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お受験の基礎

【小学校受験】ひらがなや数字は書けたほうがいい?小学校受験講師が解説!

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「小学校受験をする上で、ひらがなや数字は書けたほうがいいですか?」

このような質問がよく保護者の方々から寄せられます。

そこで今回は、小学校受験におけるひらがな・数字の役割について、解説していきます。

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

ひらがなや数字を書かせる問題は出題されない

まず大前提として、小学校受験では、ひらがなや数字を書かせる問題は出題されません。

(問題に答えるときは「◯」などの記号を用いるのが一般的です。)

というのも、基本的に、ひらがなや数字の読み書きは、小学校に入学してから学習するものだとされているからです。

そのため、ひらがなや数字を書けないからといって、「小学校受験できない」「合格できない」というわけではありません。

ですので、極論をお伝えすると、ひらがなや数字を書けたり、読めたりしなくても、問題はありません。

ご家庭の価値観によって決めることも多い

先ほどもお伝えしたように、小学校受験では、ひらがなや数字を書かせる問題は出題されません。

そのため、小学校入学前に、ひらがなや数字の読み書きを練習するかどうかはご家庭の価値感や考えによるところが多いです。

また、私が関わっているご家庭では、ひらがなや数字(0~20程度)の読み書きを練習させている場合が多いです。

逆に、ひらがななどは絵本の読み聞かせなどで最低限行って、その他の時間は、公園で遊んだり、川でキャンプしたり、山登りしたりなど、他の経験に使いたいというご家庭もあります。

これはどちらかが正しいというお話ではありません。

(どちらも考えも大切です。)

そのため、ご家庭の価値感や考えをもとに判断するようにしましょう。

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ひらがな・数字の読み書きがもたらすメリット

私が個人的に指導させていただいているご家庭では、お子さんの年齢にもよりますが、基本的には以下のことをやっていただいています。

①1日1文字のひらがな学習

②数字を0~10までマスターする

というのも、この2つをしっかりとマスターすれば、小学校受験で合格できる可能性を高めることができるからです。

そこで、今回は実際の上記の2つを子どもにマスターしてもらうことで、得られた変化やメリットについてご紹介します。

それは次の5つです。

①言葉の理解や語彙力が伸びやすくなる

②日常生活で自分からひらがなを読むようになる

→学習の機会が増える

③書くことで「運筆」の練習になる

④数字の理解は小学校受験の問題が解きやすくなる

⑤メモを取るときに役立つ

では、①~⑤について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。

①言葉の理解や語彙力が伸びやすくなる

まず、ひらがなを書けるようになることで、言葉の理解や語彙力が伸びやすくなります。

小学校受験では、語彙力や知識(季節や行事などに関する知識)を問う問題が多くの学校で出題されます。

そのなかでも、特にひらがなの理解を求められるのが、しりとりの問題です。

また、ひらがなを書いたり、読んだりする問題はないものの、ひらがなをしっかりと理解していないと、そもそも問題の意味を理解できないので、解くこともできません。

逆に、ひらがなの読み書きを丁寧に勉強しておくと、問題文を聞いたときの理解度が増したり、しりとり問題なども正確、かつ、スピーディーに解けたりします。

②日常生活で自分からひらがなを読むようになる

ひらがなを毎日1文字ずつ勉強すると、あるときから絵本のひらがなやテレビ画面のテロップ、ポスターの文字などを指差して、「これは『い』だよね」など反応するようになります。

そうなると、積極的にひらがなを読むようになり、新しいひらがなや語彙をどんどん吸収していきます。

そうすると、最終的に、語彙力や知識の増加につながります。

ひらがなは、一旦習うと、日常生活のなかで読める文字が多くなり、子どもの見える世界も変わってきます。

そのため、日常生活からさまざまな言葉や表現を学んでいってほしい場合にも教えてあげるとよいでしょう。

③書くことで「運筆」の練習になる

ひらがなを書かせると、ほとんどのお子さんはうまく書けません。

でも、それで全然いいんです。

ひらがなは、そもそも難しい形をしているものが多いです。

直線や曲線、トメ・ハネなどさまざまな要素があります。

そのため、うまく書けなくて当然です。

ただ、だからといって、書く練習をしないでいいというわけではありません。

むしろ、ひらがなは、直線や曲線、トメ・ハネなどいろいろな要素が含まれているので、書く練習をすることで、「運筆」の練習になります。

小学校受験では、ひらがなや数字は書かせませんが、答えを選ぶときに「◯」を書いたり、他にも「✕」や「=(答えを選び間違えた時の記号)」などを用いることがあります。

また、絵画の課題が出て、絵を描く力が求められる場合もあります。

そのため、ひらがなを書く練習を通して、運筆力を鍛えることは小学校受験の合否にも影響してくると言えます。

④数字の理解は小学校受験の問題が解きやすくなる

次に、数字の理解の重要性についてです。

数字は、最低でも0~10まではマスターしておくことをおすすめします。

マスターとは、「数えられる」「大小・順番がわかる」「書ける」「読める」がすべて完璧にできる状態のことです。

というのも、小学校受験では、

・物を数える問題

・物を分ける問題

・~番目に・・・なものを選ぶ問題

※(・・・には「多い・少ない」「大きい・小さい」「長い・短い」などが入ります)

これらは、すべて「数を数える力」「数字の大小・順番の理解」が必要になります。

そのため、数字は、最低でも0~10までは”マスター”しておくようにしましょう。

⑤メモを取るときに役立つ

数字は、小学校受験のペーパーテストでメモを取るときにも役立つことがあります。

小学校受験のペーパーテストにおいて、「お話の記憶」では基本的にメモを取ることはできません。

ただ、他の問題では、メモを取ってよい問題もあります。

特に、先程もご紹介した、

・~番目に・・・なものを選ぶ問題

※(・・・には「多い・少ない」「大きい・小さい」「長い・短い」などが入ります)

などの「長さ・量・大きさの系列化」の問題では、数字でメモが書けると強いです。

そのため、きれいである必要はないので、数字を書ける力も小学校受験においては有利になります。

さいごに

今回は、小学校受験におけるひらがな・数字の役割について、解説していきました。

ひらがなの読み書きに関しては、できなかったら小学校受験に受からないということはありません。

ただ、ひらがなの読み書きができれば、小学校受験においてプラスに働くことも確かです。

そのため、今回解説したことを踏まえて、ぜひ、検討し直してみてくださいね!

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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