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学校別対策

筑波大学附属小学校の過去問の内容やおすすめの問題集【小学校受験講師が解説】

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「筑波大学付属小学校の過去問の内容は?」

「筑附小の対策に役立つ問題集や過去問集を知りたい」

こちらを読んでくださっている方はこのような悩みや疑問をもっていらっしゃると思います。

筑波大学附属小学校では、ペーパーテストや運動テスト、集団行動などで毎年のように出題される課題があります。

そこで今回は、筑波大学附属小学校の過去問の内容やおすすめの問題集を、小学校受験講師が詳しく解説していきます。

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

筑波大学附属小学校の過去問の内容

筑波大学附属小学校の過去問の内容についてご紹介していきます。

筑附小の考査では、受験者は、以下のように月齢別に3つのグループに分けられます。

Aグループ:4~7月生まれの受験者

Bグループ:8~11月生まれの受験者

Cグループ:12~3月生まれの受験者

そして、第1次選考(抽選)で男子は志願者全体の37%、女子は46%の人数を選出します。

その後、実質的な検査である第2次試験を実施し、通過した者が最後の第3次選考(抽選)に進むことができ、合格者が決定します。

第1次と第3次選考は、「抽選」となっているので、こちらは何もできません。

そのため、実質的な試験は第2次選考になります。

筑波大学附属小学校の第2次選考はすべて集団で行われ、例年次のような試験が実施されます。

筑附小の考査は主に以下の6つにまとめることができます。

1.ペーパーテスト

2.巧緻性・製作

3.絵画

4.言語(口頭試問)

5.指示行動

6.行動観察

7.運動テスト 

では、それぞれの考査内容について、過去問を踏まえて具体的に解説していきます。

1.ペーパーテスト

筑附小のペーパーテストでは、毎年のように、

★お話の記憶

★図形に関する推理・思考問題

が出題されます。

その他にも「数量」に関する問題なと、算数の基礎となる力を問うような問題が出題される傾向にあります。

では、それぞれの単元についてもう少し詳しく説明していきます。

お話の記憶

筑附小の「お話の記憶」は、他の国立・私立小学校に比べて、文章が長くなっています。

文字数で言うと、約1,000字程度になっており、イメージは以下のとおりです。

【出典】【学校別ドリル】「筑波大学附属小学校 Vol.1」

ちなみに、小学校受験において、筑附小と成蹊小のお話の記憶は難しいと言われています。

また、 筑附小のお話は長いため、その内容を一時的に記憶する短期記憶の力が必要になります。

さらに、お話を聞いた後の質問では、「数」や「季節」を問う質問も含まれるため、算数的の土台となる力常識とされる知識を身につけておくことも必要です。

図形に関する推理・思考問題

筑附小では、図形に関する推理・思考問題も出題されやすいです。

例えば、過去には以下のような「折り重ね図形(対称図形)」であったり、「比較」の問題が出題されました。

【出典】【学校別ドリル】「筑波大学附属小学校 Vol.1」
【出典】【学校別ドリル】「筑波大学附属小学校 Vol.1」

また、他にも「回転(同)図形」「系列完成」などの推理・思考問題も出題されたことがあります。

【出典】【学校別ドリル】「筑波大学附属小学校 Vol.1」

そのため、図形に関連した推理・思考問題をきちんと対策しておきましょう。

また、その他に「点図形」や「模写」に関する課題が出題されることあるので、そのような単元も対策する必要があります。

2.巧緻性・製作

筑波大学付属小学校では、毎年「指示制作」や「巧緻性」をチェックする課題が出題されます。

指示制作の課題はグループによって異なりますが、共通した作業もあります。

具体的には、課題を遂行する中で以下のような作業が必要になります。

・線に沿ってちぎる

・色を塗る

・紙を折る

・のりで貼る

・ひもを通す

・蝶結び

など

また、以前は立体的な作品の制作が出題されることが多かったですが、最近では、平面的な政策課題が出題されるようにもなりました。

そのため、基本的な巧緻性のテストで必要になる作業を、製作課題の中でトレーニングしておくことも忘れないようにしましょう。

3.絵画

筑附小では例年絵画は出題されていなかったのですが、2023年度入試(2022年秋実施)は絵画の課題が出題されました。

絵画に関しては、行動観察などの待ち時間に以下のようなテーマが与えられ、クーピーで描く課題が出題されました。

・家族で一緒にした楽しい思い出を描く(Aグループ共通)

・自分の頭からつま先まで描く(Bグループ共通)

・昨日したことを描く(Cグループ共通)

そのため、さまざまなテーマに対応できるように日頃から対策しておくようにしましょう。

4.言語(口頭試問)

言語(口頭試問)では、5人単位で呼ばれて、1人ずつ質問に答えるテストです。

また、先生から以下のような質問をされます。

・お名前と誕生日を教えてください。

・生年月日を教えてください。

・今日は誰と来ましたか。

・どうやってここまで来ましたか。

・お誕生日のプレゼントは何がほしいですか。

・好きな色は何ですか。

(他に好きな遊びや絵本、食べ物、動物などを聞かれることもあります。)

・お父さんとは何をして遊びますか。

・お母さんの作るお料理で好きなものはなんですか。

・家族の中で誰が一番好きですか。

など

質問自体は、簡単なものが多く、ひねられたものはあまり聞かれません。

また、過去に、先生がグループ単位で質問して、挙手させたケースもあります。

例)朝ご飯は何を食べましたか?

→ごはんの人、パンの人、など。

この口頭試問は、質問を聞いて、相手の要求していることをきちんと答えられるかが見られています。

そのため、質問に対して、即座に答えられるようにトレーニングしておくことが大切です。

5.指示行動

2023年度入試(2022年秋実施)では、以下のような「指示行動」の課題も出題されました。

・左手で左耳を隠した後に右手で右耳を隠す。

・右手で左耳をつまんだ後、左て右耳をつまむ。

・右にケンケンした後、左にケンケンする

・中指と薬指、小指は握った状態で親指と人差し指をつけたり話したりする動きを繰り返す。

・両手を前に出してグーパーする。だんだんと動きを早くする。その後、片方をグー、もう片方をパーにして、左右の手を交互にグーパーする。

このような基礎的な動きを練習しておくこともポイントです。

6.行動観察

筑波大学付属小学校では、行動観察の課題も毎年出題されています。

2023年度入試(2022年秋実施)では、以下のような「行動観察」の課題も出題されました。

※5人単位で行わました。

・テスター(試験官)とジャンケンをする。その際、ジャンケンをする前にグループでどの手を出すか相談して、みんなで一斉に同じ手を出します。

3回戦行ううち、1回はテスターから次に何の手を出すかヒントが出されます。

また、過去に、全グループ共通で『紙コップの積み上げゲーム』が出されたこともありました。

このような課題からもわかるように、筑附小の行動観察では、グループでコミュニケーションをとりながら協力できるかチェックされています、

そんとあめ、他の子どもたちと適切にコミュニケーションを取って、何か一つの目標に取り組む練習もしておくようにしましょう。

7.運動テスト 

運動テストでは、「クマ歩き」が出題されやすいです。

クマ歩きは、一人ずつ呼ばれてスタートし、U字形のコースに沿ってゴールまで進みます。

先生はストップウォッチでタイムを計りますが、スピードが重視されているとは限りません。

というのも、過去に「できるだけゆっくりやるように」指示が出されたケースもあったからです。

そのため、正しいフォームでスムーズにできるようになることを意識しましょう。

また、スキップなども出されたことがあるため、基礎運動は練習しておくようにしましょう。

筑附小対策に役立つおすすめの過去問集や問題集

以下では、筑波大学附属小学校対策に役立つおすすめの過去問集や問題集をご紹介します。

そのため、筑附小を志望している方、筑附小の対策に取り組みたい方は、ぜひサンプルなどをチェックしてみてくださいね!

【学校別ドリル】筑波大学附属小学校 Vol.1

筑波大学附属小学校では「お話の記憶」や「図形の構成」のほか、「重ね図形」や「折り重ね図形」、「回転(同)図形」など、特に図形問題が出題されやすいです。

筑波大学附属小学校 Vol.1」では、このような筑附小で頻出する単元や過去問の類似問題を計30題収録しています。

また、複数の問題パターンを用意しているため、実際の入試問題に対応する力を養うこともできます。

そのため、筑附小を志望している方、過去問の前に練習問題に取り組ませたい方にはピッタリの内容となっています。

サンプル問題
商品の詳細情報

【商品名】
【学校別ドリル】「筑波大学附属小学校 Vol.1」

【価格】
2,200円(税込)
【期間限定30%OFF】1,540円(税込)

【形式】
PDFデータ(DL形式)

「保護者作文」対策(過去問・回答例付き)

本書『【筑波大学附属小学校』「保護者作文」対策(過去問・回答例付き)』では、筑附小の「保護者作文」に必要な知識や具体的な書き方、過去の作文テーマなどを「回答例付き」で解説しています。

本書一冊に、筑附小の「保護者作文」で必要な知識や情報はすべて網羅されています。

また、学校側に好印象を与える作文を書くためには、限られた字数制限の中で、筑附小の教育方針への深い理解をアピールし、学校側の意図を汲んだうえで回答することが必要です。

そのため、学校に好印象を与える作文の書き方を知りたい方、回答例を知りたい方には、ピッタリの内容となっております。

また、筑波大学附属小学校に本気で受かりたいと思っている方、保護者作文で失敗したくない方にも、おすすめの一冊となっております。

サンプル

商品の詳細情報

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【筑波大学附属小学校』「保護者作文」対策(過去問・回答例付き)
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6,000円(税込)
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PDFデータ(DL形式)

筑波大学附属小学校入試問題集

『有名小学校合格シリーズ 学校別入試問題集』は、幼児教育のパイオニアでもあり、小学校受験塾としても歴史ある伸芽会が出版している問題集です。

この問題集は、筑波大学附属小学校が実施した直近5度分の入試問題を含んだ過去入試問題集です。

また、学校別の入試問題分析「傾向と対策」や入試シミュレーション実践問題も収録しています。

そのため、筑附小の過去問の内容やその傾向を知りたい方にはピッタリの教材です。

商品の詳細情報

【商品名】
筑波大学附属小学校入試問題集
【価格】
3,080円

過去問とっくん 筑波大学附属小学校

「過去問とっくん」シリーズは、小学校受験・幼児教育の教室で有名な「こぐま会」が出版している問題集です。

こちらの問題集には、筑波大学附属小学校の過去10年間分のペーパー入試問題が収録されています。

また、入試対策資料として最新年度の入試情報・入試問題分析・過去30年分の出題領域・単元別出題一覧表が付属しているのも魅力のひとつです。

そのため、志望校の入試傾向や過去問の内容を知りたい方、入試問題に沿った問題対策をしたい方にはオススメです。

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過去問とっくん2023年度 筑波大学附属小学校
【価格】
3,300円

【単元別問題集】小学校受験三つ星ドリル

「小学校受験三つ星ドリル」は、分野別の家庭学習用ドリルです。

三つ星ドリルでは、基礎的な問題から入試レベルを意識した応用問題まで全30題収録しています。

また、複数の問題パターンを用意しているため、さまざまな入試問題に対応する力を養うことができます。

さらに、ダウンロード形式のPDFデータとなっているため、冊子タイプの問題集と違って、印刷すれば何回でも復習可能となっております。

そのため、筑附小の頻出単元を集中的に強化したい方、ご家庭で小学校受験対策をしたい方にはピッタリの教材となっています。

筑附小で頻出する単元のドリル一覧
お話の記憶 3,300円
2,310円
※期間限定30%OFF

重ね図形
(折り重ね図形)
880円

図形の構成 880円

比較 880円

回転図形 880円

同図形発見 880円

図形の重なり 880円

折り紙の展開図 880円

系列完成 880円

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筑附小では「保護者作文課題」もあり!

筑波大学附属小学校では、子どもの試験中に保護者へのアンケート課題が出されます。

アンケートのテーマはグループによって異なります。

過去に下記のようなテーマが提示されました。

・学校の役員や行事とお仕事が重なった場合、どうしますか。

・体調不良や怪我の連絡が学校からあった場合、どのように対処しますか。

・お子さんが腕に怪我をして帰ってきました。理由を聞くと、「お友達と喧嘩した。」と言っています。この時、子どもに何と声をかけ、どのように対応するか、具体的にお書きください。

このように、特定のケースのとき、どのように対応するかを記入するアンケートになっています。

これは、親御さんのお子さんへの関わり方で日頃から大切にしていることどのような対応をとるのかチェックしていると言えます。

筑附小の保護者作文については以下の記事で詳しく解説しているため、こちらもチェックしてみてくださいね!

【筑波大学附属小学校】親の作文・アンケートで出題されるテーマや対策方法|2023年度最新筑波大学附属小学校の親の作文では、「学校生活」や「友人関係」、「指導方針」に関するさまざまなテーマが出題されます。そこで今回は、筑波大学附属小学校の親の作文・アンケートで出題されるテーマや対策方法などについて、プロが詳しく解説していきます。...

さいごに

今回は、筑波大学附属小学校の過去問の内容やおすすめの問題集を、小学校受験講師が詳しく解説してきました。

筑附小の過去問内容やおすすめの問題集を知っておくことはとても大切です。

そのため、筑附小を志願している方は今回解説した内容を参考にしてみてくださいね。

また、筑附小に合格する子の特徴については、以下の記事で詳しく解説しているため、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!

筑波大学附属小学校に合格する子の特徴は?合格したご家庭の話を踏まえて解説!筑波大学附属小学校に合格する子には共通して見られやすい特徴があるため、それを知っておくことは大切です。そこで今回は、筑波大学附属小学校に合格する子の特徴について、筑附小が公開している情報やご縁をいただいた方の体験談を踏まえた上で解説していきます。...

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お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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