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学校別対策

【2018】暁星小学校の入試問題の出題内容と対策方法をプロが解説

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今回は、2018年の暁星小学校の入試問題の内容や対策方法を解説していきます。

そのため、暁星小学校の過去問の内容を知りたい方、2018年の入試内容について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

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それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

2018年 暁星小学校の選抜方法

2018年は例年通り、第一次考査と第二次考査の2つが実施されました。

【第一次考査】
※所要時間:約1時間10分

第一次考査は、生年月日順(8月生まれから)っで指定された受験番号順に、20人ずつのグループでペーパーテストと運動テストが行われました。

そして、2つのテストを通して、内部生を含む196人を選出しました。

【第二次考査】
※所要時間:約1時間30分

第一次合格者を対象に、親子面接と集団テストが行われました。集団テストは28人単位で実施されました。

第一次考査の内容とポイント

まずは第一次考査で実施された内容とポイントについて解説していきます。

ペーパーテスト

筆記用具:赤のクーピーペン

出題方法:音声放送

※訂正方法は「//(斜め2本線)」です。

1.お話の記憶

今年度のお話の記憶では、「僕(主人公)がお父さん、お母さん、妹と一緒に車で動物園に行ったお話」が課題文として出題されました。

実際の課題文では、

・動物に行くまでの道のり(移動手段、天気)

・動物園で見た動物や起こったイベント(※)

※お父さんが飼育員さんに蛇を首に巻いてもらった。

・動物園でお昼ご飯を食べたこと

などの要素が盛り込まれており、総文字数は約600文字でした。

質問では、

Q.動物園に行った時の天気

Q.何に乗って動物園へ行ったか

Q.蛇を首に巻いてもらった人は誰か

Q.お昼ごはんで誰も食べなかったもの

Q.動物園で見たパンダはどれか

Q.動物園で見た動物はなにか

などが出題されました。

暁星小学校のお話の記憶は、他の学校に比べて長い傾向があり、質問も細かくなっています。

そのため、お話の記憶では、長い文章で練習すること、「誰が」「何を」などを意識して細かく質問することを意識しましょう。

2.数量

2問目は「数量」に関する問題でした。

問題用紙では、左のお部屋には団子が書かれています。

ちなみに”3色”の団子の絵が描かれています。

そして、右のお部屋には4択の形で、左のお部屋にある団子をすべて串に刺した絵が4つ用意されています。

この4つの絵の中から、正しい様子の絵を選ぶ問題です。

全部で三色の団子が用意されているため、それぞれの色の数を数え間違えないようにすれば、問題なく解くことができます。

3.推理・思考

3問目は「推理・思考」に関する問題でした。

この問題では、3×3の方眼図に白ヤギさんが◯を、黒ヤギさんが●をそれぞれ順番に並べていき、縦・横・斜めのいずれかで先に3個並べた方が勝ちというゲームをやっています。

そして、それに関連する質問に答える問題です。

問題では、

◉4つの図の中から、白ヤギさんが勝っているものを選ぶ問題

◉白ヤギさんが勝つように適切なマス目に◯を書く問題

◉黒ヤギさんが勝つように適切なマス目に●を書く問題

が出題されました。

この問題では、問題文の音声放送をしっかりと聞いてゲームのルールを理解できていれば、基本的に簡単に答えることができる問題です。

そのため、問題文とルールを聞き逃さないように、「聞く力」を養っておく必要があります。

4.推理・思考

4問目も「推理・思考」に関する問題でした。

4問目では、左のお部屋に書かれた2つの図形、または絵を重ねたときのようすを、右のお部屋にある4つの選択肢から選ぶ問題です。

典型的な重ね図形の問題です。

ただ、図形だけでなく、動物の絵やマス目などを重ねた場合の問題も出題されるため、しっかりと重ねた後の状態・ようすを想像できる力が必要です。

5.常識

5問目は「常識」に関する問題でした。

常識を問う知識問題では、

●「ゾウさん」のハミングを聴いて、この歌に出てくる動物を選ぶ問題

●「お正月」の歌を聴いて、この歌に出てくる遊びを選ぶ問題

●果物に関する問題

●消防車と同じ色の果物を選ぶ問題

●ヒントを聞いて、それに合う果物を選ぶ問題

6.言語

6問目は「言語」に関するしりとり問題でした。

左上の絵から矢印の向きにしりとりでつながるように、枠の中から一つずつ選ぶというよくあるパターンの問題でした。

7.言語・常識

7問目は「言語・常識」に関する問題で、次のような問いが出題されました。

・「いっそう、にそう」と数えるものに◯をつける

・「一匹、二匹」と数えるのものに◯をつける

・名前に数が入っているものに◯をつける

・「トントン」という音に合うものに◯をつける

・「なりたいな」と思うものになれたとき、どんな顔になるか、合う絵に◯をつける

「いっそう、にそう」「一匹、二匹」など、物の数え方はお子さんが意外と躓きやすい問題のひとつです。

そのため、しっかりと対策しておくようにしましょう。

8.構成

8問目は「構成」に関する立体図形の問題が出題されました。

この問題では、左の部屋に積み上げられた(完成形の)積み木の絵が書かれています。

右の部屋には、左の積み木をバラバラにしたものが4つ書かれています。

設問は、左の完成形の積み木を作るのに”使わない積み木”を右の部屋から選ぶ問題です。

9.観察力

9問目は観察力を問う「同図形発見」問題が出題されました。

具体的には、問題用紙の真ん中に書かれている絵と同じ絵を選ぶ問題です。

シンプルな同図形発見問題のため、対策していれば問題ないでしょう。

10.記憶力

10問目は、「絵の記憶」の問題でした。

この問題では、動物が描かれた絵を約20秒見せられ、その後、質問が4つほど出されます。

質問に関しては以下のような内容でした。

・絵の中にいなかった動物に◯をつける

・絵の中で一番多かった動物に◯をつける

・絵の中で角にいた動物に◯をつける

・サルの下にいた動物に◯をつける

ただの絵ではなく、縦4マス×横5マスに約12匹の動物の顔が描かれている絵です。

そのため、どのお部屋に何の動物がいるかを覚えないといけないため、一般的な絵の記憶より難しくなっていました。

運動テスト

運動テストでは、次のような課題が出題されました。

■かけっこ

2人ずつ走って、コーンを回ってスタート地点まで戻ってくる。

■ジグザグドリブル

2人1組で、3本のコーンの間をボールでドリブルしながらジグザグにすすみ、一番遠いコーンを回ってスタート地点まで戻ってくる。

■連続運動

まず、コーンとコーンの間をケンケンで進みます。その後、床にジグザグに置かれたフープを両足とびで進んでゴールする。

ジグザグドリブルは、他の学校に比べても難度の高い運動テストなので、しっかりと対策しておくようにしましょう。

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第二次考査の内容とポイント

まずは第二次考査で実施された内容とポイントについて解説していきます。

集団テスト

集団テストでは次のような課題が出されました。

■生活習慣

6~7人一組で、映像の指示を見て行います。

机の両側に青と黒のかばんがかかっており、青いかばんには図鑑、黒いかばんには靴下・タオル・クーピーペンの缶・筆箱が入っています。

まず、机の上にかばんに入っているものを全部出し、かばんを教室の後ろにある店に片付けます。(自分の番号のロッカーに片付ける)

次に机の中にある箱を取り出し、その箱にかばんから取り出したものを片付けます。

さいごにロッカーからパジャマの上着をもってきて着ます。

ここまでできたら、最後に座って手を挙げて「できました」と言って終了です。

■行動観察①

6~7人一組で行います。

すごろく、けん玉、積み木、かるた、テレビゲーム、砂遊びなどが用意されています。

まず、一人ひとり、自分がやりたい遊びとその理由を言っていきます。

その後、みんなで相談してグループでやりたい遊びを一つ決めます。

■行動観察②

4人一組で行います。折り紙とセロハンテープが用意されています。

まず、試験官から「やめ」と言われるまで、折り紙を丸めてセロハンテープでとめて、筒を作ります。

その後、白い紙が渡されて積み方のお手本を見せられるので、同じようにして筒をできるだけ高く積んでいく課題です。

■行動観察③

4人一組で行います。6個のキャンディーを4人で分けて持ち帰る課題です。

■自由遊び

受験者全員で行います。上履きを脱いでマットの上にあがります。その後、プラレール、ミニカー、パワーショベルカー、バット、ボール、ゴルフセット、ドミノなどが用意されているため、それで自由に遊びます。

ただし、マットの上の机に走っているプラレールには触ってはいけません。

■行動観察④

受験者全員で行います。

ヒーローに扮したテスターの指示に従って、掛け声をかけながら所定の位置まで全員で行進をする課題です。

■巧緻性・絵画・言語

・半円の描かれたB5の台紙

・貼付用のA5の台紙

・クーピーペン

・液体のり

が用意されています。

まず、紙にかかれた半円をぎちって、のりで台紙に貼り、半円の周りにクーピーで描き足して絵にします。描いてある間に何を描いているか、描きたいかなどを質問されるため、それを答えます。

親子面接

親子面接では、入室したらジャンケンをして、勝った順に1,2,3の番号の席につきます。

【お子さん本人への質問】

・お名前を教えて下さい。

・幼稚園(保育園)の名前を教えて下さい。

・なぜ暁星小学校に通いたいのですか。

・お母さんに注意されるのはどんなときですか。

・どんなお父さんですか。

【言語(判断力)】

この課題では、1枚の絵を見せられ、それに関連する質問に答える課題です。

1つ目の絵は、A君がB君に積み木を取られてしまう絵です。

そして、もし受験者本人がA君だったらどんな対応をするか質問されます。

2つ目の絵は、A君が作った積み木のお城がB君が蹴ったサッカーボールによって壊れてしまう様子を描いたものです。

そして、1題目と同じく、もし受験者本人がA君だったらどんな対応をするか質問されるため、それに答える問題です。

【母親への質問】

・カトリック教育を選んだ理由をお聞かせください。

・受験にあたり大変だったことは何ですか。

【父親への質問】

・幼稚園(保育園)でのお子さんのお友達とのかかわり方をお聞かせください。

・男子校を選んだ理由をお聞かせください。

親子ゲーム

子どもが父母のどちらとゲームをやりたいか決めます。

その後、お子さんと親御さんにそれぞれ5枚ずつ同じ絵カードが渡されます。

次に、お子さんが自分の持っているカードの中から好きな絵カードを1枚選んで、伏せて机の上に置きます。

親御さんは自分が持っているカードの中から、お子さんが選んだと思う絵カードを1枚選んで伏せて机の上に置きます。

そして、掛け声で絵カードを表に返して、それぞれなぜそのカードを選んだのか聞かれるため、それに答えます。

さいごに

今回は、2018年の暁星小学校の入試問題の内容や対策方法を解説してきました。

そのため、暁星小学校の過去問の内容を知りたい方、2018年の入試内容について知りたい方は、参考にしてみてくださいね!

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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