▼YouTubeで定期配信中▼

課題別対策

【小学校受験】「玉入れ」の対策方法や教え方をプロが解説!

記事内にプロモーションを含む場合があります

小学校受験の運動テストや行動観察で頻出する種目のひとつに「玉入れ」があります。

玉入れは、得手不得手が分かれやすい種目のひとつです。

また、運動が苦手な親御さんの場合、お子さんに玉入れを教える時、どんなポイントを伝えたらいいかわからない方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、「玉入れ」の教え方や対策方法、ポイントを小学校受験講師が丁寧に解説していきます。

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

玉入れはどんな学校で出題されるの?

玉入れは、有名私立小学校の運動テストや行動観察のひとつとして出題されることが多いです。

実際、慶應義塾幼稚舎などで過去に出されたことがあります。

【2019 慶應義塾幼稚舎】

ボールを2mほど先にある投げ入れる。(指定された黄色い線から一人ずつ投げる。)

また、成蹊小学校でも、過去に以下のような玉入れのテストが出題されたことがあります。

【2016 成蹊小学校】

赤い線の手前に立ち、テスターが1個ずつ渡してくれる玉入れ用の玉を(赤玉・白玉5個ずつ)受け取る。

白玉は左側の床に置かれた青い箱に下投げで入れ、赤玉は右側の机の上の緑のかごに上投げで入れる。

投げるときに赤い線は踏まな。、入らなかった玉はそのままにしておくというお約束がある。

投げ入れる距離は約3mになっている。

このように、玉入れは、さまざまなルールや条件のもと行われることが多いです。

そのため、このようなことを想定して、日頃から対策する必要があります。

玉入れ対策に必須なアイテム

ご家庭で玉入れ対策をするのに必須なアイテムは、主に次の3つです。

・玉入れ用のボール

・かご

かごに関しては、百均などで幅や高さが異なるものをいくつか用意して、お子さんのレベルに応じて使い分けていけばOKです。

ボールに関しては、玉入れ用のボールを購入して使うことをおすすめします。

玉入れ対策にピッタリ!

【商品名】
運動会用品 紅白玉 10個入り(日本製)
【価格】
2,500円

スポンサーリンク

玉入れを教える時のポイント

玉入れ対策をする時は、以下の順番やポイントを踏まえて教えるようにしましょう。

1.上投げ・下投げの投げ方を教える

2.近い距離から始める

3.最初は大きめのかごを使う

4.ゲーム形式で行う

5.受験の状況を意識して行う

では、1~5について、それぞれ詳しく解説していきます。

1.上投げ・下投げの投げ方を教える

まずは、投げ方を教えましょう。

玉入れの課題では、好きな投げ方でよいときもあれば、成蹊小学校のように上投げ・下投げが指定されるときもあります。

そのため、基本的に上投げ・下投げの2つを教えるようにしましょう。

それぞれの投げ方は、次の通りです。

<上投げの場合>

1.ボールを握る

5本で鷲掴みするかのように握るお子さんも多いですが、玉入れ用のボールは「4本指(小指以外)」または、野球の握り方と同じ3本指で握らせるようにしましょう。

2.肘を後ろに引く

ボールの飛距離は、肘を後ろに引いた分だけ伸びます。

3.足を踏み込みながら投げる

一番わかりやすい例は、野球のピッチャーの投げ方です。そのため、動画などを見せて、イメージを掴ませてあげましょう。

<下投げの場合>

1.ボールを握る

「4本指(小指以外)」または、野球の握り方と同じ3本指で握らせるようにしましょう。

2.足の位置を決める

下投げをする場合、足を肩幅くらいに広げて、膝の伸縮を使って投げる方法があります。ですが、それがうまくいかない場合、足を前後に少し開いて下投げをするとボールの軌道が安定することもあります。(例:右手で投げる場合、左足を前に、右足を後ろにして投げる。)

3.肘を後ろに引く

下投げの場合も、カゴまでの距離を考えて、肘を後ろに少し引いた反動で投げると遠くまで安定して飛ばせることが多いです。そのため、飛距離が足りない方は、肘を引くことを意識してみましょう。

このようなポイントを意識しながら、玉入れの投げ方をまずは教えるようにしましょう。

2.近い距離から始める

玉入れをする時は、近い距離から始めることをおすすめします。

実際、玉入れをやらせてみると、カゴまで届かないお子さんが多いです。

そのような場合、1でもお伝えしたように、投げる時に肘を後ろに引くことを意識すると、飛距離が伸びることが多いため、試してみてくださいね。

また、受験では、2m~3m離れたカゴに入れるように指示されることが多いです。

そのため、まずは1mくらい離れたところから練習してみるとよいでしょう。

3.最初は大きめのかごを使う

玉入れをする時は、大きいサイズのカゴから使うことをおすすめします。

そうすることで、玉を入れやすくなりますし、お子さんも自信をつけることができます。

ちなみに、カゴの大きさは学校によって異なります。

そのため、最初にもお伝えしたように、幅や高さの違うカゴをいくつか用意して、対策するようにしましょう。

4.ゲーム形式で行う

玉入れの対策をする時は、緊張感を持ちつつ、楽しい雰囲気で行うことが大切です。

そこでおすすめなのが「ゲーム形式」で行うことです。

ポイント制にして、多く入れたがほうが勝ちというゲームにしたり、「先に3回入れたほうが勝ち」というルールにして、ゲーム形式で行うことで、緊張感を持ちながら楽しくできます。

そのため、ある程度練習できたら、ゲーム形式でやってみることをおすすめします。

5.受験の状況を意識して行う

1~4までできたら、最後は受験本番を意識して練習するようにしましょう。

例えば、成蹊小学校の受験を意識するのであれば、以下のポイントを踏まえて練習するイメージです。

・距離をきちんと測る

・投げる線を決める

※はみ出たらノーカウント、または一発OUT

・玉は紅白それぞれ5つずつ

・投げ方を指定する

・カゴをそれぞれ用意する

など

このように、受験と近い状況を再現して、本番を意識した対策をすることも大切です。

さいごに

今回は、「玉入れ」の教え方や対策方法、ポイントをご紹介してきました。

玉入れは、有名私立小学校でよく出される課題のひとつです。

そのため、玉入れの対策をしたい方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね!

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。

三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。

さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

▼YouTubeで定期配信中▼