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お受験の基礎

小学校受験に受かる子どもの共通点や特徴、習慣をプロが解説!

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よく保護者の方々から、

「小学校受験に受かるお子さんはどんな子ですか?」

というご質問をいただきます。

皆さんもご存知のように、子どもには一人ひとり個性があります。

ただ、その一方で、小学校受験という厳しい競争を勝ち抜いて、有名私立・国立小学校のご縁をいただくお子さんには共通点もあります。

そこで今回は、小学校受験に受かる子どもに共通して見られやすい特徴や習慣について解説していきます。

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

小学校受験に受かる子に共通する特徴や習慣

小学校受験に受かる子どもに共通して見られる特徴や習慣は次の通りです。

1.気持ちの良いご挨拶とお返事ができる

2.人の話を聞いて、指示通りにできる

3.「子どもらしさ」や「素直さ」がある

4.自分を抑制する力がある(メリハリがつけられる)

5.チャレンジ精神がある

6.説明や会話が上手

7.室内・室外に関係なく遊びが上手

8.自活力が高い(後ろに親が見えない)

9.図鑑を使いこなしている

10. 生活習慣が整っている

では、1〜10について、それぞれ詳しく解説していきます。

1.気持ちの良いご挨拶とお返事ができる

1つ目は、気持ちの良いご挨拶とお返事ができることです。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、聞いていて気持ちの良いご挨拶やお返事ができる子が多いです。

他の動画でも何回もお伝えしているように、小学校受験において挨拶やお返事はとても大切です。

なぜなら、試験当日のご挨拶やお返事はお子さんの第一印象を左右する大きなポイントだからです。

校門や校内で、学校の先生方にお会いした時、大きな声で元気よくご挨拶できたら、それだけで先生の印象に残りやすくなります。

また、お名前や受験番号を呼ばれた時に、気持ちのよいお返事をするだけで、試験を担当する先生の目にとまります。

そのため、お子さんが保育園や幼稚園だけでなく、幼児教室や模試などでも元気よくご挨拶やお返事ができるよう促すことも大切です。

2.人の話を聞いて、指示通りにできる

2つ目は、人の話を聞いて、指示通りにできることです。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、人の話や指示を聞いて、その通りに取り組める子が多いです。

小学校受験で最も必要とされるのが「聞く力」です。

ペーパー課題では、基本的に先生が問題文を読んだり、説明したりします。

また、行動観察なども同様に、先生が口頭で指示を出します。

そのため、もし説明を聞き逃したり、きちんと理解できなければ、問題を解いたり、指示を聞いて行動することができません。

そうなってしまったら、当然ご縁をいただくこともできないでしょう。

つまり、「聞く力」は小学校受験でご縁をいただくために一番必要な能力なのです。

また、聞く力だけでなく、指示された通りに課題に取り組めるかどうかも大事なポイントです。

例えば、運動テストで、

「ボールを上に投げて、その間に胸の前で手を1回叩いて、ボールをキャッチしてください」

という指示が出たとします。

この時、自分がもっと高度な技ができることをアピールしたくて、ボールを上に投げた後、2、3回手を叩いたりするお子さんがいます。

たしかに、ボールが空中にある間に2、3回手を叩くほうが指示された課題より難しいでしょう。

ただ、これは受験においてはNGです。

なぜなら、課題と違うことをしたら「指示を聞いていない、または、理解していない」とみなされてしまうからです。

このように、小学校受験では、先生の指示をきちんと理解し、その通りにできるかまでチェックされています。

3.「子どもらしさ」や「素直さ」がある

3つ目は、「子どもらしさ」や「素直さ」があることです。

実際、小学校受験でご縁をいただくお子さんは、素直で子どもらしい子が多いです。

お受験では、結果や成果物だけでなく、試験に取り組む姿勢についてもチェックされています。

特に、運動テストや集団テストのダンスなどでは、指示通りにできているかだけでなく、子どもらしく元気に取り組んでいるかどうかも見られています。

例えば、男の子はリズムやダンス課題で恥ずかしがることが多いですが、このような時に、子どもらしく元気に一生懸命取り組む姿勢をアピールできれば、先生にプラスの印象を与えることができるでしょう。

また、小学校受験では、素直さも大切です。

例えば、試験の途中で、他のお子さんとぶつかったり、喧嘩をしてしまったりすることもあるかもしれません。

その時、頑固なお子さんだと自分の意見を押し通そうとしたり、不貞腐れた態度をとってしまいがちです。

一方で、素直なお子さんであれば、「ごめんね」ときちんと謝ることができます。

もちろん、このような子ども同士のコミュニケーションも試験の中でチェックされています。

そのため、ついつい自分本位になってしまったり、プライドが高いお子さんの場合は、素直に振舞うことの大切さも伝えるようにしましょう。

4.自分を抑制する力がある

4つ目は、自分を抑制する力があることです。

これは、言い換えればメリハリをつけられるかどうかです。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、その場の状況を考えた上で、メリハリをつけて行動できる子がほとんどです。

例えば、メリハリがあるお子さんは、電車やバスの中、病院の待合室などでは静かに待つことができ、公園に行った時には全力で遊ぶことができます。

一方で、自分を抑える力がないお子さんだと、電車やバス、病院の待合室など静かにしなければならない場所でも、自分の好きなように振る舞ってしまいやすいです。

小学校受験では、お話を聞いたり、順番を待ったりする時間が多々あります。

その時に、自分を抑えられないお子さんだと、ソワソワしてしまったり、隣のお子さんに話しかけてしまったりすることがあります。

一方で、自分を抑制する力があるお子さんであれば、きちんと姿勢を正して静かに先生のお話を聞いたり、順番を待つことができます。

そのため、場所や状況に関係なく、落ち着きがないお子さんの場合は、きちんとメリハリをつけられるように意識して声をかけることも大切です。

5.チャレンジ精神がある

5つ目は、チャレンジ精神があることです。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、やったことがないことや難しそうな課題でも、嫌がることなく、一生懸命取り組む姿勢が見られやすいです。

また、このようなチャレンジ精神があるお子さんは、新しいことや難しいことにどんどん挑戦していくため、他のお子さんよりも成長のスピードが早いです。

それゆえ、ご縁をいただくお子さんが多いのかもしれません。

ちなみに、新しいことや難しそうな課題になかなかトライできないお子さんは、

「失敗することが恥ずかしい」

「失敗したら怒られそう」

と思ってしまっているケースが多いです。

そのようなお子さんの場合、結果ではなく、「挑戦したこと」自体をほめることで改善しやすくなります。

そのため、お子さんにチャレンジ精神を身につけてもらいたい場合は、このような点を意識してみてくださいね!

6.説明や会話が上手

6つ目は、説明や会話が上手なことです。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、説明や会話が上手なお子さんが多いです。

説明が上手ということは、語彙力が豊富で、論理立てて話すことができたり、相手の知りたい情報をわかりやすく提示できるということです。

また、会話が上手というのは、自分の話ばかりするのではなく、相手のお話もきちんと聞くことができるということです。

つまり、説明や会話が上手なお子さんは、口頭試問や面接、集団テストなどで自分をアピールしたり、相手とうまくコミュニケーションをとったりすることができます。

小学校受験では、語彙力はもちろん、コミュニケーション能力や協調性などもチェックされているため、このような点も大切になってきます。

それゆえ、説明や会話が上手なお子さんがご縁をいただくケースが多いのだと思います。

7.室内・室外に関係なく遊びが上手

7つ目は、室内・室外に関係なく遊びが上手なことです。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、良い意味で遊びが上手なお子さんが多いです。

遊びが上手というのは、場所や道具などに左右されず、ルールやマナーを守った上で、その場にあるものを使って楽しく遊べるということです。

小学校受験の行動観察や集団テストでは、用意された道具から好きなものを選んで遊ぶ課題や同じグループの子どもたちと意見を出し合ってゲームをしたりする課題などが出されます。

その際、室内・室外に関係なく、自分で考えて楽しく遊べられるお子さんは、そうでないお子さんに比べて、積極的な姿勢で取り組むことができ、結果的に先生にアピールできます。

一方で、遊びが苦手なお子さんは、何をやればいいかわからなくて戸惑ってしまったり、グループ内での話し合いで発言できずに終わることが多いです。

そのため、もし遊びがあまり上手でないお子さんの場合は、あえて一人遊びの時間を作ったり、いつも使わない道具を目の前に出して、それを使って遊びを考える練習をさせるとよいでしょう。

もちろん、最初はうまくいかないことが多いので、親御さんがお子さんと一緒に楽しく取り組むことを忘れないでくださいね!

8.自活力が高い

8つ目は、自活力が高いことです。

ここでの「自活力」とは、簡単に言えば「身の回りのことをいかに自分でできるか」ということです。

突然ですが、みなさんのお子さんは、次のことを一人でどれくらいできますか?

・お着替えができる

・洋服を畳むことができる

・靴の着脱ができる

・脱いだ靴を揃えられる

・自分の荷物は自分で持つ

・自分で歯磨きできる

・お風呂で自分の身体や髪を洗える

・お手伝いをする(食事の配膳など)

・保育園や幼稚園の準備を自分でする

など

これは、お子さんの自活力を判断する基準の一部です。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、自活力が高いお子さんが多いです。

加えて、ご縁をいただくご家庭の親御さんも、お子さんにやらせるべきことは徹底してやらせていることが多いです。

また、自活力が高いお子さんは、強い意思を持って志望校を目指しているため、勉強も自発的に取り組みますし、グループ活動ではみんなを引っ張ることができます。

一方で、自活力が低いお子さんは、勉強もやらされている状態になっていることが多いですし、グループ活動などでも自分の意見を発言できずに終わってしまうことが多いです。

そのため、現時点でお子さんの自活力が低いと感じられる場合は、まず身の回りのことからきちんとご本人にやらせていくようにしましょう。

9.図鑑を使いこなしている

9つ目は、図鑑を使いこなしていることです。

頭がいい子の部屋やリビングには辞書や地図、図鑑があるとよく言われますが、小学校受験でご縁をいただくお子さんは、特に図鑑を使いこなしていることが多いです。

というのも、小学校受験では、次のような知識を問う常識問題が出題されます。

・生き物(昆虫や魚、鳥など)

・野菜や果物

・花などの植物

・行事

・マナーや交通ルール

・生活に関する知識

このような常識問題の対策をする時に欠かせないものの一つが「図鑑」です。

図鑑を開く習慣があるお子さんは、普段からどんどん知識を蓄えているため、常識問題もスラスラ解けることが多いです。

一方で、図鑑を読む習慣がないお子さんは、最後の最後まで常識問題に苦労するケースがよく見られます。

また、常識問題は、対策期間の終盤ではなく、序盤である程度網羅しておきたい分野でもあります。

そのため、もし図鑑が家にない場合は、必要に応じて買い揃えることを強くおすすめします。

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10. 生活習慣が整っている

最後は、生活習慣が整っていることです。

小学校受験でご縁をいただくお子さんは、規則正しい生活を送っていることが多いです。

また、子どもが規則正しい生活を送れるようにするためには、親御さんがお子さんの健康管理をきちんとしてあげることも必要不可欠です。

お子さんの健康管理をする中で、特に大切になるのが「睡眠」と「食事」です。

ただ、小学校受験は、対策する内容が多岐に渡るため、どうしても時間が足りなくなることが多いです。

そのため、お子さんの睡眠時間を削って、夜遅くまで勉強をがんばっているご家庭もあります。

ですが、対策時間を確保するために睡眠時間を削ることはお勧めしません。

なぜなら、小学校受験をやり抜くためには、お子さんの体力も必要になってくるからです。

睡眠不足が続けば、当然、お子さんの体力も徐々に減っていきます。

体力がなくなれば、集中力の低下とともに、学習の質も下がってしまいます。

また、睡眠がおろそかになって風邪を引いてしまったら、結果的に対策に割り当てられる時間が減ることにもなります。

そのほかにも、睡眠時間を削ると、次のようなデメリットをもたらすことにつながります。

◉集中緑が下がる

◉学習意欲の低下を招く

◉日中、体のだるさや眠気を感じる

◉諦めやすくなったり、ネガティブになる

◉イライラしやすくなる

◉表情が乏しくなる

◉記憶の定着などが悪くなる

このように睡眠不足によるデメリットは、お子さんの健康にも小学校受験対策にもよくありません。

逆に、睡眠をきちんと取れば、これらのデメリットがすべて好転し、メリットになるということです。

そのため、受験対策のために睡眠時間を削ることは避けるようにしましょう。

また、お子さんの健康を維持したり、成長をサポートしたりするためには、バランスの良い食事も大切です。

特に、朝食は、お子さんの健康を支えるだけでなく、頭の働きを良くする効果もあるとされています。

加えて、小学校受験では、面接や口頭試問で朝食についてお子さん自身が問われることも多いです。

そのため、ついつい欠食しがちな朝食をきちんと習慣化することも大切です。

さいごに

今回は、 小学校受験に受かる子どもに共通して見られやすい特徴や習慣について解説してきました。

ここまで解説してきた共通点は、今からでも身につけられることです。

そのため、これから小学校受験対策をしていきたいと思っている方、小学校受験でご縁をいただきたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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