5月は、ゴールデンウィークがあったり、学校説明会の日程が公表されたりなど、小学校受験を控えたご家庭にとって大切な時期です。
そのため、年長のお子さんがいるご家庭は、受対対策はもちろん、説明会の日程確認や予約、受験服の準備なども必要になってきます。
そこで今回は、小学校受験を控えた年長の5月にやっておくべきことについて、経験者の意見も踏まえたうえで解説していきます。
目次
小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。
お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。
三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。
さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。
それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!
年長の5月にやっておくべきこと【受験対策編】
結論から先にお伝えすると、小学校受験対策という点において、5月にやっておくべきことは次の通りです。
1.体験学習
2.季節や行事の知識を身につける
3.基礎を固める
4.苦手な領域・単元を見つける
5.過去問のチェック
では、それぞれもう少し詳しく解説していきますね。
1.体験学習
1つ目は、体験学習です。
年長の5月にはゴールデンウィークがあるため、子ども自身にさまざまな体験をさせてあげることが大切です。
小学校受験を控えたご家庭は次のような体験学習をさせることが多いです。
・家庭菜園(プチトマトなど)
・田植え体験
・生き物の飼育
など
また、このような体験学習の目的は2つです。
1つ目は、子どもの学びのためです。
幼児期の子どもは五感を使うことで、知的好奇心や学びへの意欲を高めます。
ただ、受験本番が近くにつれて、ペーパーテストや行動観察、運動など、小学校受験の対策に時間を割いていかなければならないため、体験学習に割ける時間がなくなっていきます。
そのため、今のうちに体験学習に時間を使うことが大切です。
2つ目は、願書や面接で使うエピソードを作るためです。
こちらの動画でも解説していますが、願書と面接の両方で重要になるのが、「お子さんについてのエピソード」です。
特に、願書を書く際は、質問によって異なりますが、基本的に最低でも1つはお子さんのエピソードを文章中に盛り込むことがポイントです。
そして、エピソードを作るうえで体験学習はとても大事です。
また、6月には願書のドラフト(草案)を書かなければならないので、今のうちに体験学習を通して子どもの成長を感じられるエピソードを作っておく必要があります。
そのため、5月のうちにお子さんにさまざまな体験をさせてあげるようにしましょう。
2.季節や行事の知識を身につける
2つ目は、季節や行事の知識を身につけることです。
小学校受験では、季節や行事の問題がよく出題されるため、それらの知識を身につけておくことは大切です。
例えば、「子どもの日(5月5日)」と聞いたら、「春、兜、鯉のぼり」などをパッと連想できなければなりません。
ただ、このような知識を機械的に覚えさせても、子どもは楽しくありません。
楽しくないと、なかなか覚えてくれません。
そのため、ゴールデンウィークなどをきっかけに、季節ごとの行事を一緒に楽しみながら、知識を身につけていくことが大切です。
また、小学校受験において、次のような暗記物は前半に一通り学習しておくことがポイントです。
・野菜や果物
・季節や行事に関する知識
・植物
・生き物
など
もちろん、完璧に暗記は難しいと思いますが、今の時期に一通り先に暗記することで、後半に復習したときに知識がより定着しやすくなります。
3.基礎を固める
3つ目は、基礎を固めることです。
4月5月6月は、基礎固めの時期でもあります。
ここでいう基礎は、次のようなことを指します。
【ペーパー】
・数を数える
・比較する力(重さや大きさ、長さなど)
・図形(形の名前、立体の見え方など)
など
【巧緻性】
・きれいに○を書く
・塗る
・ちぎる
など
【運動】
・走る
・スキップ
・片足けんけん
など
【その他】
・あいさつ
・聞き取る力
・姿勢
・静かに待つ
・人とコミュニケーションを取れる
など
これらは小学校受験をするうえで必要な基礎の一部です。
また、このような基礎の上に、今後知識やテクニックなどをさらに積んでいくため、今のうちから土台をしっかりと築いておくことが必要です。
4.苦手な領域・単元を見つける
4つ目は、苦手な領域・単元を見つけることです。
5月のうちに満遍なく取り組んで、お子さんの苦手な領域や単元を見つけておくことは大切です。
特にペーパーでは、図形や推理問題に苦戦する子どもが多い印象です。
また、ペーパーだけでなく、運動や絵画制作(巧緻性)、行動観察(集団行動)におけるのお子さんの能力もチェックしておきましょう。
特に、行動観察などはご家庭だけで対策することが難しいため、必要に応じて幼児教室の講座を受けることも大切です。
5.過去問のチェック
5つ目は、過去問のチェックです。
過去問は、基本的に夏休みが終わったタイミングで取り組み始めるケースが多いです。
なぜなら、早い段階で過去問を解かせると、その難しさに直面して子どもが自信を失ってしまうからです。
ただ、今後の対策を効率的に進めていくために、親御さんが過去問の内容をチェックすることは大切です。
過去問を確認する際は、次のようなことを把握しておきましょう。
・試験の日数やスケジュール
・試験時間
・考査の種類
・頻出する単元や課題
・面接の有無(保護者面接か親子面接かなど)
・保護者のアンケート・作文の有無
など
学校によって考査の内容は変わってきます。
また、志望校の過去問内容にあわせて、学習メニューを組んでいくことも大切です。
そのため、5月のうちに受験を考えている学校の過去問も確認しておくようにしましょう。
年長の5月にやっておくべきこと【手続き・準備編】
年長の5月には、受験対策以外ではなく、以下のような手続きや準備も進めていく必要があります。
1.学校説明会の日程確認・予約
2.受験服の準備
3.願書や面接への理解を深める
それぞれ何をすればよいのか、具体的に解説していきますね!
1.学校説明会の日程確認・予約
1つ目は、学校説明会の日程確認や予約です。
5月になると、学校説明会の日程を公表している学校も多いです。
また、ほとんどの場合、事前に予約する必要がありますし、予約期間も決まっています。
そのため、気になっている学校の公式HPをすべて調べて、学校説明会やその他の行事の日程を確認しておくようにしましょう。
2.受験服の準備
学校説明会は、いわゆる「お受験服」で参加するご家庭がほとんどです。
そのため、学校説明会の日程を確認したら、それと同時にお受験服の準備もしておきましょう。
お受験服に関しては、購入する方もいれば、レンタルする方もいらっしゃいます。
また、靴下や靴、バッグなど小物も必要になるので忘れないようにしましょう。
説明会寸前になって準備しようとするとお受験服の在庫がなくてバタバタしてしまうケースが多いので、余裕をもって準備しておくことをおすすめします。
お受験服について詳しく解説した記事を概要欄に載せているので、気になる方は一度チェックしてみてくださいね!
3.願書への理解を深める
3つ目は、願書への理解を深めることです。
小学校受験における願書は、学校側にとって、そのご家庭を理解するための貴重な資料です。
また、面接を実施している学校の場合、願書は面接資料にもなります。
つまり、願書の内容が合否を分ける可能性があるということです。
そのため、まずは小学校受験における願書の重要性を理解しておきましょう。
6月に入ると、学校説明会に参加した後に、ほとんどのご家庭が願書のドラフトを作り始めます。
そして、添削・修正を何度も繰り返しながら、推敲していきます。
また、願書を書いていく過程で、次のような作業も必要になります。
1.志望校の教育理念や指導方針の理解
2.家庭の教育方針
3.1と2のすり合わせ
4.願書で使えるエピソード作り
5.課題図書を読んで、まとめる(慶應義塾幼稚舎など)
など
このような点を考慮すると、願書への理解を5月中に深めて、6月にはドラフトを作っていくのがベストでしょう。
願書作成は本当に時間がかかりますし、骨の折れる作業のひとつです。
そのため、早いうちから余裕をもって準備しておくことをおすすめします。
願書の作成方法や書き方については、こちらの教材で詳しく解説しているため、気になる方は概要欄からチェックしてみてくださいね。
本書『合格する志望理由の書き方』では、「どんなふうに願書を書けばいいかわからない」「志望理由の具体的な書き方を知りたい」という方に向けた内容となっています。
願書で一番大切な「志望理由」をきちんと書くためには、下準備が大切になります。
それを踏まえた上で、本書では、願書を書く上でのポイントや注意点、例文はもちろん、「志望理由」を書く上で必要なことを”質問形式”で問いかける仕様になっています。
そのため、願書をこれから書く方、志望理由の具体的な書き方を知りたい方にはピッタリの内容となっております。
年長の5月に取り組んでおくべき教材
以下で、年長の5月までに必ず取り組んでおくべき教材をご紹介します。
そのため、気になるものがあれば、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
『学校説明会の心得(チェックシート付き)』
小学校受験をするうえで、学校説明会はとても貴重な機会です。
また、どうしてもご縁をいただきたい学校がある場合は、学校説明会や見学会やオープンスクール、文化祭など、その他の行事にも積極的に参加して、自分から情報を掴み取りにいく必要があります。
そこでこちらの教材では、小学校受験における学校説明会の心得について詳しく解説しています。
また、学校説明会のオリジナルチェックシートも付いているため、ぜひ活用してみてくださいね!
※詳しくはサンプルの画像をご覧になってください。
【商品名】
【小学校受検三つ星ガイド】「学校説明会の心得(チェックシート付き)」
【価格】
2,200円(税込)
→【期間限定30%OFF】1,540円(税込)
【形式】
PDFデータ(DL形式)
【単元別問題集】小学校受験三つ星ドリル
「小学校受験三つ星ドリル」は、分野別の家庭学習用ドリルです。
三つ星ドリルでは、基礎的な問題から入試レベルを意識した応用問題まで全30題収録しています。
また、複数の問題パターンを用意しているため、さまざまな入試問題に対応する力を養うことができます。
さらに、ダウンロード形式のPDFデータとなっているため、冊子タイプの問題集と違って、印刷すれば何回でも復習可能となっております。
そのため、基礎固めをしたい方、まんべんなく取り組みたい方にはピッタリの教材となっています。
お話の記憶 | 2 →2,310円 ※期間限定30%OFF |
一対多対応 | 880円
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マジックボックス | 880円
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比較 | 880円
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回転図形 | 880円
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同図形発見 | 880円
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鏡映図 | 880円
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位置・位置移動 | 880円
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音・しりとり | 880円
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仲間分け | 880円
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季節・行事 | 880円
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点図形 初級編 | 880円
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点図形 中級編 |
880円
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点図形 上級編 |
880円
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【小学校受験三つ星”願書”】合格する志望理由の書き方
本書では、「どんなふうに願書を書けばいいかわからない」「志望理由の具体的な書き方を知りたい」など、願書を初めて書く方に向けた内容となっています。
願書で一番大切な「志望理由」をきちんと書くためには、下準備が大切になります。
本書では、願書を書く上でのポイントや注意点、例文はもちろん、「志望理由」を書く上で必要なことを”質問形式”で問いかける仕様になっています。
そのため、願書をこれから書く方、志望理由の具体的な書き方を知りたい方にはピッタリの内容となっております。
【商品名】
【小学校受験三つ星”願書”】合格する志望理由の書き方
【価格】
2,980円
さいごに
今回は、小学校受験を控えた年長の5月にやっておくべきことについて解説してきました。
さいごに今回解説した内容をもう一度まとめておきます。
<受験対策編>
1.体験学習
2.季節や行事の知識を身につける
3.基礎を固める
4.苦手な領域・単元を見つける
5.過去問のチェック
<手続き・準備編>
1.学校説明会の日程確認・予約
2.受験服の準備
3.願書や面接への理解を深める
ぜひ、今回解説した内容を参考にして、有意義な5月をお過ごしくださいね!
小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。
お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。
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