【小学校受験】数の比較・多少の対策方法とオススメ問題集！

小学校受験のペーパー課題の一つに「数の比較・多少」があります。

「数の比較・多少」は、例えば、次のような問題が該当します。

このように、「数の比較・多少」では、「数を比較する力」が大切です。

また、数を比較するためには、数を数える力なども必要です。

そのようなことも踏まえた上で、今回は、「数の比較・多少」の対策方法やおすすめの問題集について、プロがご紹介していきます。

「数の比較・多少」の問題を解くのに必要な考え方

「数の比較・多少」の問題では、主に次のような種類の問題が出題されることが多いです。

このように、「数の比較・多少」では、さまざまなタイプの問題が出題されます。

そのため、このような問題を想定して、「数の比較・多少」の対策をしていく必要があります。

「数の比較・多少」を対策する時のポイント

「数の比較・多少」を対策する時のポイントは、主に次の3つです。

では、1～3について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。

1.具体物を使って理解を深める

「数の比較・多少」を学習する時は、はじめにビー玉やおはじきなど具体物を使って学習することをおすすめします。

特に、以下のような問題を学習する時は、はじめに具体物を使わせてあげることで、お子さんも理解しやすくなります。

また、幼児期のお子さんは、ペーパー上だけで勉強するよりも、五感を使って学習したほうが理解しやすいです。

そのため、問題を解かせるときも、ビー玉やおはじきなど、具体物を積極的に使わせてあげるようにしましょう。

そして、だんだんと感覚をつかめてきたら、ペーパー上で解かせるようにしましょう。

2.基礎的な問題から取り組む

「数の比較・多少」を学習する時は、簡単に解ける基礎的な問題から取り組ませるようにしましょう。

多くの親御さんは、少し基礎問題が解けたら、焦ってすぐに応用問題や過去の入試問題を解かせようとします。

ですが、これはおすすめしません。

そのため、まずはお子さんでも簡単にできる基礎的な問題集を利用するようにしましょう。

3.応用問題にもチャレンジ！

基礎的な問題集をしっかりとこなしたら、入試問題により近い応用問題にチャンレジさせましょう。

小学校受験のペーパー課題では、一般的な問題に載っているものより難しい問題が出題されることが多いです。

そのため、基礎的な問題をたくさん解いたら、徐々に応用問題へと移行していきましょう。

また、応用問題をやらせると、問題が難化した影響で混乱してしまうお子さんも多いです。

そのような様子が見られたら、また基礎的な問題を解かせたり、具体物を使わせて、自信をつけさせてあげることも重要です。

このようにして、徐々に難しい問題へと慣れさせていきましょう。

「数の比較・多少」にオススメの問題集

以下では、「数の比較・多少」問題の学習にオススメの問題集をご紹介します。

そのため、「数の比較・多少」の問題集をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！

ばっちりくんドリル「数の比較・釣り合い 基礎編」

『ばっちりくんドリル』は、小学校受験の幼児教室「理英会」の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。

「数の比較・釣り合い 基礎編」シリーズでは、はじめてのお子さんでも解きやすいさまざまな問題が収録されているため、基礎的な問題に取り組みたい方にピッタリの問題となっています。

また、問題の図や回答欄も大きいため、お子さんが使いやすい形式になっているのも特長のひとつです。

ばっちりくんドリル「数の比較・釣り合い 応用編」

こちらは、一つ前にご紹介した教材の「応用編」となっています。

基礎編に比べて、より入試問題に近い形式となっているため、「数の比較・多少」の応用問題を解きたい方、「数の比較・多少」の単元をより強化したい方にはピッタリの教材です。

また、「数の比較・多少」の難易度も高くなっているため、基礎編の問題が簡単だと感じる方も、ぜひ応用編に取り組んでみるとよいでしょう。

さいごに

今回は、「数の比較・多少」の対策方法やポイント、オススメの問題集についてご紹介してきました。

「数の比較・多少」は、小学校受験のペーパー課題で頻出する単元のひとつです。

また、「数の比較・多少」には、さまざまなタイプの問題があります。

そのため、「数の分割・分配」の対策をしたい方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね！