願書

【小学校受験】願書の「志望理由」の書き方やポイント、例文集を解説!

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「小学校受験の願書の志望理由の書き方は?」

「志望理由にはどんなことを書けばいいの?」

志望理由は、小学校受験の願書において、最も大事なポイントだと言えます。

なぜなら、志望理由を書くときには、ご家庭での教育方針やようす、そして、本校を志願する理由が盛り込まれており、学校側はその部分を最も読みたいからです。

そのため、文案をしっかりと作り込んで、ベストな志望理由を書けるかどうかが大切になります。

ただ、いきなり志望理由を書こうとしても、「どんな構成で」「どんな要素を盛り込んで」「どのくらいでまとめるべきか」なかなかわかりませんよね。

そこで今回は、小学校受験の願書における『志望理由』の書き方について、初めての方でもスムーズに書けるように解説します。

『志望理由』の鉄板”三段論法”

志望理由を作成するにあたって、「文章の型」をまず理解することが大切です。

志望理由の型で、よく用いられるのが『三段論法』です。

三段論法とは、古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスによって確立されたもので、最初に「大前提」と「小前提」があり、最後に「結論」を出す流れになります。

具体的には以下のものです。

大前提:すべての人間は死すべきである。
小前提:ソクラテスは人間である。
結論:ゆえにソクラテスは死すべきである。

これを『志望理由』に当てはめると、以下のようになります。

【大前提】

我が家の教育方針はBであり、我が子のようすは・・・です。

【小前提】

御校の教育方針は、B’です。

【結論】

ゆえに私どもは御校を志望します。

上記の型を意識することで、読み手に伝わりやすく、スッキリとした志望理由を作成することができます。

もちろん、他の構成を用いる場合がありますが、いずれにせよ幼児教室の先生などの添削を受けることになるため、まずは三段論法に当てはめながら文案を考えてみることをオススメします。

志願する学校の願書によって、『志望理由』という言葉を使っている場合もあれば、『自由記入欄』という言葉を用いている学校(※)もあります。

※例)慶応幼稚舎

ちなみに、『自由記入欄』の場合は、注意書きとして「本校を志望した理由、志願者の様子、家庭の教育方針等」などと書かれているため、その要素をしっかり盛り込むことを意識すれば問題ありません。

『志望理由』で盛り込むべき3つの要素

『志望理由』を三段論法を用いて作成する上で、必ずといっていいほど盛り込むべき要素は以下の3つです。

①ご家庭の教育方針

②ご家庭でのお子さんのようす

③御校への志望する理由

基本的に、どの小学校を受験するにも、志望理由では上記の3つを盛り込む必要があります。

では、①~③について、もう少し詳しく見ていきましょう。

①ご家庭の教育方針

まずは、「ご家庭の教育方針」です。

ご家庭の教育方針は、志望理由においてとても大切な要素になります。

そのため、志望理由を考え始める前に、まずは「ご家庭での教育方針」を明確にしておく必要があります。

具体的には、お母様お父様がお子さんと関わる上で、「どんなことを大切にしているか(意識しているか)」、そして「どんな人間に育ってほしいか」ということです。

これらを踏まえて、まずご家庭の教育方針が明確になっていない場合は、それをご夫婦で話し合って、まとめるようにしましょう。

②ご家庭でのお子さんのようす

次に大切な要素は、「ご家庭でのお子さん(志願者)のようす」です。

具体的には、以下のような点です。

●お子さんの性格・特性

例)好奇心が旺盛、明るい、活発的、穏やかなど

+それを象徴する具体的なエピソード
(今まで取り組んできたこと)

●お子さんの趣味や一所懸命取り組んでいること

上記の要素のうち、盛り込みやすいのは、「お子さんの性格・特性+それを象徴する具体的なエピソード」です。

例えば、「コツコツ取り組む性格」のあるお子さんであれば、「過去に縄跳びが5回しか飛べなかったのに、毎日20分ずつ練習したら30回連続で跳べるようになりました。(※)」というような感じです。

※これは私がかつて指導していたお子さんの実例です。

この具体的なエピソードが、自然とご自身の志望理由の”オリジナリティ”になります。

たまに、オリジナリティを出すために、難しい言葉を使ったり、普段は用いない表現など使用する方もいらっしゃいますが、それはオリジナリティを履き違えてしまっています。

オリジナリティは、用いる言葉や美辞麗句など、表面上の問題ではなく、中身によって作られるものです。

そのため、過去のことを思い出したり、日頃のお子さんをよく観察して、なにか新しいことができるようになったときや、できなかったことができるようになったときなど「成長の瞬間」を記録しておくこともポイントになります。

③御校への志望する理由

さいごは、「御校を志望する理由」です。

三段論法でも解説したように、「ご家庭の教育方針」と「お子さんのようす」が明確になっていることが前提で、それを踏まえた上で御校の教育方針への理解と賛同を示し、結論へとつなげなければなりません。

また、志望校によっては、教育方針に独自のキーワードを用いているケースもあります。

たとえば、早稲田実業初等部であれば「去華就実」、慶応幼稚舎であれば「独立自尊」などです。

(ちなみに、慶応幼稚舎では、「『福翁自伝』を読んで感じるところ書いてください」といった項目もあります。)

これらも、ただ、国語辞典やWikipediaで調べるだけだと読み手にすぐに見抜かれます。

そのため、関連著書や学校説明会への出席などを通して、深く理解し、それを落とし込んだ形で志望理由に反映する必要があります。

ここまで解説した3点を明確にした上で、志望理由の文案の作成に入りましょう。

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実際の『志望理由』の例文集

ここでは、いくつかピックアップして、実際の志望理由の例文をご紹介します。

慶応幼稚舎の『自由記入欄』例

 我が家では、心身の健康、礼儀、粘り強い努力の3つを教育方針にしております。なぜなら、その3つさえわが子に備われば、あとは、どんな方向に進もうと大丈夫だと考えているからです。
 娘は食べ物の好き嫌いがなく、なんでもよく食べます。この5年間、徒歩と電車で毎日元気に通園し、おかげさまで健康に育っております。 明るく穏やかで、楽しく毎日を過ごしております。小さい頃からこつこつ取り組む性格のようで、できないことでもいつの間にかできるようになっていて、親を驚かせることもございます。 園の縄跳び大会があると知ると、それに向けて毎日家で練習し、最初は2回しか跳べなかった縄跳びが20回以上跳べるようになりました。今は後ろ跳
びや走り跳びに挑戦しているところです。 達成する喜びを覚えはじめたようで、以前より自分に自信が持てるようになってきた様子です。 自信がついてきたこともあり、初めての環境では慎重になることが多かった娘ですが、最近では、初め
て会うお友達にも自ら話しかけるなど、積極性が増してきたと感じてります。
 貴舎におかれましては、独立自尊を学びの柱とし、まずは健康に成長することを重視すること、興味のあることに対し一生懸命探求することを推奨する教育方針、一人の担任の先生がじっくりと長い目で見てくださる環境に深い感銘を受け
ております。
今後の社会の多様な変化に対応し、社会に貢献するためにも、幼少期に一生の友と共に成長し、目標を持ち、それを自らの努力で達成する喜びを知ってもらいたいと願い、貴舎への入学を志願致します。
(646字)

【引用元】『願書の書き方 慶応幼稚舎 横浜初等部 早稲田実業 (慶応幼稚舎入試解剖学シリーズ4) 』

早稲田実業初等部の『自由記入欄』例

 藁谷学校長先生が、学校説明会でおっしゃっていた「恋動が大きい時代、その変化を自分で切り拓く力が必要だ」というお言葉は、「去華就実」を校是とする貴校でこそのお言葉だと思いました。机上の空論ではなく、堅実な実務の中で先
を読み、新しいアイデアを創造出来る人物こそ、自分で未来を切り拓くことができると思います。貴校の校是「去華就実」に強く賛同致します。私も小さい会社を経営しておりますが、地味なことでも堅実にしっかりと取り組むことが一番だと思っております。
 息子に対しては、多くの実体験をさせることを心掛けてきました。バーチャルではなく実物に触れる。頭で考えるだけでなくその場で必要な行動を考え実行
するようになってほしいからです。毎年夏、家族で宿泊キャンプに行っておりますが、昨年は火おこしに失敗し苦い経験をしました。そこで、今年は息子と話し合い、燃焼用の廃木材を隙問を作りながら配置し風の通り道を作り、息子は簡易な道具で風を送り、勢いよく燃焼させました。軽い火傷をしましたが、よく焼けたお肉をほおばり、息子は満足げな様子でした。実体験を通じて、試行錯誤する楽しみを息子は覚えてきたようです。
 予測困難なこれからの時代、息子にはどんな場所、組織でも真に必要とされる人材になってほしい。貴校の、旭に足がついた教育をぜひ息子に受けさせたいと願い、志望いたします。
(573字)
【引用元】『願書の書き方 慶応幼稚舎 横浜初等部 早稲田実業 (慶応幼稚舎入試解剖学シリーズ4) 』

願書を書き方とそのポイント

志望理由に関係なく、願書を書くときに共通して意識すべきなのがわかりやすい文章です。

難しい言葉をたくさん使ったり、端的にまとめられる内容にも関わらず不要な肉付けをして文章のボリュームをかさ増ししたりするのはNGです。

そのため、読む側の読みやすさ」「理解しやすさ」「伝わりやすさを意識して作成する必要があります。

これを踏まえた上で、願書で「わかりやすい文章」書くときのポイントは以下の6つです。

①丁寧で大きな字で書く

②主語・述語をハッキリさせて書く

③だらだらと文章を続けない

④一文一文を短くするよう意識

⑤文体を一致させる

⑥使用する言葉に気を配る

①~⑥のポイントについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね!

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願書の書き方についてのよくある質問

さいごに、願書の作成・記入についてよくある質問をご紹介します。

そのため、気になる質問事項があればチェックしてみてくださいね!

Q.記入欄からはみ出しても大丈夫ですか?

指定された記入欄からはみ出すのはNGです。

「願書の記入欄から少しでもはみ出していたら、その時点で不合格にします」とおっしゃっていた某小学校の校長先生も過去にいらっしゃいます。

ついつい書きたいことがあって、文量が多くなってしまうという方もいらっしゃいますが、読み手もご自身の願書以外にいくつも読まなければなりません。

また、適切な文量を予測した上で、解答欄の大きさも作られています。

そのため、必ず指定された記入欄におさまるようにまとめましょう。

また、先程も解説したように、小さい文字でビッチリ書くのではなく、適切な大きさと丁寧さを意識して書くようにしましょう。

Q.文字数はどうやって数えたら良いですか?

結論からお伝えすると、書き手によって願書の最適な字数は異なります。

願書の文案を作成するにあたって、願書を書く人の最大字数(MAX字数)を数えることから始めます。

具体的には、まず願書をコピーして、はじめの2行程度、自分なりに読みやすい大きな文字を書いて、1行に何字書けたかを数えます。

その後、行数文計算して、MAX字数を逆算しましょう。

Q.願書は誰が書くべきでしょうか?

お父様かお母様のどちらかが書くのが大前提です。

代筆を業者に依頼するケースもありますが、基本的には、お父様お母様で字が上手な方が書くようにしましょう。

また、あまり変わらない場合は、どちらでもいいですが、願書の内容はお母様よりもお父様が考えた方が良いケースもあります。

なぜなら、父親の教育熱心さをアピールできるからです。

そのため、文案を考えるのはお父様、清書はお母様というように役割分担するのもオススメです。

少し話は逸れましたが、基本的に願書は、お母様・お父様で字がより綺麗なほうが記入するようにしましょう。

Q.願書の清書を失敗しないコツは?

まずは、願書をコピーして、そのコピーに最終文案を清書と同様に時間をかけて書くことです。

そして、清書のときは、その下書きを書き写すつもりで書きます。

そうすることで失敗の可能性を極力小さくして清書することができます。

Q.万年筆で書くのはどうですか?

ほとんどの人には万年筆はオススメしません。

普段から使い慣れている人でないと、読みやすい字は書けないと思います。

また、願書の添削をしている方によると、多くの人には0.7ミリの黒色の水性ボールペンがオススメとのことです。

0.7ミリ程度の細字のほうが書き上がりが綺麗に見えやすいです。

油性ボールペンは、ダマにりやすく、書いている途中にこすれて、願書が汚れることもあるのでオススメできません。

ただ、書きやすさは個人差があるため、両方試し書きして決めることをオススメします。

Q.添削を受けることは必要ですか?

小学校受験の合格輩出者を数多く出しているプロの方に添削してもらうことは大切です。

ただ、願書を直されすぎるのも危険です。

というのも、そのような添削者は他の方の願書も大きく直し、似たりよったりの内容になる危険があるためです。

また、添削の伝え方や人柄など、相性もあるため、そのような点も考慮する必要があります。

さいごに

今回は、願書における『志望理由』の書き方やそのポイントについて解説してきました。

志望理由は、学校側が願書で最も重視する部分です。

そのため、ご家庭の教育方針お子さんのようす今まで取り組んできたことをしっかりとまとめ、志望校の教育方針を深く理解してからがスタートです。

まさに「準備が9割」ですので、しっかりと情報収集やリサーチをおこない、文案を作り込んだ上で清書するようにしましょう!

また、願書のいろはについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね!

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