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単元別対策

【小学校受験】「点つなぎ(点図形)」の対策方法やコツをプロが解説!

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小学校受験のペーパー問題でよく出題される単元のひとつに「点つなぎ(点図形)」があります。

点つなぎは、その名の通り、点と点をつなぐ問題のことを言います。

(下記が「点つなぎ」の例題です。左の見本図と同じになるように、右に記入する問題です。)

小学校受験三つ星ドリル「点図形・点つなぎ」から抜粋

一見、点と点をつなげばいいだけなので、簡単そうに見えますが、いざ子どもにやらせてみると、

「あれ、その点じゃないでしょ?」

「あらあら、逆方向に進んじゃってるよ!」

などなど、いろいろと問題が起こります。

そこで今回は、現役の幼児教育家庭教師である僕が、点つなぎの対策方法やコツについて解説していきます!

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「点つなぎ」で必要な3つの力

「点つなぎ」を克服するために、点つなぎの問題を解かせることは大切です。

ただ、いきなり、点つなぎを全然やったことのないお子さんに、過去問題や市販の問題集を解かせたところで、簡単に解けるようにはなりません…。

なぜなら、点つなぎは、一見シンプルな問題に見えて、実は、さまざまな力を必要とするからです。

では、どんな力を必要とするのか。

それは主に次の3つです。

①運筆力

②観察力

③数を数える能力

では、①~③について、もう少し詳しく見ていきましょう。

①運筆力

まず、点つなぎで必要な力は「運筆力(うんぴつりょく)」です。

運筆力とは、簡単に言えば、「文字や記号を書くときの筆を運ぶ力」のことです。

もっと噛み砕くと、まっすぐな線やカーブ線などを書く力のことです。

点つなぎは、点と点をつなぐので、基本的に「まっすぐ書く力」が必要です。

もちろん、定規を使ったような線を書ける必要はありませんが、ある程度、まっすぐな線を書ける必要はあります。

そのため、日頃から、直線や図形(◯や△など)を書く習慣がないお子さんは、点と点をつなぐこと自体がまず難しいです。

また、絵を描く習慣があるお子さんでも、点つなぎになると、途端にできなくなる場合もあります。

そのため、運筆力が足りない場合は、点つなぎをする前に、まっすぐの線や曲線、簡単な図形などを書く練習をする必要があります。

②観察力

次が「観察力」です。

ここで言う観察力は、「見比べる力」のことを指します。

点つなぎでは、見本図と同じように点を結んで、同じ形を完成させる必要があります。

そのためには、

・見本図の全体の形を把握する力

・見本図と見比べて、どの点が対応しているのか

・どの点とどの点をつなげばいいのか

をしっかりと見極める力が必要です。

これは、大人にとっては当たり前の力ですが、子どもにとっては、「どの点をつなげばいいのか」を理解するのはとても大変なんです…。

そのため、まずは、どの点をつなげばいいのか、見本図と見比べる「観察力」が必要です。

③数を数える能力

②で観察力の話をしましたが、これと同じくらい大切なのが「数を数える力」です。

見本図と見て、点つなぎをするとき、「どの点から始まって、どの点で終わるのか」を見極めることが必要です。

そして、スタートの点の位置を確認するときは「一番上から2つ目の点」といったふうに、数える必要があります。

そのため、当然「1,2,3…」と数える力が必要になります。

ります。

(10まで数えることができれば基本的にOKです。)

数を数えなくても、観察力が優れていれば、点の開始位置と終わりの位置を正確に見極めることができるお子さんもいますが、そうでない場合は、数える力も必要になります。

「点つなぎ」対策における5つのポイント

では、ここからは、「点つなぎ」対策をするときのポイントを解説していきます。

それは次の5つです。

①運筆の練習から始める

②点が少ない問題から取り組む

③簡単な点つなぎ図形から取り組む

④最初は親御さんが隣でフォローしながら教える

⑤反復練習

では、それぞれのポイントについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

①運筆の練習から始める

まずは、運筆の練習から始めましょう。

基本的には、「まっすぐな線(※)」をまずは書けるようにしましょう。

※上から下に「|」右から左に「ー」右上から左下へ「/」左上から右下へ「\」

それができたら、運筆のトレーニングとして、「簡単な記号(◯・△・✕・□など)」「曲線(カーブ線)」などを書く練習をしましょう。

②点が少ない問題から取り組む

次に、点つなぎの問題に取り組むときは、点の数が少ない問題から取り組むようにしましょう。

受験では、「5×5(計25個)」の点図形などが出題されますが、点つなぎが苦手なお子さんにいきなりこの問題をやらせてもできません。

(点が多すぎて、どの点が対応しているのか、どの点とどの点をつなげばいいか、わからななくなってしまうことが多いんですよね…)

そのため、「2×2(計4個)」や「3×3(計9個)」の点つなぎの問題を作って、そこから練習するようにしましょう。

ちなみに、小学校受験三つ星ガイドのオリジナル家庭学習用ドリル小学校受験三つ星ドリル』の「点図形・点つなぎ 初級編では、初めて点図形に取り組むお子さんでもできるように、点が「2×2(計4個)」や「3×3(計9個)」などの問題が計30題用意されています。

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③簡単な点つなぎ図形から取り組む

点つなぎの問題を選ぶ際、最初は横や縦につなぐだけの簡単な問題から取り組むのも大切です。

いきなり、たくさんの点をつないで、難しい形を作らなければならない問題だと、子どももギブアップしてしまいます。

そのため、まずは、単純な形の問題から取り組むようにしましょう。

④最初は親御さんが隣でフォローしながら教える

点つなぎが苦手なお子さんに、いきなり「自分でやってみなさい」といっても、なかなか難しいです。

そのため、最初は親御さんが横について、フォローしながら、教えてあげることが大切です。

手順としては、まず「点の開始位置の確認」からです。

どの点からスタートさせるかを一緒に確認しましょう。

その際、一緒に数えて、「上から◯つ目だね」といったふうにして、具体的にどのような手順で開始位置を確認するかを教えてあげるかも大切です。

また、点をつないで線を書く際に、

「右から左に書くのか」

「左から右に書くのか」

などもしっかりと考える必要があります。

例えば、右利きのお子さんの場合、一般的に、左から右につなぐほうが書きやすいです。

一方で、左利きのお子さんの場合、右から左につなぐほうが書きやすいです。

このように、お子さんが書きやすい運筆の仕方もチェックしながら、対策するようにしましょう。

⑤反復練習

さいごは、反復練習です。

実際、小学校受験の勉強に「魔法」は存在しません。

どんなに優れた教材であっても、何回も解かないと、点つなぎをできるようにはなりません。

(点つなぎに限った話ではありませんが…)

また、小学校受験のペーパーテストでは、問題を解くスピードも大切です。

そのため、何回も何回も反復練習を繰り返して地道にやることを忘れないようにしましょう。

(短期集中で1日何十枚もやるのではなく、1日数枚でいいので毎日やるほうが定着しやすいです。)

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さいごに

今回は、小学校受験のペーパーで頻出する「点つなぎ」の対策方法やコツについて解説してきました。

点つなぎは、小学校受験のペーパーの中でも、苦労する方が多い単元です。

そのため、今回解説した点を踏まえて、ぜひ、点つなぎの対策をしてみてくださいね!

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