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お受験の基礎

【小学校受験】併願校の選び方やそのポイント、注意点を解説!

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「小学校受験で併願校はどうやって決めたらいいの?」

「併願校は何校くらい受験すべき?」

「併願校を決めるときの注意点やポイントは?」

小学校受験をするにあたって、第一志望に落ちてしまったときのことを考えて、併願校を受験するご家庭は多いです。

また、小学校受験では、試験日を複数設けている学校もあるため、第一志望と第二志望の日程が重なる可能性があることから、併願校を多めに考えているご家庭も少なくありません。

ただ、保険をかけてたくさんの併願校を受けると、逆に対策がおろそかになって、どこにも受からないということも…

そこで、今回は、小学校受験における併願校の決め方とそのポイント、注意点について解説していきます。

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【前提】併願校をたくさん受けるのはNG!

よくあるご質問のひとつに

「併願校は何校くらい受ければいいですか?」

というのがあります。

併願校は、ご家庭によっても数に差があり、特にそのご家庭の「小学校受験に対する考え方や価値観」によって異なります。

例えば、

「第一志望がダメだったら公立でもいい」

という考えのご家庭であれば、第一志望だけに絞って併願校を受けない、または、第二・第三志望くらいまで考えて3校~4校の併願校を受けるケースが多いようです。

一方で、

「どこかしらの私立には必ず入れたい」

と考えているご家庭もあり、その場合、5校~8校程度を考えて、受験することもあります。

このように、そのご家庭の「小学校受験に対する考え方」、または「公立小学校や私立・国立小学校に対しての考え方」によって当然併願校の数の差は異なりますし、そこにプラスして、経済的な要因(※)も絡んできます。

※入学試験料や入学金などの問題もあります。

ただ、小学校受験において、あまり多くの学校を併願するのはオススメしません。

理由は次の3つです。

①対策が不十分になりやすい

②受験料・入学金などの費用がかさむ

③希望しない学校に行った後は大変になる

では、①~③について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。

①対策が不十分になりやすい

まず、小学校受験では、それぞれの小学校で問題傾向が異なります。

似たような問題を出題する学校もありますが、まったく異なる問題を出題する学校もあります。

そうなった場合、仮に併願校をたくさん受けようとなると、ひとつの学校につき、それなりの対策が必要になります。

ただ、小学校受験の年長の時期は、思ったより時間がありません。

ほとんどのご家庭が第一志望~第三志望の対策でいっぱいいっぱいになります。

その状態で、問題傾向が異なる他の学校を何校も併願しようとすると、対策することがたくさん増えてしまって、お子さんがパンクしてしまう危険もあります。

また、併願校が増えれば増えるほど、第一志望の学校の対策にかけれる時間も減るため、本末転倒になるというケースも…。

そのため、併願校をどうしても受けたい場合は、多くて4~5校程度にすることをオススメします。

②受験料・入学金などの費用がかさむ

併願校が増えるにしたがって、当然、受験料や入学金の費用も増えてきます。

受験料は、「試験を受けるために必要な費用」です。

併願校が増えれば増えるほど、受験料は増えますから、当然経済的な負担も大きくなります。

ただ、もっと注意すべきなのが「入学金」です。

入学金の相場はおよそ20万円~30万円程度です。

ただ、これに施設費などその他の費用が重なって、40~50万円程度になることが多いです。

併願をするにあたって、問題となるのが、「併願校の合格発表が本命校より早いケース」です。

本命校の合格発表が併願校より早い場合は、本命校からご縁をいただいたら入学手続きをすればいいので、併願校をそもそも受験する必要はありませんし、当然、入学金は支払う必要がありません。

(幼児教室に通っている場合、実績稼ぎとして受験してほしいと言われるケースもあります。)

ただ、問題なのは併願校の合格発表が早いケースです。

私立小学校では、入学金を納めないと「辞退」という扱いする学校が多いです。

もちろん、併願校の入学金を納めた後に、本命校の合格しても、残念ながら併願校の入学金は返還されません…。

そのため、経済的に余裕のあるご家庭であれば問題ないかもしれませんが、そうでない場合は結構な痛手になってしまうのです。

ただ、なかには、入学手続きを一定期間留保して入学手続き金の支払いをしなくていい制度を設けている私立小学校もあるので、そうした学校を併願するのも選択肢のひとつです。

(つまり、「併願校OKですよ~」というスタンスの私立小学校です。)

そのため、受験料や入学金も考慮した上で併願校を検討することのもポイントのひとつです。

③希望しない学校に行った後は大変になる

最後に併願を受けるにあたって懸念していただきたいのが、あまり希望しない私立小学校に進学した場合です。

お子さんに本当に合う学校は何校もあるわけではありません。

ただ、先程もお伝えしたように、「とりあえずどこかしらの私立に行かせたい」と思って、何校も受験させて、あまり行きたくなかった私立に進学したら、その後が大変です。

仮に、進学してから、その学校の教育方針や指導方針に賛同できなかったり、お子さんが馴染めなかったりしても、受験して入った以上、ご自身が選んだという「形」になるので、あまり文句は言えません。

また、私立小学校の場合、転校しない限り、6年間、高い学費も支払わなければなりません。

そうなると、お子さんはもちろん、親御さんにもストレスが溜まって、有意義な小学校生活を過ごせなくなってしまいます。

そのため、私立にどうしても行かせたい場合でも、親子で納得できる学校を併願する必要があります。

併願校を決めるときの3つのポイント

ここまでを踏まえて併願校を決めるときのポイントは次の3つです。

①教育理念・指導方針をチェック

②試験日の日程が重複しないか確認

③問題傾向が近い学校を検討

では、①~③のポイントについて、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。

①教育理念・指導方針をチェック

第一志望を決めるときと同様に、併願校を決めるにあたっても大切なのが、その学校の教育・指導方針、校風です。

特に私立小学校の受験を考えている方は、学校によって色がありますので、学校説明会や学校見学の機会を利用して、肌で感じることが大切です。

また、先程もお伝えしたように、その学校の校風とお子さんの性格や特性と異なる場合は、入学できても有意義な学校生活を送れない可能性があります。

加えて、小学校受験ではほとんどの学校で面接が実施されますが、小学校側は、そのご家庭の教育方針と学校の教育・指導方針が一致している、または、同じ方向性であることを前提で面接を行います。

そういった意味でも、併願校決めるにあたって、その学校の教育・指導方針、校風をチェックしておくことは大切です。

②試験日の日程が重複しないか確認

併願校を決めるにあたって、次に大事なのが、試験日です。

小学校受験では、試験日を複数設けている学校があるため、第一志望と第二志望の試験日が被ってしまったということも少なくありません。

ちなみに、受験の順番は以下のうちのいずれかで決められることが多いです。

■生年月日順

生年月日順で受験番号を決める方法です。

4月生まれからスタートして最後に3月生まれの試験というところもあれば、逆に3月生まれさんからスタートするところもあります。

また、4~7月、8~11月、12~3月などにグルーピングされて、どのグループからスタートするか毎年変わる学校もあります。

■男女順

男女共学の場合、男子と女子が別々に試験を受けるケースと男女一緒に試験を受けるケースとがあります。

男女が別々で考査を受けるような学校の場合、たとえば、同日の午前が男子、午後が女子のように割り振られることがあります。

また、試験が11月1日~5日の場合、1日2日は女子、3日4日は男子というふうに受験順番が割り振られるケースもあるようです。

【50音順】

受験生の名前の50音順で受験番号を決めるケースもあります。

【願書が届いた順番】

願書が届いた順番に受験番号を割り振っていくケースもあります。

あらかじめ日程を確認しないで併願すると、本命と試験日が重なってしまい、受験料だけ負担して、試験を受けられないという事態も…。

そういったことを踏まえて、試験日がなるべく被らないように、併願校を決めることも大切です。

③問題傾向が近い学校を検討

併願校を決めるにあたって、第一志望や第二志望と問題傾向が似ている学校を選ぶと対策がしやすくなります。

もちろん、まったく同じ問題を出す学校はありませんが、ペーパーテストの内容や運動テストの内容、集団行動の内容が似ている学校はあります。

そのため、①と②で解説しポイントを踏まえて、問題傾向も併願校選びのひとつの基準として考えるようにしましょう。

ただ、学校の教育・指導方針などを完全に無視して、問題傾向だけで併願校を決めるのはやめるようにしましょう。

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さいごに

今回は、小学校受験における併願校選びについて解説してきました。

小学校受験において併願校選びは重要になります。

併願校をたくさん受けすぎても、本末転倒になる可能性がありますし、併願校を受けないと受けないとで、不安になりますよね。

そのため、今回解説した点を踏まえて、併願校を決めてくださいね!

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さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

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