小学校受験では、塗り絵やその力が必要になる課題がよく出題されます。
ちなみに、塗り絵は、お子さんの巧緻性をチェックする課題として出題されることが多いです。
巧緻性とは、「手先や指先(手指)を上手に使う力のこと」を言います。
また、小学校受験対策として塗り絵をやらせる時は、いくつか意識して教えなえればならないポイントもあります。
そこで今回は、小学校受験における塗り絵の対策方法やポイントについて、わかりやすく解説していきます。
目次
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小学校受験で塗り絵の課題は出るの?
保護者の方々から、
「小学校受験で塗り絵は出題されることがありますか?」
「お受験対策で塗り絵はやるべきですか?」
というご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、試験で塗り絵の課題を出題する学校はあります。
また、もし塗り絵の課題が過去に出題されたことがなくても、受験対策として塗り絵を学習メニューに組み込むのは個人的にオススメです。
なぜなら、塗り絵には次のような効果やメリットが期待できるからです。
①巧緻性のトレーニングになる
②想像力が養われる
③ペーパーや絵画の対策にもなる
では、①~③について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
①巧緻性のトレーニングになる
塗り絵を日々の学習メニューに取り入れることで、巧緻性のトレーニングになります。
小学校受験では、巧緻性をチェックする課題として、以下のような内容が出題されやすいです。
・塗り絵
・折り紙
・工作(のりやハサミを使った作品)
・紐通し/紐結び(風呂敷で包むなども含む)
・箸による豆つかみ
・洋服たたみ
など
巧緻性は、一朝一夕で身に付くものではありません。
日頃から、さまざまな習慣や対策を取り入れていくことで、少しずつ伸びていく力のひとつです。
また、塗り絵が上手になることで、他の巧緻性をチェックする課題の対策にもなります。
そのため、巧緻性を鍛える一環として、塗り絵を取り入れるのはおすすめです。
②想像力が養われる
塗り絵は、想像力を養うのにも効果的な方法のひとつです。
例えば、動物やお花の塗り絵などをする時は、頭で実物を想像しながら塗ります。
また、現実に存在しなくとも、想像力を働かせて、あえて他の色を使って塗ることもできます。
このような過程を繰り返すことで、少しずつ想像力を養うことができますし、さまざまな知識(例えば、花の塗り絵であれば、花の名前や実際の色など)を身につけることもできます。
そのため、想像力を養うためにも、塗り絵が日頃の学習メニューに取り入れたほうがよいでしょう。
③ペーパーや絵画の対策にもなる
塗り絵は、ペーパーや絵画など、他の試験対策にもなります。
ペーパーテストでは、回答する際、丸を書くのではなく、丸を塗りつぶす回答形式の場合もあります。
そのため、塗り絵をしておくことで、そのような解答形式の時にも素早く・きれいに塗りつぶすことができます。
また、当然、絵画の課題で色を塗る作業は必要不可欠です。
きれいに絵をぬれているかで、絵全体の印象が大きく変わります。
このように、塗り絵はペーパーテストや絵画にも活きてくるため、日頃のメニューに取り入れると良いでしょう。
塗り絵を教える時のポイントやコツ
小学校受験対策としてお子さんに塗り絵をやらせる時は、次のポイントやコツを教えるようにしましょう。
①縁取り(ふちどり)を教える
②ムラなく塗る方法を教える
③色々な色を使うように指示する
④クーピーやクレヨン、色鉛筆など使う
⑤色々な絵の塗り絵をさせる
お子さんが塗り絵を楽しく対策できるようにするためには、上記のポイントを意識してやらせる必要があります。
では、①~⑤について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
①縁取り(ふちどり)を教える
塗り絵をやらせる時は、必ず縁取り(ふちどり)を教えるようにしましょう。
縁取りは、線からはみ出さず、きれいに塗るために必要なテクニックのひとつです。
そのため、塗り絵をやらせるときは、きちんと縁取りを最初にするように教えることがポイントです。
また、縁取りが丁寧にできるようになったら、今度はスピードを意識するように伝えましょい・
というのも、小学校受験では、制限時間があるため、スピードが遅いと間に合わないことがあります。
そのため、最初は丁寧に縁取りをさせ、慣れてきたら少しずつスピードを早めていくように教えましょう。
②ムラなく塗る方法を教える
縁取りができるようになったら、次に色をムラなく塗る方法を教えるようにしましょう。
色塗りが上手にできないお子さんには、主に次のような特徴が共通してみられやすいです。
縦横斜めなど、色々な方向に塗っている
力が入りすぎている
縁取りをしていない
手首を動かして塗っている
このような癖があると、なかなか上手に色を塗ることはできません。
そのため、色塗りをさせる時は次のポイントを一つひとつ丁寧に教えてあげましょう。
縁取りする
手首は固定して、肘をから下全体を動かして斜めに塗る
肩や腕の力を抜く
大きく動かすのではなく、細かく動かして塗る
このようなことを意識して色塗りを練習することで、だんだんと上手になっていきます。
そのため、塗り絵をやらせる時は、このようなポイントもきちんと伝えてあげてくださいね!
③色々な色を使うように指示する
塗り絵をやらせる時は、色々な色を使うように伝えることも大切です。
元々、カラフルに塗ったり、複数の色を使って色塗りをするお子さんなら、特に口出しする必要はありません。
ですが、お子さんの中には、単色で塗る子もいます。
もちろん、そのような日もあってよいですが、小学校受験対策としても取り組みたいなら、いろいろな色を使う楽しさも教えてあげるようにしましょう。
やはり、単色で塗った絵より、複数の色できれいに塗られた絵の方が印象は良いでしょう。
そのため、単色で塗る癖がある場合、他の色も使ってみるように声かけすることもポイントです。
④クーピーやクレヨン、色鉛筆など使う
塗り絵をさせるときは、クーピーやクレヨン、色鉛筆など、さまざまな道具を使わせてあげるようにしましょう。
なぜなら、小学校受験で使う道具は、クーピーやクレヨン、マジックなど、小学校によって異なるからです。
また、色塗りの感覚は、「何を使って塗るか」で全然感覚が違います。
そのため、過去問をみて、ペーパーテストや絵画でどんな道具が用意されているのかチェックした上で対策をするのもポイントです。
⑤色々な絵の塗り絵をさせる
塗り絵をさせる時は、色々な絵の塗り絵をさせるようにしましょう。
また、塗り絵をやらせる時は、動物やお花など、小学校受験の知識問題や絵画にも活きそうな教材を選ぶのもおすすめです。
そうすることで、楽しく塗り絵できるだけでなく、ペーパー課題や絵画の対策にもなります。
ちなみに、塗り絵の題材を決める時のコツは、親御さんが一方的に決めてしまうのではなく、3枚程度絵を見せて、その中から選ばせることです。
そうすると、お子さんも楽しく、前向きに鳥んでくれることが多いため、ぜひ試してみてくださいね!
受験対策としての塗り絵のオススメの教材
最後に、受験対策の一貫として、塗り絵をやらせたい方にオススメの教材をご紹介していきます。
そのため、塗り絵を学習メニューや息抜きにやらせたいと思っている方は、参考にしてみてくださいね!
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さいごに
今回は、小学校受験における塗り絵の対策方法やポイントについて解説してきました。
塗り絵は、小学校受験の課題としても出題されますし、ペーパーテストや絵画の対策にもなります。
そのため、受験対策の一貫として塗り絵をやらせようか考えている方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね。
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