小学校受験では、「間違い探し」が必要になります。
というのも、小学校受験で、間違い探しが大問として出ることはあまりありませんが、「映像(絵)の記憶」や「同形発見」などで必要になる力だからです。
このような単元を解くためには、「眼球運動」や「見比べる力(観察力)」、「記憶力(主に短期記憶)」が必要になります。
そして、これらの力を養うのに、「間違い探し」や効果的です。
そこで今回は、間違い探しの教え方やポイント、オススメの問題集などについて、わかりやすく解説していきます。
目次
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「間違い探し」を解かせる時のポイント
「間違い探し」を解かせる時のポイントは、主に次の5つです。
1.全体に目を通す
2.部分的に見ていく
3.指を使って確認する
4.基礎的な問題集から取り組む
5.応用問題に慣れていく
では、1~5について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.全体に目を通す
間違い探しの問題を解くときには、まず全体に目を通して、わかりやすい間違いがないか探しましょう。
というのも、小学校受験のペーパー課題では、それぞれの問題に制限時間があるからです。
そのため、より早く間違いを見つけるためにも、まずは全体に目を通して、目立つ間違いやわかりやすい違いがないかを確認するように教えることがポイントです。
2.部分的に見ていく
1で解説したように、全体を見たら、次は部分的に見て、間違いを探していくことがポイントです。
部分的に見るといっても、その方法はいくつかあります。
1つ目は、それぞれの絵ごとに見比べる方法です。
この方法は、正確性を高めることができますが、時間がかかるのが難点です。
他にも、以下のように、線を引いて部分的に見比べる方法もあります。
この方法であれば、先程のやり方と違って、正確性は少し劣りますが、よりスピーディーに解くことができます。
このように、全体に目を通した後は、部分的に見ていくように教えることがポイントです。
3.指を使って確認する
部分的に確認する時は、指を使うのもポイントです。
指でそれぞれの絵を見比べることで、正確に、かつ、スピーディーに解くことができます。
そのため、1や2でご紹介したテクニックとは別に、指も一緒に活用するように教えましょう。
4.基礎的な問題集から取り組む
「間違い探し」の問題を解く時は、簡単に解ける基礎的な問題から取り組ませるようにしましょう。
特に、「間違い探し」では、「眼球運動」や「見比べる力(観察力)」、「記憶力(主に短期記憶)」が必要になるため、まずは間違いを見つけやすい簡単な問題から解かせることが大切です。
ただ、多くの親御さんは、少し基礎問題が解けたら、焦ってすぐに応用問題や過去の入試問題を解かせようとします。
ですが、これはおすすめしません。
そのため、まずはお子さんでも簡単にできる基礎的な問題集を利用するようにしましょう。
5.応用問題に慣れていく
基礎的な問題集をしっかりとこなしたら、入試問題により近い応用問題にチャンレジさせましょう。
小学校受験のペーパー課題では、一般的な問題に載っているものより難しい問題が出題されることが多いです。
そのため、基礎的な問題をたくさん解いたら、徐々に応用問題へと移行していきましょう。
また、応用問題をやらせると、問題が難化した影響で混乱してしまうお子さんも多いです。
そのような様子が見られたら、また基礎的な問題を解かるなどして、自信をつけさせてあげることも重要です。
このようにして、徐々に難しい問題へと慣れさせていきましょう。
「間違い探し」のオススメ問題集
以下では、「間違い探し」問題の学習にオススメの問題集をご紹介します。
そのため、「間違い探し」の問題集をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ばっちりくんドリル「観察・間違い探し 基礎編」
『ばっちりくんドリル』は、小学校受験の幼児教室「理英会」の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。
「観察・間違い探し 基礎編」シリーズでは、はじめてのお子さんでも解きやすいさまざまな問題が収録されているため、基礎的な問題に取り組みたい方にピッタリの問題となっています。
また、問題の図や回答欄も大きいため、お子さんが使いやすい形式になっているのも特長のひとつです。
【商品名】
ばっちりくんドリル 観察・間違い探し(基礎編) (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円
ばっちりくんドリル「観察・間違い探し 応用編」
こちらは、一つ前にご紹介した教材の「応用編」となっています。
基礎編に比べて、より入試問題に近い形式となっているため、「間違い探し」の応用問題を解きたい方、「間違い探し」の単元をより強化したい方にはピッタリの教材です。
また、「間違い探し」の難易度も高くなっているため、基礎編の問題が簡単だと感じる方も、ぜひ応用編に取り組んでみるとよいでしょう。
【商品名】
ばっちりくんドリル 観察・間違い探し(応用編) (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円
さいごに
今回は、「間違い探し」の対策方法やポイント、オススメの問題集をご紹介してきました。
「間違い探し」は、小学校受験における「映像の記憶」や「同形発見」などの単元で必要になります。
そのため、間違い探し対策をしたいと思っている方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね!
小学校受験三つ星ガイドでは、お父様、お母様から大変ご好評の、"単元別"問題集『三つ星ドリル』を販売しています。
【三ツ星ドリルの特長】
◉全30問の問題を収録!
◉基礎〜応用・発展問題まですべて網羅!
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