小学校受験のペーパーテストの頻出単元の一つに「鏡問題(鏡映図)」があります。
鏡問題は、名前の通り、ある物体を鏡にうつしたとき、どのように見えるかを問う問題です。
小学校受験では、以下のような問題が出題されます。
鏡映図の問題を解くためには、まず、鏡の置き方によって上下左右が反転することを理解する必要があります。
また、中には高い推理力や想像力が求められる問題もあります。
大人からすれば、左右が逆転するとすぐにわかりますが、幼児期のお子さんにとっては、イメージしづらいことが多いです。
そこで今回は、「鏡問題」の対策方法やポイント、解説するときのコツなどについて、現役幼児教育講師がわかりやすく解説していきます。
目次
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「鏡問題」を解説するときのポイント
ここでは、実際に、「鏡問題」を、はじめてのお子さんに解説するときのポイントについてご紹介していきます。
鏡問題は、しっかりとステップを踏んで、理解させる必要があります。
では、どんな順番で解説すればいいのか。
それは次の通りです。
①鏡と具体物で実演する
②ペーパー問題で鏡を使って実演する
※鏡の置き方がポイント!
③鏡で見た場合の見え方の違いを丁寧に説明する
④最終的に鏡に映った図形を書けるようにする
※簡単な記号や図形問題に限る
では、①~④のそれぞれのステップについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
①鏡と具体物で実演する
まずは、具体物を用いて、実際に鏡に写すと、どのように見えるかを実演してみることが大切です。
必要なものは、
⚫鏡
(100均などに売っている小さめの鏡でOK)
⚫複数の人形
※鏡に移したとき、左右上下の変化がわかりやすいものにしましょう。
上記の物を用意したら、人形の前に鏡を立てて、お子さんに覗き込んでもらいましょう。
そして、鏡にうつすと、上下は変わらないが、左右は逆になるということを丁寧に説明してあげましょう。
まずは、具体物を用いて、実演してあげることで、見え方が変わるという”感覚”をもたせてあげることがポイントです。
②ペーパー問題で鏡を使って実演する
具体物の実演の後に、ペーパー問題を解かせても、解けないことが多いです。
というのも、具体物→ペーパーの間の距離は少し遠いのです。
なので、ペーパー問題でも鏡を使って、お子さんの感覚をより研ぎ澄ます必要があります。
やり方は、簡単です。
市販に売っている鏡映図の問題で、見本図の横に選択肢が並んでいる問題を選びましょう。
そして、一番左の見本図の横にくっつける形で鏡を当ててみましょう。
そうすると、ペーパーの見本図が左右逆転している様子をハッキリ確認することができます。
これをお子さんと一緒にやってみることで、鏡にうつすと、左右が逆転するという感覚をより強く持たせることができます。
そのため、具体物の後は、いきなりペーパーだけやるのではなく、ペーパー問題においても鏡を用いて行うようにしましょう。
③鏡で見た場合の見え方の違いを丁寧に説明する
ペーパーで鏡を用いて実演するときに、以下のポイントも丁寧に伝えるようにしましょう。
①左右が逆転する
②上下は変わらない
③前面・後面も変わらない
④見本図と同じ向きにはならない
(見本図とすべて左右逆転するこ)
これらのポイントを丁寧に説明してあげるようにしましょう。
そうすることで、理解→感覚に変わり、よりスピーディーに問題を解くことができます。
④最終的に鏡に映った図形を書けるようにする
さいごは、鏡にうつった時の絵を自分で書けるレベルにまでもっていきましょう。
もちろん、見本図が人だったり、複雑な絵・図形の場合は、難しいのでスキップで大丈夫です。
ただ、見本図が、「◯・△・□」などのシンプルな図形や直線だけを用いた図であれば、それを左右反転させて書かせるようにしましょう。
そうすることで、感覚的に鏡映図を解けるようになります。
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以下では、「鏡映図(鏡の問題)」問題の学習にオススメの問題集をご紹介します。
そのため、「鏡映図(鏡の問題)」の問題集をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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【商品名】
小学校受験三つ星ドリル「鏡映図(鏡の問題)) 基礎・応用編」
【価格】
880円(税込)
【形式】
PDFデータ(DL形式)
さいごに
今回は、「鏡問題」の対策方法やポイント、解説するときのコツなどについて、現役幼児教育講師が解説してきました。
鏡映図は、お子さんの理解がまずは重要です。
そして、理解ができたら、それをより感覚的に解けるようになることが大切です。
そのため、今回解説したことを参考に、ぜひ「鏡映図」を対策して、得意分野にしてくださいね!
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