年長
お子さんの発達や区切りを考えると、上記の①~⑤のタイミングで通わせるご家庭が多い印象です。
どの時期に通わせたほうがいいのかについては、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもしっかりとチェックしてみてくださいね!
幼児教室の選び方とポイント
小学校受験に対応した幼児教室はたくさんありすぎて、選ぶ時に迷ってしまいますよね。
「とりあえず大手に行かせておこう」「先輩ママがオススメしていた教室にしよう」といような理由で決める方が多くいらっしゃいます。
もちろん、このような選び方で、たまたまお子さんにフィットしたのであれば大丈夫ですが、逆にお子さんに合わなくて、思ったより能力やスキルが伸びないことも…。
また、幼児教室の選び方は、ご家庭の状況や志望校などによっても異なります。
それを踏まえて、幼児教室を選ぶときのポイントは次の7つです。
①「直近」の合格実績
②コース・レッスンの内容・構成
③先生の人柄や教室の理念・雰囲気
④受講費用
⑤通塾時間や距離
⑥願書添削・面接対策があるか
⑦保護者面談などを定期的に行ってくれるか
それぞれのポイントについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!
国立・私立小学校の学費
小学校受験をする上で気になるのが「学費」ですよね。
国立小学校は公立小学校と同じで学費は無料になります。
ですが、国立小学校によっては、教材費や積立金、後援会費などで初年度に20万円~30万円の費用が必要になるためその点は注意しましょう。
一方で私立小学校は、公立や国立の小学校に比べて、経済的負担が大きいです。
学費が比較的安い小学校でも「30~35万円程度(年額)」、高額な学校であれば「100万円以上」のところもあります。
そのため、入学後にその経済的負担に耐えられるかどうかも、志望校を決める上で重要になってきます。
(私立小学校のほとんどは、書類提出や保護者面接を設けていますが、その目的のひとつとして、経済的負担に耐えられるかどうかを見ているとされています。)
また、国立小学校と私立小学校のそれぞれの学費に関しては以下の記事にそれぞれまとめていますので、気になるほうをチェックしてみてくださいね!
小学校受験までにかかる対策費用
小学校受験するにあたって、年長1年間にかかる費用はトータルで約230万円かかると言われています。
小学校受験の費用と聞くと、まず思い浮かぶのが「塾代」ですよね、
ただ、塾代といっても、さまざまです。
一般的な小学校受験対策を専門とする幼児教室に加えて、絵画教室や体操教室をかけもちするご家庭が多いです。
(年長1年間では約230万円ですが、年中から塾や幼児教室に通うと2年間で300万円を超えることも…。)
また、それ以外にも夏期・冬期などの季節講習、模試費用がかかりますし、塾代以外のもので言うと受験用のお洋服代や写真代などもかかります。
そのため、塾代は受験費用の一部に過ぎず、他にも諸々と費用がかかってくることをあらかじめ理解しておく必要があります。
以下の記事で、小学校受験までにかかる対策費用に関して、より詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!
小学校受験に関するQ&A
ここでは、小学校受験のよくある質問をご紹介します。
そのため、気になるものがありましたら、チェックしてみてくださいね!
学校説明会は参加すべき?
小学校受験を受験するご家庭は、必ずと行っていいほど志望校の学校説明会に参加するのが常識となっています。
また、学校説明会では、その学校の教育・指導方針はもちろん、学校が求める子ども像や試験についてなど、受験に関する貴重な情報が得られる場でもあります。
そのため、その学校に本気で通いたいのであれば、学校説明会は参加することを強くオススメします。
また、学校説明会の必要性については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
縁故・コネは合否に関係あるの?
「近親者が卒業生だから」「ごきょうだいがすでに在籍しているから」といった理由で、志願者の合否が直接的左右されることはありません。
仮に、縁故のみでお子さんを受け入れていては、学校全体の学力が低下し、その学校のブランドや価値も下がる恐れがあります。
(そうなることは学校側としても避けたいはずです。)
そのため、あくまでも学校側のスタンスとしては、縁故関係なく、そのお子さんとご両親の実力や振る舞いをしっかりと見て、合否を判定するというふうになっています。
実際、見方を変えると、近親者が卒業生だったり、ごきょうだいが在校生だと、合否に直接的に影響しなくとも、さまざまな点で有利に働くケースがあります。
また、実際、政治、産業界、後援会などの影響で、一定数「縁故枠」が設けられていると噂のある私立小学校も一部あります。
実際、私学は、公立・国立とはちがうため、仮に合格者を決めるときに縁故を重視していても文句は言えません。
ですので、正直なところ、縁故と小学校受験の関係はブラックボックスであることも否定はきません。
小学校受験と縁故の関係に関しては、以下の記事でより詳しく解説していますので、気になる方はこちらをチェックしてみてくださいね!
「親の学歴」は合否に関係ある?
親の学歴のみでお子さんの合否を判断する小学校は1校もないでしょう。
(実際、高卒の親御さんのお子さんでも難関とされる小学校に合格されているケースがあります。)
その理由はいくつか考えられますが、もし本当に親の学歴のみで合否を判断するのであれば、日程を設けてペーパーテストや運動テストなどの試験や面接などをする必要はありません。
さらに、詳しく知りたい場合は、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらをチェックしてみてくださいね!
親の職歴(勤務先)や年収は関係ある?
親の学歴のみでお子さんの合否を判断する小学校は1校もないでしょう。
実際、小学校受験に合格しているご家庭の親御さんの職業は、一般的な会社員、公務員、自営業、経営者などさまざまです。
そのため、会社名や就業状態だけで合否を判断されることはありません。
また、実際、学歴は受験生本人に関係ないため、書類に記入させるのはおかしいという意見も一部から上がっています。
さらに、このことを気にして、最近は正式書類としてではなく、願書提出時に附帯書類としてアンケート用紙を配布し、それに職歴や学歴を記入させる学校もあるようです。
なかには、無記名で提出する方もいるようですが、記入欄がある場合は、基本的に記入したほうが無難だと思います。
また、勤務先が緊急連絡先になることもありますので、そういった意味で無記名は避けるようにするほうが良いと思います。
より詳しく知りたい方は以下の記事で詳しく解説していますので。気になる方はこちらをチェックしてみてくださいね!
通学範囲・学区の指定はあるの?
私立小学校では、一部の学校を除いて、通学制限や学区の指定はありません。
そのため、極端に離れていない場合は、問題なく出願することができます。
ですが、お子さんの体力を踏まえると、現実的には家から学校までの片道がドア・ツー・ドアで最長でも60分以内で通える範囲の学校を選ぶことをおすすめします。
ちなみに、各小学校の指定する範囲は40分程度が最も多くなっています。
一方で、国立小学校は、私立小学校とちがって応募資格に「通学制限」を設けており、その種類は主に以下の2つです。
①居住地域の制限
⇛親子の居住地区による制限
②通学時間の制限
⇛自宅から学校までの通学時間による制限
小学校1年生のお子さんは幼児と同じようにまだ未発達なところが多いため、自宅から学校まであまりに遠いと通学がむずかしいです。
そのため、居住地域や通学時間による制限があります。
なお、通学制限に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、国立小学校を志望する方はあわせてチェックしてみてくださいね!
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