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単元別対策

【小学校受験】「一対多対応」の教え方とオススメの問題集!

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小学校受験のペーパー課題で頻出する課題のひとつに「一対多対応」があります。

「一対多対応」では、例えば、次のような問題が出題されやすいです。

【小学校受験三つ星ドリル】「一対多対応 基礎・応用編」

この問題を解く場合、1台の車には4本のタイヤがついているため、一番上から

「4(タイヤの本数)×2(車の数)=8(答え)」

「4(タイヤの本数)×4(車の数)=16(答え)」

「4(タイヤの本数)×5(車の数)=20(答え)」

という答えになります。

つまり、「一対多対応」は掛け算の基本となる考え方なのです。

また、「一対多対応」の考え方は、他の単元であるつりあい」や「置き換え」の問題を解く上でも必要になります。

そのため、早いうちから丁寧に教えて、理解させることがポイントです。

そこで今回は、「一対多対応」の教え方やポイント、オススメの問題集について、小学校受験講師がわかりやすく解説していきます。

小学校受験三つ星ガイドでは、お父様、お母様から大変ご好評の、"単元別"問題集『三つ星ドリル』を販売しています。

【三ツ星ドリルの特長】

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他にも、面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』願書作成に必須『合格する「志望理由の書き方』などがあります。

それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

「一対多対応」の教え方とポイント

「一対多対応」を教える時のポイントやコツは次の通りです。

1.車輪の問題でイメージを掴ませる

2.具体物を使って解かせる

3.他のタイプの問題を解かせる

では、1~3について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.車輪の問題でイメージを掴ませる

「一対多対応」を教える時は、まずお子さんにイメージを掴ませることがポイントです。

また、その時に一番説明してお子さんに理解してもらいやすいのが「タイヤ(車輪を含む)の問題」です。

例えば、最初に例題で出題した以下の問題であれば、1台の車につき4本のタイヤがついていることはお子さんでもわかっていることが多いです。

【小学校受験三つ星ドリル】「一対多対応 基礎・応用編」

(もしわかっていない場合は、車の現物を見せてあげましょう。)

そのため、このような問題であれば、親御さんが、

「1台の車には、4本のタイヤがついているよね。じゃあ車が2台あるとき、タイヤはいくつになる?」

というふうにゆっくり説明してあげることで、答えられることが多いです。

また、以下のような車の問題も、お子さんがイメージしやすい問題のひとつです。

三輪車が3台あります。車輪は全部でいくつですか。その数だけ◯を書きましょう。

この問題であれば、まず1台の三輪車に何個の車輪がついているか質問します。

そして、「3個」と答えられたら、三輪車1台につき、3個の◯を書いていけば、おのずと答えがわかります。

このように、「一対多対応」の問題では、お子さんにイメージを掴んでもらうために、まずはタイヤや車輪の問題を解かせることをおすすめします。

そして、「一対多対応」の考え方が理解できるようになったら、他の種類の問題を解かせるようにしましょう。

2.具体物を使って解かせる

「一対多対応」を教える時は、いきなりペーパー上で解かせようとするのではなく、まず具体物を使わせることをおすすめします。

例えば、先程の三輪車の問題であれば、インターネットで「三輪車(くるま) イラスト」などと画像検索して、良いものを見つけたら、それを印刷します。

次に、それとは別にタイヤのイラストを印刷したり、手書きでタイヤを必要な数だけ描きます。

そして、それらを切り抜いて、問題を解かせる時にお子さんに使わせることで、問題を解きやすくなります。

幼児期のお子さんは、ペーパー上だけで解かせるよりは、五感を使って学習したほうが理解を深めることができます。

そのため、少し手間はかかりますが、はじめのうちは具体物を使った学習を促すことをおすすめします。

3.他のタイプの問題を解かせる

具体物などを使って、車輪の問題を解かせ、お子さんが「一対多対応」の考え方を理解できたら、他のタイプの問題も解かせていきましょう。

「一対多対応」では、車輪やタイヤ以外の問題でも、以下のような問題が出題されることがあります。

【小学校受験三つ星ドリル】「一対多対応 基礎・応用編」
【小学校受験三つ星ドリル】「一対多対応 基礎・応用編」
【小学校受験三つ星ドリル】「一対多対応 基礎・応用編」

このように、「一対多対応」では、掛け算や割り算の基礎的な考え方が必要になります。

そのため、車輪やタイヤの問題でイメージを掴むことができたら、他の「一対多対応」の問題を少しずつ解かせていくようにしましょう。

また、問題によっては、具体物を用意できるものもあるので、可能な範囲で準備して、具体物を使った学習を促すこともポイントです。

「一対多対応」のオススメ問題集

以下では、「一対多対応」問題の学習にオススメの問題集をご紹介します。

そのため、「一対多対応」の問題集をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

三つ星ドリル「数の増減 基礎・応用編」

「小学校受験三つ星ドリル」は、分野別の家庭学習用ドリルです。

『一対多対応 基礎・応用編』では、基礎的な問題から入試レベルを意識した応用問題まで全30問収録しています。

加えて、複数の問題パターンを用意しており、それぞれの問題を解く上でのワンポイントアドバイスなども記載しています。

また、ダウンロード形式のPDFデータとなっているため、冊子タイプの問題集と違って、印刷すれば何回でも復習可能となっております。

そのため、「一対多対応」の単元を強化したい方、家庭学習で「一対多対応」の問題に取り組みたい方にはピッタリの教材となっています。

サンプル問題
商品の詳細情報

【商品名】
小学校受験三つ星ドリル「一対多対応 基礎・応用編」
【価格】
880円(税込)
【形式】
PDFデータ(DL形式)

ばっちりくんドリル「一対多対応 基礎編」

『ばっちりくんドリル』は、小学校受験の幼児教室「理英会」の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。

「一対多対応 基礎編」シリーズでは、はじめてのお子さんでも解きやすいさまざまな問題が収録されているため、基礎的な問題に取り組みたい方にピッタリの問題となっています。

また、問題の図や回答欄も大きいため、お子さんが使いやすい形式になっているのも特長のひとつです。

商品の詳細情報

【商品名】
ばっちりくんドリル 一対多対応(基礎編) (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円

ばっちりくんドリル「一対多対応 応用編」

こちらは、一つ前にご紹介した教材の「応用編」となっています。

基礎編に比べて、より入試問題に近い形式となっているため、「一対多対応」の応用問題を解きたい方、「一対多対応」の単元をより強化したい方にはピッタリの教材です。

また、「一対多対応」の難易度も高くなっているため、基礎編の問題が簡単だと感じる方も、ぜひ応用編に取り組んでみるとよいでしょう。

商品の詳細情報

【商品名】
ばっちりくんドリル 一対多対応(応用編) (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円

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「置き換え」の対策も一緒に!

小学校受験のペーパー課題で頻出する課題のひとつに、「置き換え」があります。

この分野は、「一対多対応」と重なるところがあります。

「置き換え」では、例えば、次のような問題が出題されます。

【小学校受験三つ星ドリル】「置き換え 基礎・応用編」

この例題を見ていただければわかるように、置き換えの問題では、「一対多対応」の問題と似ています。

そのため、一対多対応と一緒に、置き換えの対策をするようにしましょう。

「置き換え」の教え方や対策方法、おすすめの問題集に関しては、以下の記事で詳しく解説しているため、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。

【小学校受験】「置き換え」の対策方法とオススメ問題集!置き換えは、小学校受験のペーパー課題の中で、お子さんが理解しづらい単元のひとつです。そのため、置き換えの問題を対策する時には、基本的なことから丁寧に教える必要があります。そこで今回は、「置き換え」問題の対策方法やおすすめの問題集などをご紹介します。...

「つりあい」の対策も忘れずに!

有名私立小学校のペーパー課題で出題される単元のひとつに「つりあい」があります。

小学校受験の「つりあい問題」は、具体的に次のような問題があります。

【問題】

問題1:りんご2個はみかん何個でつりあうか
問題2:いちご9個はみかん何個でつりあうか
問題3:りんご1個はいちご何個でつりあうか
問題4:いちご12個はりんご何個でつりあうか

「つりあい問題」は、主に上記の4タイプの問題が出題されることが多いです。

つりあいの問題を解くには、「重さの概念」にだけではなく、「一対多対応」や先ほどご紹介した「置き換え」の発想が必要になります。

また、つりあいは、お子さんが理解しづらい単元のひとつでもあります。

そのため、「一対多対応」や「置き換え」の学習をした後に、つりあいの対策をすることをおすすめします。

「つりあい」の教え方や対策方法、おすすめの問題集に関しては、以下の記事で詳しく解説しているため、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。

【小学校受験】「つりあい(天秤)」の教え方とおすすめ問題集をプロが紹介小学校受験の「つりあい問題」を解くにあたって、「一対多対応」「包含除」「置き換え」などの考え方が必要です。そこで今回は「つりあい問題」の教え方やおすすめの問題集について、小学校受験講師の意見も踏まえて、わかりやすく解説していきます。...

さいごに

今回は、「一対多対応」の教え方やポイント、オススメ問題集について、小学校受験講師が解説してきました。

「一対多対応」は、お子さんがつまづきやすい単元のひとつです。

そのため、具体物を使ってイメージを掴ませたり、基礎的な問題から取り組ませることが大切です。

「一対多対応」の問題を対策したい方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね!

小学校受験三つ星ガイドでは、お父様、お母様から大変ご好評の、"単元別"問題集『三つ星ドリル』を販売しています。

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◉全30問の問題を収録!
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他にも、面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』願書作成に必須『合格する「志望理由の書き方』などがあります。

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