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課題別対策

【小学校受験】雑巾がけの必要性と楽しい練習方法をプロが解説!

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小学校受験を受けるにあたって、お子さんにぜひやらせていただきたいお手伝いのひとつに「雑巾がけ」があります。

雑巾がけは、過去に有名私立小学校で課題の一つとして出題されたこともあります。

また、筑波大附属小学校などの国立小学校で頻出の「クマ歩き」の練習にもなりますし、その他の運動能力や握力などにも生きてきます。

加えて、面接でお手伝いについて聞かれたときにも、”引き出し”のひとつとして活用することができます。

こういった意味で、雑巾がけは、小学校受験においてとても大切なお手伝いのひとつなのです。

それを踏まえた上で、今回は小学校受験における雑巾がけのメリットや正しいやり方、ポイントなどについて、小学校受験講師の意見も踏まえてわかりやすく解説していきます。

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「雑巾がけ」のメリットや効果

まず、小学校受験において「雑巾がけ」をすることで、どのようなメリットや効果がもたらされるのかについて解説していきます。

雑巾がけのメリットや効果としては次のようなことが挙げられます。

①そのまま試験対策になる

②運動能力の向上につながる

③面接のネタになる

④握力や指先の力のトレー二ングになる

⑤掃除の楽しさ・達成感を得られる

雑巾がけには、このようなメリットや効果を期待することができます。

では、①〜⑤について、それぞれもう少し詳しくみていきましょう。

①そのまま試験対策になる

雑巾がけは、過去に次のような有名難関私立小学校で課題として出題されたことがあります。

◉成蹊小学校

◉慶應義塾横浜初等部

※チームでコーンを回る雑巾がけリレー

このように、雑巾がけは実際に小学校受験の試験で”課題”として出題されたことがあります。

そのため、雑巾がけをしっかりと日頃からしておくことで、試験対策のひとつになるということです。

また、雑巾がけの動きは筑波大附属小学校などの国立小学校で頻出の「くま歩き」の動きに似ています。

そのため、くま歩きを意識しながら雑巾がけをすることで、その練習にもなります。

②運動能力の向上につながる

雑巾がけをする際、足腰の力や腕の力を必要とします。

まず、雑巾掛がけをする際にしゃがむと思いますが、今のお子さんはこの「しゃがむ」という行為自体できないこともあります。

ひと昔前までは、お手伝いのひとつとして子どもに雑巾がけをさせるご家庭は多くありました。

ですが、今ではお手伝いとして雑巾がけをさせるご家庭は少数派だと思いますし、クイックルワイパーなどのような便利なお掃除グッズもあります。

それに、昔は和式のトイレが一般的でしたが、現代では洋式のトイレがほとんどです。

これも、子どもがしゃがめなくなっている理由のひとつだとされています。

しゃがむという行為は、足腰の力はもちろん、足首のやわらかさなども必要です。

また、これらは他の運動能力にも必要なことです。

そのため、積極的に雑巾がけをさせることで、足腰の力のトレーニングにつながります。

さらに、雑巾がけをするときは、自分の体を支えるために、腕の力も必要になります。

つまり、雑巾がけを習慣化することで、足腰の力や腕の力を鍛えることができるということです。

これは、他の運動(走る、跳ぶ、ぶら下がる、ボールをつくなど)にもプラスの効果をもたらしてくれます。

小学校受験の運動テストでは、走る、跳ぶ、ぶら下がる、ボールをつくなどの課題がよく出されます。

そのため、それらの対策としても、雑巾がけは大切です。

③面接のネタになる

雑巾がけをお手伝いのひとつとしてやらせることで、面接の話のネタになります。

面接では、お手伝いについての質問をされることがよくあります。

【例】

<お子さんへの質問>

「おうちではどんなお手伝いをしますか。お母さんのお手伝いをしていますか。」

「雑巾をしぼったり、床を拭いたりしたことはありますか。」

「お父さま(お母さま)のお手伝いは何をしますか。」

<親御さんへの質問>

「お子さまは台所でお手伝いをしますか。」

「ご家庭ではどのようなお手伝いをさせていらっしゃいますか。」

このように、お手伝いに関しての質問は、親子ともに聞かれることが多いです。

また、

「雑巾をしぼったり、床を拭いたりしたことはありますか。」

など、雑巾がけをさせているか直接的に聞いてくる質問もされる可能性があります。

そのためにも、雑巾がけをさせておくことは大切です。

加えて、便利な道具や電子機器が溢れるこの時代に、子どもの健全な発達や成長を考え、あえて雑巾がけをやらせているというのは、そのご家庭の教育方針の反映するものであり、学校へのアピールのひとつにもなります。

そういった意味でも、雑巾がけは大切です。

④握力や指先の力のトレー二ングになる

雑巾がけに伴って、必ずセットでやらせてあげてほしいのが「雑巾しぼり」です。

雑巾しぼりでは、普段あまり使わない握力や指先の力を使います。

これは、「巧緻性(手先の動き・器用さ)」にも通じますし、小学校受験の制作課題でも生きてきます。

そのため、雑巾がけをさせるときは、しっかりと雑巾を水に濡らして、しぼるところから始めましょう。

⑤掃除の楽しさ・達成感を得られる

雑巾がけは、掃除の楽しさや達成感を得やすいお手伝いのひとつです。

雑巾でふいたところから、どんどん床がきれいになっていくため、お子さんも掃除の楽しさや達成感を感じやすいです。

そういった意味でも、お手伝いのひとつとして、雑巾がけはおすすめです。

雑巾がけをするときのポイントやコツ

次に、雑巾がけをするときのポイントやコツについて解説します。

お手伝いで雑巾がけをお子さんにしてもらうときは、次のようなポイントを意識してみてくださいね!

①雑巾は縦に絞るようにする

②直線とカーブコースを用意

③親子・きょうだいで競争ゲームをする

雑巾がけをするときは、上記の3つのポイントを意識しましょう。

また、最初は必ず親御さんがお手本を見せてあげましょう。

その後、必要に応じてサポートしながら、一緒にやるようにしましょう。

では、①〜③について、それぞれポイントやコツをもう少し詳しく解説します。

①雑巾は縦に絞るようにする

先ほどもお伝えしたように、雑巾がけをするときは、必ず水に濡らして、絞るところからやらせるようにしましょう。

また、雑巾を絞るときのポイントは「縦にしぼること」です。

持ち方のイメージは、野球のバッド、または、剣道の竹刀の持ち方です。

右利きの場合は、右手を上に、左利きの場合は左手を上にして、しぼりましょう。

②直線とカーブコースを用意

雑巾がけをするときは、「まっすぐ進むコース」と「カーブするコース」の二つを用意して、練習させましょう。

雑巾がけをすると、体力や筋力がもたず、途中からななめに進んで行ったり、ひざをついてしまったりすることが多いです。

そのため、最初は、スタートからゴールまで直線にして、そこをまっすぐ進むように指示しましょう。

それができたら、今度はカーブを取り入れてみましょう。

カーブは何かコーンやそれの代用となるものをおいて、それを倒さないようにして、回るように指示しましょう。

そうすることで、微妙な力加減や体のひねり方などを身につけることができます。

また、雑巾がけをしている途中は、基本的に膝をつかせないようにするのもポイントです。

③親子・きょうだいで競争ゲームをする

雑巾がけをするとき「競争」を取り入れるのもおすすめです。

最近では、競争を避ける方も多いですが、小学校受験もひとつの競争です。

また、競争させることで、お子さんの成長にもつながることがあります。

そのため、②のステップをクリアしたら、競争なども取り入れて楽しくできるよう工夫しましょう。

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さいごに

今回は、小学校受験における雑巾がけのメリットや正しいやり方、ポイントなどについて、小学校受験講師の意見も踏まえて解説してきました。

雑巾がけは、小学校受験の課題として出される可能性もありますし、その他のテストにもプラスの効果が期待できるお手伝いのひとつです。

また、面接でお手伝いについて聞かれたときの”引き出し”のひとつにもなります。

そのため、今回解説したことを参考に、ぜひお子さんと一緒に雑巾がけをやってみてくださいね!

また、雑巾がけ以外にも、小学校受験をする上でお子さんにやらせたほうがいいお手伝いがあります。

それらに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもあわせてチェックしててみてくださいね!

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それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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