小学校受験でご縁をいただくためには、日々の生活習慣がとても大切です。
なぜなら、小学校受験の試験では、家庭での教育や親御さんとの関わりをチェックするような課題が出されることが多々あるからです。
また、自分でやるべきことをきちんとできるお子さんは、そうでないお子さんに比べて精神的に成熟していることが多く、小学校受験でも評価されやすいです。
つまり、一日一日をどれだけ大切に過ごすことができているかで、小学校受験の合否が決まると言っても過言ではありません。
そこで今回は、小学校受験をする上で、必ず子どもに習慣化させるべきことを解説していきます。
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目次
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日々の生活で必ず子どもに習慣化させるべきこと
結論からお伝えすると、日々の生活の中で、必ず習慣化させるべきことは、主に次の10個です。
①基本的なご挨拶やお返事
②毎日のお着替え
③靴の脱ぎ履き
④食事の配膳
⑤箸の使い方
⑥座り方や姿勢
⑦おもちゃの片付けや整理整頓
⑧歯磨き
⑨早寝早起き
⑩お手伝い
では、①〜⑩がなぜ大切なのか、小学校受験にどのように関わってくるのかについて、それぞれ詳しく解説していきます。
①基本的なご挨拶やお返事
1つ目は、基本的なご挨拶やお返事です。
小学校受験において、一つひとつのご挨拶やお返事はとても大切です。
試験会場の学校で、他のお子さんよりも元気よく、大きな声でご挨拶できるだけで、先生からの印象はガラッと変わります。
また、お名前や受験番号を呼ばれた時に、ハキハキとした声でお返事できれば、それも評価されるポイントのひとつになるでしょう。
ただ、このようなご挨拶やお返事は、日頃から習慣化していないと、なかなか自然にできません。
特に、試験本番では緊張してしまって、いつもより声が小さくなってしまうお子さんも多いです。
そのため、親子の間ではもちろん、幼稚園・保育園の先生やお友達、ご近所の方々にも積極的にご挨拶することを習慣化しましょう。
また、誰かに名前を呼ばれたりしたときは、大きなお返事をするように声掛けすることも忘れないようにしましょう。
②毎日のお着替え
2つ目は、毎日のお着替えです。
お子さんには、早いうちから自分でお着替えする習慣を身に着けさせることも大切です。
実はお着替えにも、お子さんの成長や小学校受験に必要なさまざまな要素が盛り込まれています。
例えば、洋服を選ぶときには、自分がこれからどんな場所で何をするのかやその日の気温などを考える必要があります。
また、洋服を着替えるときには、服の前後ろを確認したり、物によっては、ファスナーを締めたり、ボタンをとめたりすることも必要です。
ちなみに、某有名私立小学校では、かっぱを着て、脱いで、たたむという一連の動作が課題として出されたこともあります。
また、受験服から体操着に着替えて、脱いだものをたたむところまでチェックしている小学校もあります。
そのため、毎日のお着替えを習慣化することは、小学校受験をする上でもとても大切です。
幼児期のお子さんは、お母さんに着替えさせてと求めてくることが多いので、ついついやってあげてしまう親御さんも多いと思います。
もちろん、たまにやってあげたりすることは大切です。
ですが、最初にきちんと教えてあげたら、その後は基本的にお子さん一人で着替えさせるようにしましょう。
③靴の脱ぎ履き
3つ目は、靴の脱ぎ履きです。
靴の脱ぎ履きも、お母さんがおなさいお子さんにやってしまいがちなことの一つです。
ただ、靴の脱ぎ履きは、小学校受験で必要な「巧緻性」を養う上で良いトレーニングになるため、早いうちから自分でトライするようにさせましょう。
また、最初はマジックテープで良いですが、なれてきたら、紐靴をひとつ用意してあげて、それを履かせる練習をするのもオススメです。
なぜなら、小学校受験で頻出する課題の一つにも「紐結び」があるからです。
また、紐結びでは、蝶々結びの課題が出されることが多いです。
蝶々結びの試験では、「速さ」と「正確性」の2つが必要になります。
それに、お子さんの小さい手で紐結びをするのは意外と難しいです。
そのため、日々の習慣の中で少しずつ紐結びの練習を取り入れていく必要があります。
そして、紐靴はその練習に最適なアイテムと言えます。
ですので、日々の靴の脱ぎ履きも最初は一緒にサポートしてあげて、できるようになったらお子さん一人で取り組ませることをおすすめします。
また、靴の脱ぎ履きを教える時に、靴を脱いだらきちんと揃える習慣も身につけさせるようにしましょう。
④食事の配膳
4つ目は、食事の配膳です。
食事の配膳も、お子さんに習慣化させてほしいことのひとつです。
実際、小学校受験でご縁をいただくお子さんは、当たり前のように、このようなお手伝いをご家庭でしています。
また、ある学校では、お茶碗・お椀・お箸の正しい置き方について問う課題を出したところもありました。
そのため、配膳の際に、それぞれどのような位置に置くのかも教えるようにしましょう。
加えて、お茶碗やお椀の持ち方、持ち上げていい器とそうでない器なども一緒に教えてあげるとよいでしょう。
⑤箸の使い方
5つ目は、箸の使い方です。
お子さんの手先がある程度動くようになったら、箸を使う習慣を少しずつ身につけさせることも大事です。
なぜなら、小学校受験では実際に、箸を使った豆つかみなどの課題が出されることがあるからです。
そのため、今現在お子さんにスプーンやフォークを使わせているご家庭も多いと思いますが、手先がある程度動くようになってきたら、早めにお箸を使わせることも大切です。
また、お箸を使わせるときは、きちんと持ち方から教えてあげるようにしましょう。
たまに、箸は使えるけど、持ち方が間違っていたり、食べ物を掴むときに箸が交差してしまうお子さんがいます。
そのため、最初はうまくできなくても、正しい持ち方・使い方を教えることを意識しましょう。
⑥座り方や姿勢
6つ目は、座り方や姿勢です。
日々の生活の中で、お子さんの座り方や姿勢に目を配ることもポイントです。
小学校受験では、ペーパーテストや運動テスト、行動観察など、すべての試験においてお子さんの座り方や姿勢がチェックされています。
そのため、日頃ご家庭で勉強するときはもちろん、ご飯のときなども、きちんとした座り方、姿勢ができているか意識して見てあげるようにしましょう。
もちろん、休憩時間やリラックスタイムは、お子さんにガミガミ言う必要はありません。
ですが、勉強するときや電車・バスの中、待ち時間などは、小学校受験の練習だと思って、座り方や姿勢について、きちんと指導するようにしましょう。
⑦おもちゃの片付けや整理整頓
7つ目は、おもちゃの片付けや整理整頓です。
お子さんが出したおもちゃをお母さんやお父さんが片付けることはよくありますよね。
ただ、小学校受験をするのであれば、お子さんにきちんと片付けや整理整頓までやってもらうことはとても大切です。
実際、某有名私立小学校では、用意された道具箱に文房具をしまう課題が出されたことがあります。
また、集団行動などで、自分が使った道具をどのように片付けるかまでチェックしている学校もあります。
そのため、日々の生活でも、自分で遊んだおもちゃは自分できちんと片付けることを習慣化させるようにしましょう。
⑧歯磨き
8つ目は、歯磨きです。
お子さんの歯磨きをやってあげているお母さんは多いと思います。
たしかに、お子さん一人に歯磨きをやらせるのは、ちょっと不安になりますよね。
ただ、歯磨きは、先程お伝えした「巧緻性」を養うのに効果的なトレーニングのひとつです。
そのため、歯磨きをするときは、お子さんが自分で歯ブラシを持って、歯磨きする時間を作るようにしましょう。
そして、ある程度できたら、仕上げとしてお母さんかお父さんが全体をきれいに磨いてあげましょう。
そうすることで、お子さんの巧緻性も向上しますし、虫歯の心配も減らすことができます。
⑨早寝早起き
9つ目は、早寝早起きです。
早寝・早起きは、必ず習慣化してほしいことのひとつです。
これは、お子さんの成長に必要なのはもちろん、記憶の定着や頭の働きを良くするためにも大切です。
実際、小学校受験でご縁をいただいたご家庭の方々は、お子さんを決まった時間に就寝・起床させていたケースが多いです。
また、朝に30分~60分以上の勉強を習慣化していた方々も多くいらっしゃいました。
ちなみに、朝勉強には、次のようなメリットがあります。
①朝は脳のゴールデンタイム
②勉強の習慣がつく
③生活リズムが自然と整う
④時間制限があるためメリハリをつけて勉強できる
⑤朝の試験にも対応できる
そのため、朝勉強を習慣化するためにも、毎日の早寝早起きは必要と言えます。
ですので、早寝早起きも日々の習慣にするようにしましょう。
⑩お手伝い
最後は、お手伝いです。
小学校受験では、お手伝いに関連した課題を出す小学校が多々あります。
例えば、洋服やかっぱをきれいに畳む課題だったり、雑巾を絞る課題だったりが過去に出されたことがあります。
また、親子面接などで、お子さんが先生に
「普段どんなお手伝いをしていますか?」
と聞かれることもよくあります。
そのため、日々、お子さんにできるお手伝いは積極的にお願いするようにしましょう。
特に、洗濯物を畳んだり、雑巾や布巾を絞って、それで何かを拭いたりするお手伝いは、小学校受験の対策にもなりますし、巧緻性などを養うトレーニングにもなります。
ですので、日々の生活のなかで、お子さんにこのようなお手伝いを積極的にお願いしてみるようにしましょう。
さいごに
今回は小学校受験をする上で、必ず子どもに習慣化させるべきことを解説してきました。
小学校受験は、「家庭教育の集大成」と言われることがあります。
これは、普段のご家庭での過ごし方や日々の親子の関わり方が、ご縁に大きく影響するという意味だと言えるでしょう。
また、小学校受験は、特別な対策をするというよりは、日々の生活の中でできるものの方が多いのも確かです。
それに、今回解説してきたことは、小学校受験をするしないに関わらず、お子さんの成長にとって必要なことです。
そのため、ぜひ今回解説したことを少しずつ習慣化してみてくださいね!
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お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
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