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【小学校受験】年中で模試を受ける必要性やおすすめの模試を紹介!

「年中で模試を受けたほうがいいですか?」

「年中から模試を受ける必要はありますか?」

小学校受験の予行演習として、ほとんどのご家庭が一度は「模試」を受けます。

また、模試は基本的にお子さんが年長になってから受けることが多いです。

ただ、中には、早いうちから小学校受験対策を始め、年中の時点で模試を受け始めるお子さんもいらっしゃいます。

では、年中のお子さんに模試を受けさせる意味は果たしてあるのでしょうか…。

そこで今回は、年中が模試を受ける必要性やメリット・デメリットを小学校受験講師の意見を踏まえて解説していきます。

また、さいごに年中児対象の模試もご紹介するので、参考にしてみてくださいね!

模試を受けたほうが良い年中児は?

もし、年中児で模試を受けるのであれば、一定の条件をクリアしている必要があると個人的には思います。

それは、「最低4~6ヶ月はお受験対策をしている」ということです。

というのも、例えば小学校受験対策を始めて間もなかったり、どのような問題が出題されるのかイメージが湧いていない状態で、いきなり模試をうけても悲惨な結果が出るだけで、何も意味がありません。

むしろ、小学校受験のハードルを余計に高く感じてしまい、親子のモチベーションや今後の勉強に悪影響をもたらすリスクのほうがあります。

そのため、もし、年中児のお子さんに模試を受けさせたいのであれば、幼児教室や家庭学習で小学校受験の対策を最低4~6ヶ月しているかをひとつの基準にしてみましょう。

もちろん、お子さんの吸収力や能力には個人差があるため、お子さんがすごく良くできる子であれば、本格的にお受験対策を初めて1ヶ月~3ヶ月で模試を受けて、それなりに良い結果が出ることもあります。

ただ、そのようなお子さんはごく一握りです。

また、年中やそれ以前の早いうちから模試を受けさせたところで、合格する可能性が必ず高まるとも限りません。

そのため、お子さんの実力をなるべく正確に知るためにも、まずは4~6ヶ月以上お受験対策を本格的に行ってみてから受けることをおすすめします。

年中で模試を受けるメリット・デメリット

次に年中で模試を受けるメリット・デメリットについて解説していきます。

先程解説したように、ここでのメリット・デメリットは、ある程度お受験対策したお子さんに限ります。

そのため、それを踏まえた上で参考にしてみてくださいね!

模試を受けるメリット

年中で模試を受けるメリットは、次の3つです。

①試験本番のイメージを掴める

②今の自分や他の受験生のレベルを知れる

③苦手分野を知ることができる

年中児で模試を受けることで、特に上記の3つのメリットがあります。

では、それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。

①試験本番のイメージを掴める

1つ目のメリットは、試験本番のイメージを掴めることです。

模試では、まったく知らない大人が試験官やテスター(指示をしたり、見本を見せたりする人)役をおこない、同じ小学校受験を目指す子どもたちと試験を受けることになります。

これは、まさに小学校受験の本番の試験に近い設定になっています。

また、中には実際に私立小学校を借りて、そこでテストを実施する模試もあります。

試験本番は、普段の幼児教室での勉強や家庭学習とまったく雰囲気が異なりますし、緊張感もあるため、普段勉強ができるお子さんでも実力を発揮できないことはよくあります。

そのため、模試を通して、慣れない環境・条件下で自分の力を最大限アウトプットする練習をできる点はメリットのひとつです。

②今の自分や他の受験生のレベルを知れる

模試を受けることで今の自分や他の受験生のレベルを知ることができるのもメリットのひとつです。

特に、年中の段階では家庭学習でお受験対策をしている方々も多くいらっしゃいます。

もちろん、家庭学習も全然良いですが、ひとつだけデメリットがあります。

それは、「客観的にお子さんのレベルを知ることができない」ということです。

でも、模試を受ければ、他の受験生と比較した上での客観的な数値を出してくれるため、お子さんの現段階でのレベルもより正確に知ることができます。

そのため、他の受験生と比較して、客観的にお子さんの今のレベルを知ることができるのもメリットのひとつです。

③苦手分野を知ることができる

②でお伝えしたように、模試を受けることで客観的な数値を算出することができるため、現段階でのお子さんの弱点や苦手分野を知ることができます。

苦手分野を年中の段階で知ることができれば、時間をかけて丁寧に対策することができます。

また、もちろん得意分野を知ることもできるので、それを伸ばしていくこともできます。

このように、模試を受けることで今後の対策のヒントを得ることができ、生かしていくことができるのもメリットのひとつです。

模試を受けるデメリット

一方で、年中で模試を受ける場合、メリットだけではなく、デメリットも考えられます。

それは主に次の3つです。

①悪い結果が出やすい

②模試への苦手意識や嫌悪感を抱きやすい

③模試の結果に影響されやすい

年中児で模試を受けると、上記のようなデメリットが考えられます。

では、①~③について、それぞれ詳しく解説していきます。

①悪い結果が出やすい

年中の時期に模試を受けると、良い結果が出ることは少ないです。

もちろん、よくできるお子さんは良い結果が出ることもありますが、それはごく少数です。

また、悪い結果が出ると、親御さんはどうしても気持ちが落ち込んだり、焦ってしまったりしやすいです。

そうすると、お子さんの勉強に不必要に根詰めてしまったり、厳しい態度で接してしまったりすることがあります。

そのため、このようなデメリットがあることも把握しておきましょう。

②模試への苦手意識や嫌悪感を抱きやすい

年中児でお子さんに模試を受けさせると、苦手意識や嫌悪感を抱きやすいというデメリットもあります。

①でもお伝えしたように、年中の段階で模試を受けても良い結果がでることは少ないです。

そして、それを伝えると、お子さんは「模試は難しい」「悪い結果をとったら怒られる」などのネガティブな印象を抱きやすくなります。

また、模試はお子さんにとって慣れない環境下でのテストになるので、苦手意識をもったり、不安を抱いたりして泣いてしまうお子さんも中にはいます。

そのため、準備ができていない段階で模試を受けても、このようなデメリットがもたらされるリスクがあることを覚えておきましょう。

③模試の結果に影響されやすい

3つ目は「模試の結果に左右されやすい」というデメリットです。

模試を受けると、その結果に一喜一憂することが多いです。

これは仕方がないことです。

結果が良ければお母さんもお子さんも嬉しいですし、逆に悪ければ落ち込んでしまいますよね。

そのため、多かれ少なかれ、模試の結果に左右されるのは仕方ありません。

ただ、模試は、あくまで「本番の予行演習」です。

そのため、模試はあくまでひとつの目安であって、本番の試験に直接的に影響するとは限りません。

ですので、模試で良い結果が出たからといって勉強のペースを落としてはいけませんし、悪い結果が出たからといって諦めるのもよくありません。

ただ、実際模試の結果に影響を受けるご家庭は多いです。

そのため、このようなデメリットをあらかじめ把握しておくことも大切です。

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年中児のどの時期に模試を受けるべき?

ここでは、年中児のどの時期に模試を受けるべきかを解説します。

もちろん、模試によって開催時期が決まっているため、こちらの受けたいタイミングで受けれるとは限りません。

また、模試を年中のどのタイミングで受けるかは、お受験対策をどのくらいしているかによっても変わります。

(お受験対策の期間は最初にもお伝えしたように「4ヶ月~6ヶ月以上」をひとつの目安にしてみてください。)

それらのことを踏まえると、年中のお子さんに模試を受けさせるなら次の時期がオススメです。

①年中の9月~11月頃

②年中の12月~3頃

もし、年中に入る以前からお受験対策を始めているのであれば、「①年中の9月~11月頃」の時期に一度模試を受けてみることをおすすめします。

一方で、年中になってから本格的にお受験対策を始めた場合は、「②年中の12月~3頃」がおすすめです。

この2つの時期であれば、ある程度は対策しているはずなので、模試を受けることで「場馴れ」はもちろん、お子さんの現時点でのレベルや弱点、苦手分野を知ることができ、今後お対策のヒントを得ることができます。

そのため、年中のどの時期に受けようか迷っている場合は、先程ご紹介した2つの時期を個人的にはおすすめします。

年中児対象のおすすめ模試

さいごに、年中児対象のおすすめ模試をご紹介します。

そのため、もし年中のお子さんに模試を受けさせたいと考えている場合は参考にしてみてくださいね!

みつめる21 小学受験統一模試

「みつめる21」の『小学受験統一模試(通称:統一模試)』は、300以上の幼児教室と教育図書21が共同開催し、年間のべ10,000名以上各回2,000名以上が参加する全国最大の小学受験模擬テストとされています。

年中児の方を対象とした小学受験統一模試も7・9月の全2回で実施しているので、早いうちから模試を受けさせたい方にもオススメです。

さらに、60校以上の有名私立小学校の先生方を招いた合同相談会小学受験統一模試会場限定の問題集コーナー出題内容の問題解説および父母受験講座などのイベントが開催されるのも魅力のひとつです。

全統オープン

全統オープンは、『理英会』や『幼児教室めぇでる』などの大手幼児教室と共催・運営しており、参加人数も最大級の模試と言われています。

年長児対象の全統オープン総合テストは年間で全5回実施されています。

また、模試は私立小学校を借りて実施するため、実際の入試を想定した”学校空間での体験”をすることができるのも魅力のひとつです。

さらに、東京地区・神奈川地区・埼玉地区・千葉地区・大阪地区で開催されているため、関西の方にもおすすめの模試です。

こぐま会

言わずと知れた大手幼児教室のひとつである「こくま会」でも各テストを実施しています。

年中では、「公開発達診断テスト」「個別学力診断テスト」「志望校適性テスト」の3種類のテストが実施されています。

それぞれのテストの内容は以下の通りです。

■公開発達診断テスト

お子さんの発達の現状を1年を通して継続的に測定していくテスト。

学習課題などの知的な側面、運動的な側面、また集団活動などの社会的な側面など、さまざまな角度から詳しく分析することが可能。

■個別学力診断テスト

ペーパーを使わず、全ての項目を1対1で行う個別テスト。

それぞれの時期にふさわしい学力が身についているかさまざまな観点から診断することを目的としていて、6領域(未測量・位置表象・数・図形・言語・生活 他)だけでなく、記憶、手先の巧緻性なども実施。

■志望校適性テスト

近年の各学校の入試傾向を踏まえ年中児の発達段階に合わせて作成し、無理なく受験できる内容のテスト。

学力考査では、言語力や思考力を重視した個別テストを多く取り入れているため、現時点でのお子さまの理解度とコミュニケーション力を確認することが可能。

伸芽会オープン模試

大手幼児教室のひとつである伸芽会では、累積100万人以上が受験している全国最大級の「伸芽会オープン模試」が毎年実施されています。

伸芽会では、年中児対象に「志望校合格判定テスト」が実施されています。

このテストでは、来年秋の合格に向けて、年中児の時期に体験しておきたい小学校入試の基本項目を多様な観点から出題し、診断する内容となっています。

また、ご希望される小学校3校について、各小学校合格者の伸芽会模試データをもとに合格可能性を判定してくれます。

さいごに

今回は、年中が模試を受ける必要性やメリット・デメリット、おすすめの模試について小学校受験講師の意見を踏まえて解説してきました。

年中のお子さんに模試を受けさせるのであれば、一定期間はしっかりとお受験対策をしている必要があると個人的には思います。

まったく対策していない状態で、模試を受けても意味はありませんし、悪影響をもたらすリスクのほうが高いです。

そのため、今回解説したことを参考に、年中の模試を検討してみてくださいね!