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模試情報

小学校受験の模試が最下位…模試結果が悪いときに考えるべきことは?

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「模試の結果が最下位でも合格できる?」

「模試の結果は関係ないって言うけど本当?」

小学校受験の模試の結果に関してはさまざまな説があります。

「模試の結果が悪くても、実際の合否にあまり関係ない」という意見もあれば、「模試の合否は試験の合否を予測するものだ」という意見もあります。

ただ、お子さんの模試の結果が悪いと、本当に合否に関係ないのか、志望校にご縁をいただけるのか不安になりますよね。

そこで今回は、模試の結果が最下位だったり、平均的に悪かったとしてもご縁をいただけるかどうかについて、小学校受験講師の意見も踏まえて解説していきます。

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模試結果の信頼性は3つの要素で変わる!

まず、「模試結果をどれくらい信じていいのか」について解説していきます。

模試の信頼性は妥当性は、以下の要素によって決まります。

①模試を受けた時期

②模試の種類

③志望校の競争率

模試の結果の妥当性や信頼性はこれらの要因によって大きく変わります。

では、①~③について、それぞれもう少し詳しく解説していきます。

①模試を受けた時期

まず、1つ目は、その模試をいつ受けたか、つまり、「模試を受けた時期」です。

例えば、年中の秋~冬頃(11月~2月頃)に受けた場合、模試結果がどんなに悪くても、本番までに時間がたっぷりありますし、これから伸びていく可能性が高いため、実際の試験の合否にはほとんど関係しません。

ですが、試験本番間近の9月や10月に受けた模試の結果が悪い場合は、試験の合否にもそのまま反映される可能性は高いと考えられます。

そのため、模試の結果の信頼性に疑問を持ったときは、その模試をいつ受けたかをひとつの判断基準にすることをおすすめします。

②模試の種類

2つ目は、模試の種類です。

小学校受験の模試には主に次のような種類があります。

■総合力判定テスト

小学校受験に合格するための必要な総合力を、1年を通して継続的に測定するテスト。

■志望校合格判定テスト

志望校の合格の可能性を、昨年度入試の合格者データを元に算出するテスト。

■学校別模擬テスト

各学校独自のに出題傾向・形式を踏まえた内容のテスト。この種類のテストは、その学校の過去の入試問題を分析し、実際の入試に即した内容になっているため、より本番を意識した予行演習にもなる。

※模試の名称は、運営会社によって異なります。

その模試の結果がどれくらい実際の試験の合否に反映される可能性があるかは、上記のうち、どの種類の模試を受けるかによっても異なります。

例えば、志望校への合格判定をしてもらうために、「志望校合格判定テスト」を受けるご家庭は多いです。

ただ、この模試の問題内容は各学校の傾向に対応したものではなく、あくまで昨年度入試の合格者データを元に算出したものです。

そのため、信頼性が高いかというと判断が難しいです。

(というのも、小学校受験の問題内容や傾向は、学校によって大きく異なるからです。)

一方で、「学校別模擬テスト」は、各学校独自のに出題傾向・形式を踏まえた内容のテストになっています。

また、学校別になっているため、同じ模試を受けるお子さんはその学校を狙っていることが多いです。

そうなると、同じ志望校を目指す他の受験生と比較した上での結果が算出されることになるので、実際の試験の合否に反映される可能性も高くなると考えられます。

このように、どの種類の模試を受けるかによっても、模試結果の妥当性は異なります。

そのため、模試の結果の信頼性に疑問を持ったときは、「模試の種類」もひとつの判断材料にしてみましょう。

③志望校の競争率

3つ目は、お子さんの「志望校の競争率」、つまり、倍率が高いかどうかです。

例えば、難関私立小学校であれば、人気があるため、当然倍率も高く、競争率も激しいです。

また、人気がある難関私立小学校を受けるお子さんは、対策をきっちりして、完璧に仕上げていることが多いです。

そのため、模試の結果も安定して、良い成績を取り続けていることが多いです。

(例えば、女子校最難関と言われる、雙葉や白百合に合格するお子さんは安定的に模試で良い成績を取っているケースが多いです。)

そうなると、試験本番でも模試の結果がそのまま反映される可能性が高くなります。

ですので、模試の結果が合格ボーダーラインぎりぎりであれば、ご縁をいただける可能性もありますが、逆に最下位に近いような結果であれば一発逆転が起こる可能性は少ないです。

ちなみに、以下の2つにおいては、模試の結果があまりあてにならないという説があります。

1.倍率が低い私立小学校

2.国立小学校

倍率が低い私立小学校は、応募者が少なかったり、併願校として受けていたり、受験生間の実力が平均してあまり変わらないことがあります。

そうなると、模試でずっと良くない結果を取っていたとしても、ご縁をいただける可能性はあります。

また、国立小学校の場合も、模試の結果が反映されないケースが多い印象です。

その理由は主に2つです。

1つ目は「抽選制度」があるからです。。

抽選とは、「くじ引き」と同じで、実力関係なしに運が勝敗を決める残酷な制度です。

つまり、模試の結果が良かったとしても、運が悪ければ実力関係なしにご縁をいただけないケースがあるということです。

これが模試の結果が反映されづらい理由のひとつです。

もう一つは、「国立小学校のペーパーテストは、ほぼ満点が当たり前で、それ以外の試験で決まることが多いから」です。

国立小学校に合格するお子さんは、ペーパーテストでほぼ満点を取ることが多いです。

そのため、ペーパーテスト以外の行動観察や運動テスト、口頭試問などで合否が決まることが多いです。

そして、これらの試験は評価基準があったとしても試験官の主観によるところが大きいです。

そのため、模試では結果がかんばしくなくても、当日の試験で試験官の目にとまって合格することもあります。

このような理由から、国立小学校では模試の結果が反映されないケースがあると言えます。

ここまで解説してきたように、模試の結果の信頼性に関しては、「模試を受けた時期」「模試の種類」「志望校の競争率」などによって大きく変わってきます。

そのため、模試結果の妥当性を判断する際には、ここまで解説してきた3つの要素をひとつの判断基準にしてみてくださいね!

模試結果で最下位でもご縁はいただける?

模試結果が最下位やそれに近い順位でもご縁をいただける可能性はあるのか、ということについて現実的にお答えしていきます。

まず、大前提として、先程もお伝えしたように、模試の結果の妥当性は「模試を受けた時期」「模試の種類」「志望校の競争率」によって異なります。

そのため、「模試の結果は試験の合否にほとんど関係ない」または「模試の結果は試験の合否に反映される」と一概にお答えすることはできません。

ただ、受験本番の直前の模試で、最下位やそれに近い結果を取ってしまった場合、ご縁をいただける可能性は低いといえます。

(もちろん、模試の結果が悪くても試験本番で実力を発揮したり、運が重なったりして、ご縁をいただけけるケースはありますが、ごく少数です。)

さらに、受けた模試が志望校の問題傾向に対応した「学校別模擬テスト」で、かつ、志望校の倍率が3倍以上の場合、模試結果が実際の合否に反映される可能性はさらに高くなるといえます。

たしかに、可能性だけの話でいえば、ゼロではないでしょう。

ただ、合格と不合格、どちらの可能性が高いかというと、後者と言えます。

そのため、もし、受験間近で模試の結果があまりに悪い場合は、それが試験の合否にも反映される可能性があることを理解しておきましょう。

一方で、年中の時期や年長のはじめの段階で受けた模試の結果に関しては、実際の試験の合否に反映される可能性は低いです。

そのため、模試結果をしっかりと受け止めた上で、まずはお子さんの得意分野と苦手分野を分析して、対策していく必要があります。

また、普段の勉強はよくできていても、模試になると、緊張したり、焦ったりして、本来の実力を発揮できないお子さんも一定数います。

そのような場合は、本番までになるべく多く模試を受けて場数を踏む必要があります。

そのため、模試の結果に関しては、「模試を受けた時期」「模試の種類」「志望校の競争率」の3つで判断するようにしましょう。

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幼児教室の先生の言葉は鵜呑みにしない

模試の結果が悪かったとき、幼児教室の先生に報告したり、相談したりすることがあると思います。

その際、ほとんどの幼児教室の先生は、

「大丈夫ですよ」

と言います。

こう言ってもらえると安心する方も多いと思いますが、反対に「本当にそうなのかな?」と疑問に思うこともありますよね。

個人的には、幼児教室の先生の「大丈夫」は鵜呑みにしないほうがよいと思います。

なぜなら、その「大丈夫」には、いろいろな意味合いがあるからです。

例えば、

・本番までまだ時間があるからという意味の「大丈夫」

・ひとまず落ち着かせるための「大丈夫」

・慰めるための「大丈夫」

・小学校受験を諦めさせないための「大丈夫」

・モチベーションを下げないための「大丈夫」

などです。

つまり、本当にお子さんの合格の可能性を見据えて「大丈夫」と言っているとは限らないということです。

また、幼児教室によっては小学校受験を諦めたら教室をやめてしまうと考えて、あえて最後までやり切らせようとすることもあります。

ただ、中には「この学校は今の実力じゃ難しいから、志望校を変えたほうがいい」とハッキリ伝えてくれる先生もいらっしゃいます。

このようなことを踏まえた上で、幼児教室の先生の言葉は、鵜呑みにしないことをおすすめします。

さいごに

今回は、模試の結果が最下位だったり、平均的に悪かったとしてもご縁をいただけるかどうかについて、小学校受験講師の意見も踏まえて解説してきました。

繰り返しになりますが、模試の結果の妥当性や信頼性は以下の3つの要素によって異なります。

◉模試を受けた時期

◉模試の種類

◉志望校の競争率

そのため、模試の結果に疑問を持ったときは上記の3つをもとに、その妥当性について判断してみてくださいね。

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また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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