課題別対策

【小学校受験】「図形分割」の教え方やおすすめ問題集をプロが解説!

小学校受験のペーパーテストでは、図形に関しての問題がよく出題されます。

また、図形問題の単元のひとつに「図形の分割」があります。

「図形分割」の問題は、例えば次のようなものになります。

051 ばっちりくんドリル 図形の分割(基礎編)サンプル P.1
052 ばっちりくんドリル 図形の分割(応用編)サンプル P.30

このように、「○」「△」「□」など特定の形を構成するパーツを求めたり、指定された図形を二等分にするように線を引くように指示される問題が出題されます。

これは立体図形とは違って平面図形の問題ではありますが、幼児期のお子さんにとっては難しい単元のひとつです。

そのため、いきなりプリントを解かようとしても、図形の理解が元々優れていたり、幼い頃からパズルに触れているようなお子さんでなければ難しいでしょう。

また、この問題を解くには、頭のなかで図形を構成する想像力も必要です。

そうなると、一長一短で解けるようになる単元ではありません。

加えて、ペーパーばかりやらせていても、このタイプの問題を自然に解けるようになることは少ないため、パズルやオリジナル教材を活用する必要があります。

このような理由があって、小学校受験をするご家庭が対策に困りやすい単元のひとつでもあるのです。

そこで今回は、「図形の分割」を教えるときのポイントやコツ、おすすめの問題集について、小学校受験講師の意見も踏まえて、わかりやすく解説していきます。

「図形分割」の問題タイプと種類

「図形分割」といっても、問題のタイプはさまざまです。

そのため、まずは「図形分割」で実際にどのような問題が出題されるのか解説していきます。

「図形の分割」では、主に次のようなタイプの問題が出題されます。

①ハサミで切ったときの形を求める問題

②見本図になるような切り方を求める問題

③足りないパーツを求める問題

④図形を二等分する線を書く問題

⑤バラバラにしたパーツを求める問題

「図形の分割」に関しては、主に上記の5つのタイプの問題に対応できれば問題ありません。

では、①〜⑤について、それぞれの特徴や具体例などについて見ていきましょう。

①ハサミで切ったときの形を求める問題

1つ目は「ハサミで切ったとき形を求める問題」です。

例えば、次のような問題になります。

051 ばっちりくんドリル 図形の分割(基礎編)サンプル P.1

これは「図形分割」の中でも最もシンプルな問題です。

また、図形が苦手なお子さんでも、このタイプの問題は比較的簡単に理解することができます。

ですが、図形が「△」や「□」になったり、ハサミで切る線が複雑になったりすると問題のレベルが上がって、解けなくなるお子さんも増えます。

②見本図になるような切り方を求める問題

2つ目は、見本図になるような「切り方」を求める問題です。

これは、①と逆バージョンの問題で、先にハサミで切られた後のパーツの見本図が示されるので、そのような形にするための「切り方」を問われます。

これは①と逆の発想が必要なため、実際に問題の図形を印刷した用紙とはさみを使って、手を動かしながら解かせることをおすすめします。

見本図が複雑になればなるほど問題レベルが上がるため、まずは簡単なものから始めるようにしましょう。

③足りないパーツを求める問題

3つ目は、足りないパーツを求める問題です。

例えば、次のような問題です。

052 ばっちりくんドリル 図形の分割(応用編)サンプル P.30

これは、「図形分割」の代表的な問題のひとつです。

この問題を解くには、頭の中で問題で提示されているパズルを使って図形を構成する想像力が必要です。

また、このタイプの問題は図形やパズルに馴染みがあるお子さんでないと、最初はなかなか正しい答えを選ぶことがむずかしいです。

加えて、レベルが上がれば上がるほど、パーツの形もより複雑になっていきます。

④図形を二等分する線を書く問題

4つ目は、図形を二等分する線を書く問題です。

例えば、次のような問題です。

052 ばっちりくんドリル 図形の分割(応用編)サンプル P.1

これは、まったく同じ形になるように、二等分する線を書かなければなりません。

大人にとっては簡単かもしれませんが、幼児期のお子さんにとってはレベルの高い問題です。

そのため、二等分する線をお子さんに書かせた後、それを線に沿って切ってみて、ぴったり重なるか実際に確かめてみるなどの工夫をする必要があります。

⑤バラバラにしたパーツを求める問題

5つ目は、バラバラにしたパーツを求める問題です。

例えば、次のような問題です。

051 ばっちりくんドリル 図形の分割(基礎編)サンプル P.15

これも「図形分割」の代表的な問題のひとつです。

①のタイプの問題と類似していますが、より複雑になっているため、①よりレベルが高い問題となっています。

ですが、①と⑤の問題は、しっかりと線を見分けることができれば答えられる問題でもあります。

「図形分割」を教え方とポイント

図形分割の問題を解けるようになるためには、とにかく具体物を使って手を動かすことが必要です。

ただ、忙しい中で教えようとすると、手の込んだオリジナル教材などを作るのはなかなか難しいですよね。

そのような方は、「図形分割」の問題集を少し大きめのサイズに印刷して、その用紙を実際にハサミで切ったり、組み合わせたりしながら問題を解くことをおすすめします。

例えば、先ほどご紹介した次のような問題があるとします。

051 ばっちりくんドリル 図形の分割(基礎編)サンプル P.1

この問題を初めて解くときは、まず上の見本図の「○」をハサミで切ります。

その後、見本図の「○」のなかに書かれている線に沿って、実際にお子さんにハサミで切らせてみましょう。

そして、切った後に、それを見ながら”答え”を選びます。

そうすることで、問題集を実際に具体物として活用して、問題を解くことができるため、理解も深まります。

また、これを繰り返し行うことで、ハサミを使う練習にもなるため、制作にも生きてきます。

次のような問題でも同じです。

052 ばっちりくんドリル 図形の分割(応用編)サンプル P.30

これもペーパー上だけでは解けないようであれば、すべてのパーツをまずは切ってみましょう。

やり方としては、まず一番左のパーツを線に沿って切ります。

そして、切ったパーツを実際に手で動かしながら、「□」の形になるように作ります。

その後、必ず足りないパーツがあるため、それを右の選択肢から選ばせます。

このとき、ペーパー上だけで解けないようであれば、少し手間はかかりますが、選択肢のパーツもすべて切って、ひとつひとつはめてみましょう。

そうすれば、実際にパズルをしているときと同じ感覚で学習することができます。

ですので、いきなりペーパー上だけで解かせるのではなく、このような一工夫もしてみてくださいね!

スポンサーリンク

「図形分割」のおすすめ問題集

次に、「図形分割」の練習をするときに役立つ”おすすめの問題集をご紹介します。

基礎レベルの問題集!
商品の詳細情報

【商品名】
ばっちりくんドリル 図形の分割[基礎編] (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円

応用レベルの問題集!
商品の詳細情報

【商品名】
ばっちりくんドリル 図形の分割[応用編] (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円

さいごに

今回は、「図形の分割」を教えるときのポイントやコツ、おすすめの問題集について、小学校受験講師の意見も踏まえて解説してきました。

「図形の分割」は幼児期のお子さんがつまずきやすい単元のひとつです。

また、理解していない状態で、何回問題を解かせても解けるようになることは少ないです。

そのため、今回解説したポイントを踏まえて、取り組んでみてくださいね!

また、小学校受験の図形問題でつまずきやすい単元のひとつに「立体図形」もあります。

立体図形の対策方法やおすすめの問題集に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね!

【小学校受験】立体図形の教え方やオススメの教材をプロが解説!小学校受験の立体図形問題は、幼児期のお子さんがつまづきやすく、教えるのが難しい分野の一つでもあります。そこで今回は、小学校受験の立体図形における対策ポイントや具体的な教え方などについて、小学校受験講師の意見も踏まえて、わかりやすく解説していきます。 ...