小学校受験では、ほとんどのご家庭が“お母様主導”で対策を進めていきます。
ただ、だからといってお父様が何もしなくていいというわけではありません。
というのも、母親と父親では、役割や得意分野が異なるからです。
また、ほとんどの小学校では、親子面接が実施されています。
そのため、普段からお子さんのようすをちゃんと見聞きしたり、ご夫婦で家庭の教育方針などを話し合ったりしていないと、面接で質問されたときに言葉を詰まらせてしまいます。
そうなると、学校側の印象もよくありません。
ですので、小学校受験で志望校からのご縁をいただくためには、お父様もしっかりと協力することが大切になります。
そこで今回は、小学校受験における父親の役割や具体的なサポートの仕方について、小学校受験講師の意見も踏まえて、わかりやすく解説していきます。
目次
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お受験対策における父親の役割
お受験対策における父親の役割はさまざまなものがあります。
そのなかでも、特に小学校受験対策において大切なのが以下の8つです。
1.外遊びや運動テストの練習
2.山登りやキャンプなど自然との触れ合い
3.奥さんの相談や悩みを聞く
4.威厳を持って子どもを叱る役
5.子どもと母親の仲介役
6.お受験の情報収集や処理、分析
7.道徳心や礼儀礼節、マナーを教える
8.算数の内容に近い問題の指導
お受験をするにあたって、お父様にはこのような役割があります。
ご覧になっていただければわかりますが、小学校受験をするにあたって、お父様にはとても重要な役割があります。
ただ、これらをしっかりと意識して行えば、面接で困ることはありません。
では、1~8について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
1.外遊びや運動テストの練習
お子さんを公園に連れて行って一緒に遊んであげたり、「ボールつき」「スキップ」など運動テストで出されやすい課題を教えたりするのは父親の役割のひとつです。
というのも、外遊びや運動に関しては、お母様よりもお父様のほうが得意なことが多いですし、教え方も上手であることが多いです。
実際、公園に行くと、お父様がお子さんとボールで遊んでいたり、鉄棒を教えてあげたりする光景がよく見られると思います。
また、小学校受験では、普段からお父様がどれくらいお子さんと関わってあげているかを重視しているところもあります。
そのため、外遊びや運動テストの練習はお父様が時間を作って担当してあげることをおすすめします。
2.山登りやキャンプなど自然との触れ合い
山登りやキャンプなど、自然と触れ合わせてあげる機会を積極的に作ってあげることも父親の役割のひとつです。
山登りは、お受験対策に一貫として、お子さんのメンタルを鍛えるのによく活用されます。
また、キャンプでは、川遊びをしたり、テントの張り方を教えたり、火のつけ方を教えられる貴重な機会でもあります。
加えて、キャンプでは、お子さん自身が自分で考えて行動する機会を作りやすいので、地頭を鍛えるのにもおすすめです。
さらに、小学校受験の面接で、
「お父さんとどんなことをしましたか。」
「最近、一番楽しかったことはなんですか。」
というような質問をされることがあります。
このようなとき、山登りやキャンプなど、非日常的な経験をさせておくことで、お子さんも質問に答えやすくなりますし、話も膨らみやすいです。
また、お子さんがそのような回答をすることで、面接官にも”親子で充実した触れ合いができている”とアピールできるため、好印象を与えることができます。
そのため、ゴールデンウィークや夏休みなどタイミングをみて、」山登りやキャンプなどに連れて行ってあげるのも大切な父親の役割のひとつです。
3.お母様の相談や悩みを聞く
受験対策をしていると、お母様が不安や焦りを感じて精神的に不安定になってしまうことがあります。
そのときに、お母様の話を聞いて、慰めたり、励ましたりするのもお父様の役割のひとつです。
お母様が不安になったとき、その話を聞いてあげるだけで全然違います。
一番やってはいけないことは、お母様に任せきりにしたり、責任を一任したりすることです。
そんなことをしたら、お母様は受験に対しての不安や焦りに加えて、プレッシャーがのしかかってきて潰れてしまいます。
実際、母親任せのご家庭はお受験で失敗するケースが多いです。
つまり、夫婦で手を取り合って、協力できるかが小学校受験でご縁をいただけるかどうかの一つの分かれ目でもあるのです。
そのため、お母様が焦りや不安で精神的に不安定になっているときは、話をゆっくり聞いてあげて、共感してあげることが大切です。
また、相手からアドバイスをを求められたときは応えるべきですが、そうでなければ、話を聞いて、お母様の気持ちになって相槌を打ってあげるようにしましょう。
4.威厳を持って子どもを叱る役
お受験対策をしていると、子どもがお母様の言うことを全然聞かなかったり、わがままばかり言ってお母様を困らせたりすることがあります。
その様子をみて、明らかにお子さんが悪いようであれば、父親が前に出て威厳を持ってお子さんを叱ったり、注意することが必要です。
特にお子さんが男の子の場合、お母様に対してよくない態度を取ることが多いです。
そのようなとき、最後の叱り役として、お父さんはとても重要です。
そのため、お子さんが明らかにお母様に対してわがままを言っていたり、よくない態度を取っている場合は、しっかりと厳しく叱るようにしましょう。
(身体的な攻撃は不要です。威厳のある雰囲気で静かに叱るだけでOKです。)
また、これは、日常的にお母様から子どもの状況を共有してもらったり、お父様自身がお子さんをよく見たりしていないとできないことです。
そのため、少ない時間でもいいので、普段からお母様やお子さんとコミュニケーションを取ることを意識しましょう。
5.子どもと母親の仲介役
時に、お父様は”子どもと母親の仲介役”になることも必要です。
勉强していると、母親と子どもがぶつかるときが必ずあります。
そうなったとき、両方の言い分を聞いて仲介役をするのもお父さんの大切な役割です。
特に、お子さんが女の子の場合、女性同士なので喧嘩になったり、口論したりするケースが意外と多いです。
そうなったときは大変だと思いますが、二人の仲介役となって仲を取り持ってあげるようにしましょう。
また、このとき必ずお母様だけじゃなくて、お子さんの言い分も真剣に聞いてあげるようにしましょう。
6.お受験の情報収集や処理、分析
お受験に関する情報収集・処理・分析なども、できればお父さんが手伝ってあげたり、分担してあげることをおすすめします。
情報系の仕事はお母様よりもお父様のほうが得意なことが多いです。
そのため、志望校の募集要項や試験日程、模試の情報、その他の必要な情報収集はできるだけお父様がやってあげることをおすすめします。
また、過去に小学校受験の問題集を一枚一枚スキャンして、持ち運びできるようにしてあげてるお父様も中にはいらっしゃいました。
「作業の効率化」などは男性のほうが考えるのが得意なことが多いです。
そのため、情報収集だけではなく、無駄な手間がかかっている部分を効率化する方法なども考えてあげるのも父親の役割のひとつだと言えます。
7.道徳心や礼儀礼節、マナーを教える
道徳心や礼儀礼節、マナーなど社会性に関わることを教えるのは、母親より父親のほうが適任です。
また、近年小学校受験では、ペーパーテストよりも行動観察や集団行動が重視される傾向に少しずつ変わってきています。
これらの課題では、お子さんの思考力はもちろんですが、そのほかにも、コミュニケーション能力や協調性、社会性などが見られています。
そのため、道徳心や礼儀礼節、マナーなどをお父様が普段からきちんと教えることも大切です。
8.算数の内容に近い問題の指導
小学校受験では、「図形(重ね図形・回転図形など)」や「重さ・長さ・濃度の比較」、「水のかさ」など、小学校の算数の内容に近い問題がよく出題されます。
このような問題は、お母さよりお父様のほうがうまく指導できることが多いです。
そのため、もしお母様がうまく教えられないようであれば、お父様が積極的にこれらの問題をわかりやすく教えてあげるようにしましょう。
また、教えるときは、ペーパー上だけではなく、具体物を使ってお子さんの理解を促してあげることがポイントなので、ぜひやってみてくださいね。
面接で父親が聞かれやすい質問例
さいごに、面接で父親が聞かれやすい質問例をご紹介します。
それは次のようなものです。
【父親ご自身への質問】
●自己紹介(学歴・特技など)
●子どもへ伝えたいこと
●父としての子どもへの評価
●人生観(心に残っている言葉・信条)
●現代社会に対する自分の考え(IT・環境問題など)
●幸せを感じる時
●家庭において(休日の過ごし方など)
●信念について(子育てや人生において)
●夫婦間のこと (ご年齢・関係性)
【仕事への質問】
●勤務先・勤務年数
●会社のことについて
●仕事をする上で気をつけていること
●帰りの時間
●転勤や出張などについて
●人材育成に関して
【家庭への質問】
●家族構成
●きょうだいについて
●家族への思い(旅行・コミュニケーション)
●家族と幸せを感じる瞬間
●家族の健康
●ご家庭で1番大切にしていること
●祖父母(ご両親)に関して
●子育てについて(大切にしてきたことなど)
●家長として(心構えなど)
【環境への質問】
●生活環境(工夫・生き物を飼っているかなど)
●居住地の変更について(理由など)
【子どもとの関わり】
●父親像について
●父親の役割
●読書について
●子どもとのふれあい(時間・コミュニケーション)
●躾やルール、道徳・マナー
●家庭の教育方針
●子どもとの約束について
●育ってほしい子ども像
●子育てにおける信念
●子育てを通して得たこと
●褒めること・叱ること
●感動したこと
●父と子で似ている部分
●名前の由来
●食生活
●地域の友人関係
●喧嘩などのトラブルについて
●両親にしてもらって嬉しかったこと
【子ども自身について】
●子どもの努力
●子どもの性格・様子
●遊びや読書について
●食生活について
●興味や趣味について
●子どもの成長・健康について
【幼稚園(保育園)について】
●幼稚園(保育園)の紹介
●幼稚園(保育園)の友だち
●幼稚園(保育園)の志望理由
●幼稚園(保育園)での様子
●幼稚園(保育園)の父兄とのつき合い
●幼稚園(保育園)での遊びについて
【志望校について】
●通学の方法と経路
●在学者の知人の有無
●教育内容について
●兄姉の入学後の感想
●子どもの送迎に関して
●宗教について
【受験について】
●受験番号
●自己紹介
●面接日登校前の子どもとの話合い102
●きょうだいの学校生活について
●受験の動機
●私立小学校のメリット・期待
●中学受験について
●学校への理解
●校風と子どもの性格
●説明会等の行事参加について
●本校についての感想
●受験準備について
●併願について
●寄付について
●個人の意見や考え方
●入学して望むこと
●受験時の子どもの感想
●紹介者について
●受験の感想
●受験についての子どもへの説明
このように、さまざまな角度や切り口から質問される可能性があります。
また、これらの質問にしっかりと応えるためには、日頃から先程解説したようなことを意識して、しっかりとお子さんやお母様と関わることが大切です。
そのため、父親としての役割をしっかりと果たすようにしましょう。
さいごに
今回は、小学校受験における父親の役割や具体的なサポートの仕方について、小学校受験講師の意見も踏まえて解説してきました。
ここまで解説してきたように、小学校受験における父親の役割はとても大事です。
そのため、今回解説したことを参考に、家族全員で志望校からご縁をいただけるようにがんばっていきましょう!
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お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。
三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。
さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。
それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!