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【小学校受験】「お話の記憶」の対策方法やコツ、実践テクニックを解説!

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国立・私立関係なく、小学校受験のペーパーで、必ずといっていいほど出題されるのが「お話の記憶」です。

「お話の記憶」では、お話の内容に関連するイラストなどが書かれた解答用紙が事前に配布されます。

そして、課題文であるお話や物語がテープレコーダー、または試験官によって読まれるので、それを聞いた後、そのお話に関する質問に答えるテスト(※)です。

※回答の際は、基本的に解答用紙に◯や✕をつけるパターンがほとんどです。

このお話の記憶で、必要になる力は主に次の3つです。

①聞く力(聞き取る力)

課題文である物語やお話は、試験管による口頭、または、テープレコーダーで読み上げられるため、それを「聞く力(聞き取る力)」が必要です。また、問題文は基本的に1回しか読まれないので、集中力も求められます。

②想像力

「お話の記憶」では、物語を聞いている途中、基本的にメモを取ることができません。また、物語を聞いている途中は、事前に配布されるお話の内容に関連するイラストを見て良い場合と、そうでない場合があるため、お話を聞いて頭の中でイメージする想像力が必要になります。

③記憶力(短期記憶)

「お話の記憶」は、基本的に物語を聞き終わった後に、それに関連する質問が聞かれ、答えるという流れになります。そのため、聞いたお話を一時的に記憶(短期記憶)する力も必要です。

この3つの力を養うことで、はじめて安定して「お話の記憶」で点数を取ることができます。

とはいえ、具体的にどんな対策をすればいいか難しいですよね…。

そこで、今回は「お話の記憶」の対策方法やコツ、実践テクニックについてわかりやすく解説していきます。

「お話の記憶」の練習方法

お話の記憶のオーソドックスな対策方法は主に次の2つです、

①問題集や過去問

②絵本の読み聞かせ

ですが、「お話の記憶」が苦手なお子さんの場合、これらの2つの対策をただこなすだけでは克服できません。

そのため、この2つを用いて対策をするときの使えるテクニックや工夫について、それぞれ解説していきます。

「お話の記憶」対策で使える5つの実践テクニック

問題集や過去問、絵本を用いて対策するときに、ちょっとしたテクニックを使ってあげるだけで、お子さんの「お話の記憶」に必要な力を向上させることができます。

その実践テクニックやポイントは次の5つです。

①物語やお話の長さを調整する

②聞き取る箇所やポイントを事前に伝える

③読むスピードを調整

④頭のなかでイメージできるように促す

⑤一通り終わった後、音読をする

では、それぞれのポイントについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

①物語やお話の長さを調整する

「お話の記憶」が苦手なお子さんは、いきなり長い文章に取り組んでいるケースが多いです。

課題文である物語の長さは学校によって異なりますが、お子さんが苦手意識を持っている場合は、

・短い文章(絵本)で練習

・長い文章(絵本)の場合、何回かに区切って質問を出す

という工夫が必要です。

苦手意識をもった状態で、試験を意識しすぎて長い文章に取り組みすぎても、自信を失ってしまうだけです。

そのため、まずは短い文章で練習することが大切です。

また、どうしても入試に近い長い文章で練習した場合は、お母さんがその物語を区切りの良いところで小分けにしてあげましょう。

そして、読んであげたブロックの内容に関連する質問をしてあげましょう。

このときの質問は、お母さん、またはお父さんがオリジナルで作ってあげてもOKです。

そうして、段階的に、一度に読む文章量を増やしていき、克服していくことが大切です。

そして、最終的には、お子さんの志望校よりも長い文章を出題する学校の問題が解けるように仕上げる意識を持ちましょう。

(ここが意外なポイントなので、大変ですが、心にとどめておいてください。)

②聞き取る箇所やポイントを事前に伝える

「お話の記憶」が苦手なお子さんは、

・物語を聞いている途中ぼーっとしている(集中できていない)

・物語が長すぎて徐々に忘れていっている

・何を集中して聞き取ればいいかわからない

のいずれかであるケースが多いです。

たしかに、幼児期のお子さんに、長いお話をじっと聞きなさいというは酷な話で、一朝一夕でできることではありません。

そうならないためにも、お子さんにお話を読む前に、聞き取る箇所やポイントについて、強調してあげることが大切です。

というのも、小学校受験の「お話の記憶」では、よく聞かれる質問があるからです。

例えば次のようなことです。

■登場人物に関して

・誰がいたか
・誰がいなかったか
・誰が途中から加わったか
・誰がいなくなったか

■行動/出来事に関して

・物語中の出来事
・何が起きたか
・何が起きなかったか
・なにをしたか
・なにをしなかったか、

■順番(順調)

・どんな順番で誰が来たか
(かけっこ・競争など)
・できごとの順序
・時間の経過

■数量

・いくつあったか
・いくつ増えたか
・いくつ減ったか
・いくつあげたか(もらったか)
・全部でいくつか(何人か)

※その他

・地図に話の経路を描き入れる
・間違い捜し、
・時計
・話の通り絵を描く
・話の続き創作

もちろん、上記以外の質問も聞かれる可能性はありますが、これらに関連する質問が出題されること傾向があります。

そのため、最初のうちは、文章を読む前に、

「どの順番で、動物さんたちがゴールしてるかよく聞いててね(順番)」

というふうに、特に聞いてほしい部分を事前に伝えておくことも大切です。

それを続けると、どんな点に注意して聞けばよいか、だんだんとわかるようになってきて、質問にも慣れてきます。

③読むスピードを調整

課題文を読むスピードも調整してあげるのもポイントのひとつです。

苦手なお子さんにやってしまいがちなのが、ゆっくり読みすぎるということです。

ただ、ゆっくり読みすぎると、逆に子どもの集中力を途切れさせる可能性があります。

それを示す一つの研究をご紹介します。

玉瀬は、現役の保育者が「可能な限りゆっくり読み聞かせした録音テープ」「速く読み聞かせした録音テープ(※)」の2つ用意しました。

※分速300字程度(1分間に300文字程度の速さ)。アナウンサーが話すスピードに近いです。

そして、40人程度お年長の園児を2つのグループに分けて、Aグループにはゆっくりの録音を、Bグループに速いスピードの録音テープを聞かせました。

その結果、速く呼んだ録音テープを聞いたBグループの子どものほうが、絵本を読んでいる途中、絵本から目線を外す回数が少なかったことがわかりました(玉瀬 2008)。

【引用元】【絵本の読み聞かせテクニック12選】子どもの理解度がアップするコツ・読み方!|IKUNOTE(イクノート)

つまり、ゆっくり読むことは、子どもに良い影響を及ぼすとは限らず、幼児の絵本への注意が散漫になる恐れがあるということです。

そのため、課題文を読みあげるとき、はっきりとした発音で読むことは大切ですが、変にゆっくり読んであげる必要はないので、その点は注意をしましょう。

玉瀬 友美(2008)幼児における絵本への情緒的反応に及ぼす読み聞かせ 速度の効果,読書科学 51(2):58-65

頭のなかでイメージできるように促す

「お話の記憶」の最大のポイントは、お子さんが話を聞いた時、「それを頭のなかイメージ(映像化)できるか」です。

これは、いわゆる「想像力」に該当します。

例えば、「ライオン」が物語に出てきた時、そもそもお子さんがライオンがどんな形・容姿をしているのか、知っていないと当然、頭のなかでイメージすることはできません。

また、ライオンがどんな動物か知っていても、日頃から頭のなかでイメージするトレーニングをしてないと、すぐに頭のなかで映像(イメージ)化することはできません。

そのため、課題文を読みあげるときに、お話だけ聞かせて、そのシーンをお子さんが頭のなかでイメージ(映像化)できるように質問を促してあげることが大切です。

例えば、お話を読んであげている途中で、それをイメージできるか確認するために、

「今、このお話に出てきた登場人物(キャラクター)を教えて?」

とか

「◯◯はどうして悲しい気持ちになっちゃったの?」

などの質問を物語に沿って聞いてあげてみてください。

そうすることで、お話を聞いて頭のなかでイメージするトレーニングになります。

⑤一通り終わった後「音読」する

一通り、物語を読んで、質問に答えて、採点が終了したら、そのお話や物語を今度はお子さん自身で音読してもらうようにしましょう。

(最低でも2~3回は必要です。)

音読は、子どもの記憶力(特に短期記憶)、語彙力の増加、識字率の向上などにも役立ちます。

そのため、読んで終わりではなくて、取り組んだ課題文をしっかりと音読して、有効活用するようにしましょう。

さいごに

今回は、小学校受験のペーパーテストで必ずといっていいほど出題される「お話の記憶」の対策方法やコツ、実践テクニックについて、解説してきました。

「お話の記憶」をより実践に近い形で対策するには、やはり「問題集・過去問」または「絵本読み聞かせ」が役立ちします。

そのため、今回解説したテクニックを実践して、最低でも毎日1題は取り組むようにしてくださいね!

また、ペーパーテストの対策に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね!

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