【国立音楽大学付属小学校〈学校情報〉】教育理念や特色、学費や制服などを解説！

国立音楽大学付属小学校は、1953年に創立され、幼稚園から大学までの一貫教育を採用しています。
子どもたちの豊かな感性に重点を置き、豊かな子供たちの心を育成していくことを目指します。

国立音楽大学付属小学校の基本情報

学校名	国立音楽大学付属小学校
校長名	星野　安彦
創立年度	1953年
系列校	国立音楽大学付属幼稚園 国立音楽大学附属中学校 国立音楽大学付属高等学校 国立音楽大学 国立音楽大学大学院
児童数	302名 ※2019年度
1クラスの人数	28名
クラス数	3クラス
編入試験制度	あり

所在地・最寄り駅

住所	〒186-0005　東京都国立市西1-15-12
アクセス	JR中央線「国立」駅より徒歩約13分

教育理念・目標

少人数制で、とても良い環境で子どもたちの考える力を育てます。
子どもたちが考え、結論を出すまでの過程も大切にしています。
音楽、造形や学校という集団行動を通じ、子どもたちの豊かな心や感性の成長を目指します。
表現することやその時々の行事からの体験で、子どもたちの心と体の成長を育みます。

学校長挨拶

眼差し

音小の子どもたちは、目がいつもキラキラと輝いているねとよく言われます。
それは、何よりもご家族と先生方の暖かな眼差しによって見守られていることに加えて、沢山の楽しい行事と、自由な空気を受け止めているからだと考えています。

音小の持つ素晴らしい雰囲気は、個々の個性を尊重することから成り立っており、それが支えられているのは、お互いを思いやる優しい気持ちが醸成されているからだと思います。

音小の子どもたちが、今以上に成長できるように多くの眼差しで見守りたいと思っています。【引用元】学校長挨拶｜国立音楽大学付属小学校

国立音楽大学付属小学校の特色

国立音楽大学付属小学校には以下の5つの特色があります。

では、それぞれの特色についてもう少し詳しく見てみましょう。

課外レッスンを受けることができる

放課後の時間、希望するこどもたちは、課外レッスンを受けることができます。
レッスン場所は、校舎の3階にあるレッスン室（11室）となっています。
主にピアノやフルート、クラリネット、ヴァイオリンのレッスンです。
ちなみに3年生以上からは、1年に1回行われる発表会（学校内）に出ることができます。
課外レッスンを通じ、さらに自分の腕を磨き、成長へとつなげることができます。

6年間という時間で、知と心をはぐくむ事を目指す

国立音楽大学付属小学校では、少人数制を採用しています。
この状況で、しっかりと子どもたちが自分で考えていくという力を教育します。
それぞれの子どもが考えていることや、考えて答えを出す過程も大切にし、学ぶという基礎を定着させます。
また音楽を通して、みんなで行動する状況から、心を教育します。
様々な活動や表現を経験し、人とかかわることで、成長を目指します。

主体的な活動も行っている

主体的な活動のひとつとして、奉仕活動があります。
これは5年生と6年生の子どもたちが行うものであり、全校生徒のために奉仕に対する気持ちを大切にし、活動をします。
主に児童委員会や図書部、体育部や保健部、飼育環境部、放送部があります。
また、クラブ活動も用意されているので、自分が所属したいと感じたクラブで、一生懸命クラブ活動に励むことができます。
クラブ活動は、運動クラブ系と文化クラブ系があります。

敷地にある植物の名前をクラスの名称にしている

樹木の成長を子どもたちの成長と合わせて考え、国立音楽大学付属小学校敷地にある植物の名前を、クラスの名称にしています。
1年生と2年生は、梅組と桃組、桜組となっています。
3年生と4年生は、松組と竹組、楓組となっています。
5年生と6年生は、栃組と橅組、檸組となっています。

年間行事も充実している

様々な年間行事で、子どもたちの成長を目指すことができます。
7月には、5年生は夏の学校、4年生と6年生は星の学校があります。
９月には、2年生と3年生は森の学校、1年生と6年生には防災泊という行事があります。
10月には、6年生は山の学校があり、2月には5年生は冬の学校があります。
また11月には音楽会もあり、この他にも様々な行事があるので、行事を通じて子どもたちの視野が広がります。

【ココだけは押さえておきたい！】
国立音楽大学付属小学校の学費や施設、進学状況

ここでは、国立音楽大学付属小学校の学校生活や施設、進学など、選ぶ上で押さえておきたい状態についてご紹介します。

そのため、この小学校を検討している方は、しっかりチェックしてみましょう。

学費・設備費

費用名	学費
入学金	210,000円
施設設備費	120,000円
維持運営費	90,000円(年額)
学級費	58,000円(年額)
わかば会費	6,000円(年額)
授業料	459,000円(年額)
施設設備	22,500円
別途レッスン費(課外レッスン希望者のみ)	11,000円(月額)

授業・学校生活

登校時間	8：30
学期	3学期
クラス替え	新3･5年次
通学制限	ー
制服	ー
土曜授業	ー
給食	ー
クラブ活動	あり 理科 卓球 美術 バドミントン 家庭科 サッカー 書道 バスケットボール リコーダー 新体操
アフタースクール	ー
セキュリティ	警備員、防犯カメラ、在校時施錠、入校証、登下校メール
災害時の対応	ー

施設・設備

図書数	あり
パソコン	ー
プール	あり
体育館	あり
その他	みんなのラウンジ 新しい仲間 リトミック室 読みきかせコーナー カウンセリングルーム Tコーナー

進学・進路

併設校への進学状況

進路指導	ー
小→中	浦和明の星女子 穎明館 大妻多摩 開成 学習院女子 吉祥女子 慶應義塾中等部 恵泉女学園 光塩女子学院 晃華学園 國學院大學久我 渋谷教育学園渋谷 女子学院 女子美術大学付属 成蹊 創価 玉川学園 帝京大学 東京純心女子 東京電機大学 桐朋 桐朋女子 法政大学 武蔵 武蔵野東 明治学院 明治大学付属中野八王子 明治大学付属明 明法 山脇学園 東京学芸大学附属小金井 東京大学教育学部附属中等教育
中→高	ー

一日の流れ＆学校行事

ここでは、国立音楽大学付属小学校の一日の流れと一年間の学校行事についてご紹介します。

1日の流れ

8：30	登校
8：30	始業
8：50～	1限
9：40～	2限
ー	20分休み
10：45～	3限
11.35～	4限
12：15～	昼食
12：35～	昼休み
13：10～	5限
14：00～	6限
15：45	下校

学校行事

4月	始業式 入学式 身体測定・健康診断 （内科・視力） 児童総会 春の遠足
5月	健康診断 （耳鼻科・歯科・眼科・聴力）
6月	プール開き 水泳指導開始
7月	夏の学校（5年生） 一学期終業式 星の学校（4・6年生）
8月	二学期始業式 夏休み
9月	森の学校（2・3年生） 児童総会
10月	運動会 山の学校（6年生） 秋の遠足
11月	開校記念日 音楽会
12月	マラソン大会 音楽発表会 造形作品展 二学期終業式
1月	三学期始業式
2月	冬の学校 音楽発表会
3月	クラブ作品展 児童総会 卒業生を送る会 卒業式 修了式

今年度の学校説明会の日程

第1回

日程	6月4日(火)
場所	国立学園小学校

第2回

日程	7月21日（日）
場所	国立学園小学校

第3回

日程	9月8日（日）
場所	国立学園小学校

国立音楽大学付属小学校の沿革・歴史

1953	国立音楽大学附属小学校開校（国立音楽大学内） 校長 有馬大五郎　部長 小林宗作　主任 岩田仁平 「夏の学校」開設 （神奈川県箱根小涌谷）
1954
1961	全学年児童が在籍　北校舎落成
1962	第1回音楽会を実施
1963	「冬の学校」開設 同窓会を結成　創立10周年記念式典を行う
1964	国際音楽教育者会議でリトミックを発表 大学通りの北校舎より、国立市西1丁目に新校舎完成
1968	創立15周年記念、新校舎落成式典を行う
1969	低学年少人数3クラス編制　中高学年2学級編制
1973	「山の学校」（6年生）開設二泊三日
1982	「海の学校」（1・2年生）開設二泊三日（千葉県館山） NHK交響楽団 定期公演児童合唱に参加（5・6年生） マーラー作曲「交響曲第3番」 新体育館完成　屋上プール完成 創立30周年記念式典を行う
1989	NHK交響楽団 定期公演児童合唱に参加（6年生） オネゲル作曲オラトリオ「火刑台のジャンヌダルク」
2001	音楽会を国立音楽大学講堂大ホールにて実施
2002	週5日制教育の実施
2004	創立50周年記念式典を行う
2005	新校舎着工
2006	8月 新校舎完成 国立音楽大学 第105回オーケストラ定期演奏会 児童合唱に参加（6年生）サントリーホールにて マーラー作曲「交響曲第3番」指揮 準・メルクル
2007	全学年少人数クラス編制　全教科の教育の充実
2012	夏の宿泊行事を新体制で実施 「夏の学校」（５年生）二泊三日（長野県菅平高原） 「星の学校」（４・６年生）二泊三日（山梨県八ヶ岳） 「森の学校」（２・３年生）一泊二日（埼玉県名栗）
2013	創立60周年

さいごに

ここまで、国立音楽大学付属小学校についてご紹介してきました。

国立音楽大学付属小学校では、課外レッスンを受けられたり、6年間という時間で知と心をはぐくむ事ができます。また主体的な活動も行うことができるなど、さまざまな特色があり、お子さんの成長のきっかけになる教育が施されている学校です。

そのため、ぜひ、ご家庭の志望校の一つとして検討してみてくださいね。