「小学校受験の行動観察ってどんなことするの?」
「行動観察で審査されているポイントはどこ?」
小学校受験で私立・国立に共通する課題「行動観察」。
これは、子どもを自由に遊ばせたり、他の受験生と一緒に遊ばせたりすることで、どんな振る舞いをするのかを審査する課題となっています。
小学校受験では、中学受験や高校受験とちがって、科目別にペーパーテストをすることはできません。
行動観察で見られる子どもの振る舞いは、日頃のご家庭での躾やマナーがどこまで行き届いているか、また、入学後の態度や姿勢にも直結すると言えます。
そういった点から行動観察は小学校受験における重要課題のひとつと言えます。
そこで、今回は行動観察で審査されるポイントや課題内容などについてわかりやすく解説していきます。
そのため、行動観察について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!
本書では、小学校受験における行動観察の評価ポイントや対策方法、注意すべき点などについて、詳しく解説しています。
また、行動観察で評価されやすいチェックリストも付いています。
そのため、小学校受験の行動観察に少しでも不安がある方、行動観察でどんなことを子どもに意識させたらよいのかわからない方にピッタリの内容となっています。
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目次
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【行動観察ってどんなことするの?】
行動観察の課題で多い4つの課題内容
行動観察では、基本的に子ども同士のコミュニケーションや振る舞いなど審査するために行われます。
また、基本的には、ブロックやボール、平均台など、さまざまな道具や器具がある教室や体育館などでおこなわれます。
そして、5~10人程度の集団を作って、約20分程度、自由に遊ばせたり、特定の課題を指示して取り組ませるというパターンが多いです。
また、それらを観察するために行動観察では主に以下の4つの課題のいずれかを指示されることが多いです。
①「自由遊び」の課題
②「集団におけるコミュニケーション」の課題
③「勝敗のあるゲーム」の課題
④「真似・模倣系」の課題
学校やその年によって、課題の具体的な内容は異なりますが、基本的には上記の4つのいずれかに該当する課題が指示されます。
では、それぞれの課題について、以下でもう少し詳しく見ていきましょう。
①「自由遊び」の課題
1つ目は「自由遊び」の課題です。
これは、名前の通り、お部屋にあるさまざまな道具や器具を使って、自由に遊ぶ課題となっています。
この課題では、「一緒に遊ぼう」と声をかけられるか、また、誘われたときに快く同意できるか、孤立したりしないかなどを主に試験官は観察しています。
ほかにも一緒に遊ぶなかで、他の子どもを邪魔したり嫌がらせしたりしないかはもちろん、上手にコミュニケーションを取ることができるか、協調性などがあるかも審査の対象になっています。
②「集団におけるコミュニケーション」の課題
次は、「集団におけるコミュニケーション」の課題です。
この課題では、チームを作って、特定の課題を相談しながら一緒に取り組んできます。
例えば、一緒に模造紙の中に一つの絵を書いたり、紙コップを使ってお城を作ったり、積み木を重ねたりなどの課題があります。
この種の課題では、子どもが話し合いながら作業を進められるか、一人で自分勝手に作業を進めないか、チームの作業を妨害しないかなどが見られています。
また、話し合うなかで、自分の意見をきちんと言えるか、また、他の子の意見を否定しないで受け入れたり、妥協点を見つけたりできるかなども審査の対象となっています。
③「勝敗のあるゲーム」の課題
3つ目は、「勝敗のあるゲーム」の課題です。
具体的には「じゃんけんゲーム」や「玉入れ」などの課題が出されます。
また、このような勝敗のあるゲームをおこなうことで、子どもが勝った場合と負けた場合でどのような振る舞いをするかや気持ちの切り替えがスムーズにできるかなど見られています。
④「真似・模倣系」の課題
さいごが「真似・模倣系」の課題です。
この課題では、試験官が踊ったり、ポーズをしたり見せて、それを上手に真似できるかを観る課題になっています。
また、学校によっては、劇のワンシーンを演じさせるといった難度の高い課題を指示することも…。
この種の課題では、上手に真似できるかどうかだけでなく、恥ずかしがらないでできるか、全力で真面目に取り組むことできるかなど、「課題に対する姿勢・態度」も審査の対象となっています。
本書では、小学校受験における行動観察の評価ポイントや対策方法、注意すべき点などについて、詳しく解説しています。
また、行動観察で評価されやすいチェックリストも付いています。
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【どんな面が審査されているの?】
行動観察で重視される10のポイント
私立国立に関係なく「行動観察がない学校はない」と言われるほど、行動観察は重要な小学校受験の課題のひとつとされています。
なぜなら、行動観察では、子ども同士のコミュニケーションや協調性などだけではなく、基本的な挨拶ができるか、指示をじっと聞けるかどうかなども観察できる課題だからです。
(つまり、課題を行っている間だけでなく、入室してから退室するまでのすべてが審査対象と言えます。)
そのため、ただ課題をこなしただけでは合格できないケースも多々あります。
ですので、行動観察で審査項目として重視されているポイントを前もって知っておくことはとても大切です。
行動観察では、課題以外に具体的に以下のポイントが重視されています。
①基本的な挨拶ができるか
②きちとした返事ができるか
③静かにじっとして指示やお話を聞けるか
④きちんとした姿勢で座ることができるか
⑤順番がくるまできちんと待っていられるか
⑥協調性があるか・協力的か
⑦創造性があるか
⑧持続性があるか(飽きっぽくないか)
⑨上手にコミュニケーションを取れるか
⑩相手の立場に立てるか・思いやりがあるか
行動観察では、上記のようなポイントが試験官によって見られています。
もちろん、どのポイントを重視するかは受験する学校の教育方針などによって異なります。
ですが、行動観察で重視される共通のポイントして学校ごとに大きな差はないので、しっかりと上記のポイントを意識して、日々子どもに教えたり、対策することが重要になります。
そこで、①~⑩について、それぞれもう少し具体的に見ていきましょう。
①基本的な挨拶ができるか
まずは、基本的な挨拶ができるかどうかです。
挨拶はコミュニケーションの基本です。
そのため、先生に対してはもちろん、子ども同士でもしっかりと挨拶やお礼などを言えるかが大切になります。
具体的には以下の言葉などが該当します。
【先生が相手の場合】
「おはようございます。」
「よろしくお願いします。」
「ありがとうございます。」
「ごめんなさい。」
「さようなら。」
など
【子ども同士の場合】
「おはよう(こんにちは)」
「よろしくね」
「ありがとう」
「ごめんね」
「さようなら」
など
基本的な挨拶は、日頃から親御さんが子どもに徹底しているかを見極めるポイントでもあります。
また、子どもに挨拶を求めるだけでなく、保護者の方ご自身が挨拶をする姿をお子さんに見せてあげることも大切です。
②きちとした返事ができるか
先生の指示や声掛けに対して、きちんとした返事ができるかどうかも重要なポイントです。
「はい」とハキハキ・元気よく返事できるか、また、NOの場合は、「いいえ」としっかり伝えられるかどうかも大切です。
(「は~い」などダラッとした返事などもNGです。)
また、わからないことを聞かれときも「うーん」とモゴモゴしたり、黙り込まないで「わかりません。」としっかり伝えることができるかもポイントになってきます。
③静かにじっとして指示やお話を聞けるか
行動観察の際、試験官の先生から課題についての指示が出されます。
そのときに、静かにじっとして、先生の方を見て指示やお話を聞けるかも大切なポイントのひとつです。
指示を聞き取って、理解する力はもちろん、そのときの姿勢や態度も重要なので、意識するようにしましょう。
④きちんとした姿勢で座ることができるか
行動観察の際、椅子に座ったり、床に座るタイミングがあります。
そのときにダラダラしたり、寝転んだりしないで、きちっと座っていられるかも見られています。
これは、入学後の授業中の姿勢や態度、通学時のバスや電車の中での振る舞いなどにも直結するものです。
そのため、日頃からメリハリをつけて、指導する必要があります。
⑤順番がくるまできちんと待っていられるか
行動観察において、自分の順番がくるまで、動き回ったり、近くの子どもをおしゃべりしないで、きちんと待っていられるかも大事なポイントのひとつです。
これも、入学後の普段の生活や授業での態度・振る舞いに直接影響を与える要素になります。
また、他の子どもと上手に遊んだりする上でも、「待つこと」はとても大切です。
ですので、日頃、待つことに慣れていなかったり、落ち着きがない場合は、意識してトレーニングする必要があります。
⑥協調性があるか・協力的か
行動観察では、その子どもに協調性があるか、また、協力的かもしっかりと審査されています。
具体的には、行動観察を通して、
一緒に楽しく遊べるか、
指定された課題に仲間と協力して取り組めるか、
お友達の邪魔をしたりしないか
などが大切になります。
また、これは集団のなかでしかトレーニングできない点でもあります。
そのため、意識して知らない子どもと触れ合える環境を用意してあげることなどが大切になります。
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⑦創造性があるか
行動観察では、子どもの「創造性」も見られています。
限られた道具や器具を使って、ほかの子どもとどんな遊びやゲームをするのか、これは正に創造力を測る課題です。
また、一つの模造紙に絵を描いたり、紙コップを重ねて城をつくるなども、子どもの創造力や知恵を観察する課題と言えます。
そのため、日頃、限られた道具やおもちゃだけを用意して、それを組み合わせたりするトレーニングをしてあげることも大切です。
⑧持続性があるか
行動観察のなかでは、持続してお友達と課題に取り組むことができるかも審査されています。
具体的には、
うまくいかなかったときに途中で課題を投げ出さないか、
一定時間集中して取り組めるか、
飽きっぽくないか、
などが見られています。
そのため、一定時間一つのことに取り組ませるトレーニングなども大切になってきます。
⑨上手にコミュニケーションを取れるか
行動観察で最も重視される点のひとつに「コミュニケーション」があります。
これには、ここまでご紹介してきたさまざまなポイントが含まれています。
基本的な挨拶から「ありがとう」「ごめんなさい」などのお礼と謝罪、相手を誘うことができるか、自分の意見を言えるかどうかなど…
コミュニケーションは、入学後の集団生活で必要な基礎的な力でもあるので、それほど重要度も高くなります。
⑩相手の立場に立てるか・思いやりがあるか
相手の立場に立てるか、思いやりがあるかも大切なポイントのひとつです。
行動観察では、さまざまな課題を通して、相手の気持ちを考える姿勢があるかを見ています。
一緒に課題に取り組むなかで、自分の意見を伝えることも大切ですが、相手の意見を真っ向から否定するのではなく、尊重し、受け入れることも時に必要です。
場合によっては、相手に譲ったほうがいいこともありますし、お互い納得できる妥協点を見つけることも大切です。
ですが、いずれいしても相手がどう思っているか、どんな気持ちかを考えることは必要不可欠です。
そのため、相手の立場に立ったり、思いやりを持ったりすることも重要な審査対象になることをしっかりと押さえておくようにしましょう。
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【いちばん大切なのは◯◯!】
「子どもらしい子ども」が最も大事!
先ほど解説した10のポイントを踏まえて、行動観察で最も大切なことはなにか。
それは「子どもらしい子ども」です。
もう少し噛み砕いて表現すると、「素直さ」と「明るさ」の2つです。
もちろん、じっと座ることやハキハキした挨拶・返事をすること、礼儀正しさなど、先程ご紹介した10のポイントはどれも大切です。
ですが、全体として意識していただきたいのが「素直さ」と「明るさ」の2つです。
たとえば、元気な挨拶やハキハキとした返事、子どもらしい笑顔は「明るさ」に含まれますよね。
遊びに誘ったり、自分の思いを伝えたり、「ありがとう」「ごめんなさい」を言えることは「素直さ」の一部ですよね。
子どものあっと驚く発想やアイデアもある意味「素直さ」がくるものです。
そして、こういったポイントをすべてまとめると「子どもらしさ」と言えます。
ですので、行動観察は、逐一審査項目をもとにチェックされているというよりは、子どもらしさを持っているかどうかを見られているとも言えます。
そのため、先ほど解説した10のポイントを大切ですが、大前提として、行動観察では「子どもらしさ」が最も大事である点もしっかりと理解しておくようにしましょう。
行動観察対策におすすめの教材
以下では、行動観察対策におすすめのオリジナル教材をご紹介します。
『行動観察の極意』
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【商品名】
『行動観察の極意』
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5,500円(税込)
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【形式】
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【さいごに】
「子どもらしさ」が合格のカギ!
ここまで行動観察の内容や審査・評価のポイントについて解説してきました。
行動観察は、子どもの普段の振る舞いや協調性、人間性をみるために重要な課題のひとつとされています。
また、行動観察の子どもの振る舞いは、日頃の保護者の躾(しつけ)や家庭の教育方針の現れでもあり、“入学後の子どもの姿”でもあります。
そういった点を踏まえると、小学校受験で行動観察が重視される理由が理解できると思います。
加えて、行動観察で見られるポイントは、一朝一夕で身につくものではありません。
つまり、普段の子どもの人間性や振る舞いが正直に出てしまう審査でもあります。
そのため、今回解説したポイントを踏まえて、日頃から子どもと接するようにしましょう!
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