小学校受験のペーパー課題で頻出する単元のひとつに「すごろく問題」があります。
例えば、次のようなサイコロ問題が小学校受験では出題されやすいです。
このような「すごろく問題」を解くためには、問題文をよく聞いて、条件を理解することが必要です。
また、中には複雑な条件を出してくる問題もあるため、幼児期のお子さんがつまづきやすい単元のひとつでもあります。
そこで今回は、すごろく問題の教え方やポイント、オススメの問題集について、小学校受験講師が解説していきます。
目次
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「すごろく問題」の教え方とポイント
すごろく問題を教える時は次のような手順やポイントを踏まえて教えることをおすすめします。
①すごろくで遊んでイメージを掴む
②すごろくで条件を聞き取る練習をする
③逆に条件を出させてみる
④基礎的なレベルの問題を解かせる
⑤応用問題を解かせる
これらの順に教えることで、お子さんもすごろくについての理解が深まり、結果的に問題が解けるようになりやすいです。
では、①〜⑤について、それぞれもう少し詳しく解説していきます。
①すごろくで遊んでイメージを掴む
まずは、実際にすごろくで一緒に遊んで、すごろくというものがどんなルールなのか、お子さんにイメージを掴ませることがポイントです。
大人は、すごろくと聞いたら、ルーレットやサイコロなどを使って、出た数字や目の数だけ進むゲームだということはすぐに理解できます。
ただ、幼児期のお子さんはすごろくで遊んだ経験がない(少ない)場合が多いため、すごろくと聞いてもピンとこないのです。
そのため、まずはご家族やご兄弟ですごろくを一緒にやって、イメージを掴ませるようにしましょう。
また、すごろくは通常、ルーレットが多いと思いますが、小学校受験ではサイコロが使われている問題が出題されやすいため、ルーレットではなく、サイコロを使って遊ぶのもポイントです。
②すごろくで条件を聞き取る練習をする
すごろくで遊んで、一通りルールや仕組みをお子さんが理解したら、今度はすごろくを使って、小学校受験の問題をより意識した練習をしましょう。
小学校受験は、以下のような問題が出題されることが多いです。
このような問題を意識した上で、実際にすごろくを使って練習する必要があります。
具体的には、お母様やお父様が、お子さんに
「サイコロを振って、出た目の数だけ、お人形を進めてください。」
「サイコロを2回振って、3の目と1の目が出ました。お人形はどのマス目に着きますか。」
など、小学校受験の問題文に近い条件を口頭で出して、お子さんに人形を進めさせましょう。
そうすることで、問題や条件を聞き取る練習にもなりますし、具体物を使った学習になるため理解力を深めることができます。
③逆に条件を出させてみる
②のステップをクリアしたら、次は、お子さん自体に問題を出させてあげましょう。
お子さん自身に問題を作らせることで、理解力が深まりますし、問題を作る人の気持ちがわかるようになります。
そうすると、ひっかけ問題や少し条件が複雑な問題でも、スムーズに解けるようになります。
そのため、慣れてきたら、逆にお子さんに条件を出させるのもコツです。
④基礎的なレベルの問題を解かせる
ここまでできたら、いよいよペーパー問題に取り組む段階に入ります。
すごろく問題を解く時は、まず以下のような条件の少ない基礎的な問題から解かせることがポイントです。
このような簡単な問題から取り組むことで、すごろくでの経験が生かされ、ペーパーでもスムーズに解くことができます。
また、基礎的な問題を解ければ、自信もつきますし、応用問題にも積極的に取り組めるようになります。
そのため、まずは条件の少ない基礎的な問題から解かせるようにしましょう。
⑤応用問題を解かせる
基礎的な問題を解けるようになったら、徐々に難しい問題を解かせましょう。
試験では、複雑な条件のある問題も出題されます。
このような問題では、問題文をきちんと聞き取り、条件を理解する必要があります。
このような問題を解けるようになるには、ここまで解説してきたように、具体物の学習から始め、基礎的な問題をまずはマスターする必要があります。
また、応用問題をやらせると、問題が難化した影響で混乱してしまうお子さんも多いです。
そのような様子が見られたら、またすごろくなどの具体物を使ったり、基礎的な問題を解かせて、自信をつけさせてあげることも重要です。
「すごろく」のオススメ問題集
以下では、すごろく問題やそれに関連する「進み方」の学習に最適なオススメの問題集をご紹介します。
そのため、すごろく問題の対策ができる問題集をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
三つ星ドリル「進み方・すごろく 基礎・応用編」
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また、複数の問題パターンを用意しているため、さまざまな入試問題に対応する力を養うこともできます。
さらに、ダウンロード形式のPDFデータとなっております。 そのため、冊子タイプの問題集と違って、印刷すれば何回でも復習可能となっております。
「進み方」の問題を解くのに必要な推理力を強化したい方、「すごろく」問題に取り組みたい方にはピッタリの教材となっています。
【商品名】
小学校受験三つ星ドリル「進み方・すごろく 基礎・応用編」
【価格】
880円(税込)
【形式】
PDFデータ(DL形式)
「進み方」問題の対策も忘れずに!
すごろく問題と似た単元のひとつに「進み方」問題があります。
小学校受験では、以下のような「進み方」に関する問題も出題されます。
「進み方」問題も、同じような考え方が必要になるため、すごろく問題と一緒に対策するようにしましょう。
さいごに
今回は、すごろく問題の教え方やポイント、オススメの問題集について、小学校受験講師が解説してきました。
すごろく問題は、問題文を聞き取って条件を理解する力、そして、高い推理力が必要になるため、幼児期のお子さんがつまづきやすい単元のひとつです。
そのため、すごろく問題の対策をしたい方、教え方がわからない方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね!
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