面接対策

【小学校受験の面接】「志望理由」の質問例と回答のポイントを解説!

小学校受験の面接で志望理由を聞かれた際、願書に書いた内容をそのまま答えればよいと思っている保護者の方も多いですが、それだけでは「御校に入りたい!」という熱い気持ちは伝わりづらいです。

実際、学校によっては「願書に書いてあること以外に、当校を志望した理由をお聞かせ下さい」など少し踏み込んだ質問をしてくることもあります。

そのため、願書の志望理由ももちろん大切ですが、それとは別に面接で聞かれた際の志望理由もしっかりと準備しておくことが大切です。

そこで今回は、小学校受験の面接における「志望理由」の質問例や回答のポイントについて、小学校受験講師や経験者の意見も踏まえて、わかりやすく解説していきます。

なぜ、面接で「志望理由」を聞かれるの?

基本的にほぼ全ての学校の願書には、志望理由の記入欄があります。

そのため、極端なことを言ってしまえば、学校側は願書を通して、そのご家庭の志望理由をすでに知っていると言えます。

では、なぜ、わざわざもう一度面接で志望理由を聞いてくるのでしょうか。

その理由としては次のようなことが考えられます。

①実際に保護者の口から改めて聞きたい

②願書に書き切れなかった理由を聞きたい

③夫婦で志望理由を共有できているか知りたい

そのため、これらの理由を抑えた上で、しっかりと面接用の回答準備が必要になります。

では、それぞれの点について、もう少し詳しく見ていきましょう。

①実際に保護者の口から改めて聞きたい

一つ目は、志望理由を実際に保護者の口から改めて聞きたいからです。

願書の志望理由というのは、練って練って、何回も修正しているはずなので、どのご家庭もよく作り込まれています。

ただ、よく作り込まれている分、その熱意が伝わりづらいことがあります。

一方、口頭で志望理由を言ってもらうと、願書だけではわからなかった学校への熱意であったり、願書には書かれていない他の志望理由が垣間みれたりします。

また、口頭で答えるときに自然と出る言葉のほうが、願書に書かれた文面より伝わりやすいこともあります。

これを踏まえると、志望理由を聞かれたときに、願書に書いてある内容をそのまま暗記して回答するだけでは不十分ある可能性が高いです。

そういった意味で、面接で志望理由を聞かれたときの回答案を作っておくことは大切です。

②願書に書き切れなかった理由を聞きたい

面接で志望理由を聞く意図として、「願書」に書き切れなかったことを聞きたいという理由もあります。

願書の志望理由の記入欄はスペースが限られているので、書く内容も取捨選択する必要があります。

そのため、願書には書いてない志望理由を面接でぜひ聞かせてほしいという意図も学校側にはあると考えられます。

また、願書に書かれていなかった志望理由を聞いて、その学校への熱意が面接官に伝わることもあります。

ですので、願書の内容だけでなく、そこには書き切れなかった理由も回答案として準備しておく必要があります。

そういった意味でも、面接の志望理由の用意はとても大切だと言えます。

③夫婦で志望理由を共有できているか知りたい

さいごは、ご夫婦で志望理由を共有できているか知るためです。

小学校受験は、基本的にお母様主導で対策や準備を進めることが多いです。

それを理解した上で、あえて面接でお父様に志望理由を聞く学校は多くあります。

志望理由をしっかりと答えられるかどうかで、そのご夫婦が学校の教育方針や指導方針を共有できているのか、本当にその学校にお子さんを通わせたいと思っているのかを判断することができます。

また、お父様が志望理由を聞かれた際、もし願書に書いてある内容をそのまま答えたら、暗記しているだけという印象を与えてしまうかもしれません。

そのため、ここまでお伝えしたきように、願書には書き切れなかった含めて志望理由をしっかりと準備して、回答できるようにしておくことが大切です。

「志望理由」の回答案を作るときのポイント

ここでは、面接で志望理由を聞かれたときの回答案を作る上でのポイントについて解説していきます。

先ほどもお伝えしたように、質問されたときに、願書に書いてある志望理由をそのまま答えるだけでは不十分です。

そのため、しっかりと次のポイントを意識して、面接用の回答案を考えることをおすすめします。

①志望校の教育理念への理解・賛同

②志望校の生徒や先生、校舎についても触れる

③お子さんの志望校への思いも含める

面接で志望理由を聞かれたときは、上記のポイントをしっかりと盛り込む必要があります。

では、それぞれのポイントについて、もう少し詳しく解説していきます。

①志望校の教育理念への理解・賛同

そもそも、願書や面接で志望理由を聞くのには、次のような目的があるとされています。

・学校の教育理念や校風を理解しているか

・学校の教育理念や指導方針に賛同してくれているか

・そのご家庭の教育方針と合っているか

そのため、まずはこれらのことをアピールする必要があります。

もちろん、願書の志望理由で概ね上記のことは面接官に伝わっているはずです。

(逆に上記のポイントが伝わる内容になっていないのであれば、まずは願書の志望理由を見直す必要がありますので、こちらをチェックしてみてください。)

ですが、面接で志望理由について聞かれたときも「家庭の教育方針」と「志望校の教育理念・指導方針」に触れた上で、理解・賛同していることをまずは伝える必要があります。

②志望校の生徒や先生、施設についても触れる

①のポイントに加えて、回答に盛り込んだほうがいい要素として挙げられるのが、次の2つです。

◉志望校の生徒や先生のようす

◉志望校の校舎や施設

面接では、この2つの要素を入れるだけで印象が良くなることが多いです。

なぜなら、この2つについて言及できるということは、試験本番を迎えるまでに、学校説明会や学校見学会に足を運び、よく観察していたというアピールになるからです。

また、志望校の在校生や先生について誉めるなると、自然と内容も具体的になります。

すると、ご家庭の熱意が伝わりやすくなります。

加えて、この2つの要素は、願書の志望理由蘭にはスペースの問題で、盛り込めないことが多いです。

そういった意味でも、面接で聞かれたときに、この2つの要素を含めるのはおすすめです。

③お子さんの志望校への思いも含める

意外と忘れがちですが、お子さんの志望校への思いも回答に盛り込むことをおすすめします。

ただ、このポイントの大前提は、お子さんがその志望校に心から通いたいと思っていることです。

もしお子さんがその学校に本当に通いたいと思っているのであれば、日々の会話のなかで「その学校に入ったら〜をしたい」「小学校の〜で遊びたい」などと言うことタイミングがあるはずです。

それをしっかりとメモを取っておいて、面接のときに「息子も、御校の〜を大変に気に入っているようで、入学できたら…したいと言っておりました」とひとつのエピソードとして伝えると熱意が伝わりやすいです。

また、この要素を盛り込むことで、親御さんの意向だけではなく、お子さんの意見も尊重した上で志望校を決めたというアピールにもなります。

そのため、面接で志望理由を聞かれたときには、”お子さんの志望校への思い”も含めることをおすすめします。

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面接における「志望理由」の質問例

さいごに、面接における「志望理由」の質問例をご紹介します。

学校によっては、少し捻った聞き方をしてくる場合もあるため、回答案を作るときの参考にしてみてくださいね!

◉私学を選んだ理由を含めて、どうして当校を志望されたのですか。

◉志望理由をお聞かせ下さい。

◉本校のどのようなところがよくて、ご志願いただきましたか。

◉当校を志望しようと思われた動機についてお聞かせ下さい。

◉当校のどのような点に魅力を感じて志願されましたか。

◉住んでいる場所から遠いにもかかわらず、なぜ当校を志望されるのですか。

◉なぜ男子(女子)校を選ばれたのですか。その理由をお聞かせ下さい。

◉願書にも記入されていますが、志望理由を具体的にお聞かせいただけますか。

◉願書に記入してあること以外の志望理由をお聞かせ下さい。

◉願書に書かれている志望理由の他に、どのような点がお子様に合っていると終われますか。

◉本校はどのようなきっかけでお知りになり、どのような点を評価して、お選びいただけましたか。

◉この小学校への志望を決めた時期はいつですか。

◉ご主人が言われた志望理由に補足があれば、お聞かせ下さい。

◉当校を選んだ理由はお父様と一致していますか。

◉志望理由では第一に一貫教育について書かれていますが、受験勉強などの苦労は社会に出る前に重要ではないですか。

◉引っ越してまで通わせたいということですが、どうしてそこまでして通わせたいのですか。引越しをされたらお父様はどうされるご予定ですか。引越し先にはどなたがお住みですか。

さいごに

今回は、 小学校受験の面接における「志望理由」の質問例や回答のポイントについて、小学校受験講師や経験者の意見も踏まえて解説してきました。

面接で志望理由を聞かれたときに、願書に書いたことをそのまま言うのは熱意が伝わく、機械的な印象を与えてしまうため、おすすめしません。

そもそも、同じこと言うだけでいいなら、面接でわざわざ志望理由を繰り返し聞く必要はありません。

そのため、面接は面接でしっかりと志望理由の回答案を準備することが大切です。

ただ、面接用の回答案を作る上で、願書の志望理由とかけ離れていては矛盾などが生じてしまうため、願書の内容+αで考える必要があります。

ぜひ、今回解説したポイントを踏まえて、ベストな回答案を練ってみてくださいね!

また、面接の際に意識すべきポイントや気をつける点に関しては以下の記事で詳しく解説しているため、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね!

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