小学校受験のペーパー課題で頻出する単元のひとつに「大小・長短」があります。
「大小・長短」では、次のような問題が出題されることが多いです。
例)大小の問題例
例)長短の問題例
このような問題を解けるようになるためには、「見る力」や「数える力」、「比較する力」が必要になります。
また、これらの力は、他のペーパー課題を解くのにも必要な能力です。
そのようなことを踏まえた上で、今回は、「大小・長短」の対策方法やオススメの問題集について、プロが解説していきます。
目次
小学校受験三つ星ガイドでは、お父様、お母様から大変ご好評の、"単元別"問題集『三つ星ドリル』を販売しています。
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「大小・長短」問題の特徴とポイント
まずは、 「大小・長短」問題のそれぞれの特徴とポイントを見ていきましょう。
「大小」問題の特徴とポイント
小学校受験の「大小」問題では、次のような問題が出題されることが多いです。
例1)
例2)
これらの問題からもわかるように、「大小」問題を解くには、「(大小を)見分ける力」と「比較する力」が必要です。
「(大小を)見分ける力」は、基本的に練習していったり、日常生活の中でいろいろな物の大小を見比べて養っていくのがよいでしょう。
一方で、「比較する力」に関して少し注意が必要です。
というのも、「一番大きい(小さい)ものを選びなさい」という問題は比較的お子さんも簡単に答えることができますが、「~番目に大きい(小さい)ものを選びなさい」という問題では上手に答えられないお子さんも一定数います。
そのため、このような場合は「~番目に大きい(小さい)」という概念を丁寧に教える必要があります。
「長短」問題の特徴とポイント
小学校受験の「長短」問題では、次のような問題が出題されることが多いです。
例1)
例2)
これらの問題からもわかるように、「長短」問題を解くには、「数を数える力」と「比較する力」の2つが必要です。
特に、長短の場合は、例題でも示したように、列車の数を数えたり、マス目の数を数えたりする力が重要になります。
また、長短の問題でも、「~番目に大きい(小さい)」という概念を丁寧に教える必要があります。
そのため、「数を数える力」だけでなく「比較する力」もきちんと教えてあげるようにしましょう。
「大小・長短」を対策する時のポイント
「大小・長短」を対策する時のポイントは、主に次の3つです。
1.具体物を使って理解を深める
2.基礎的な問題から取り組む
3.応用問題にもチャレンジ!
では、1~3について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
1.具体物を使って理解を深める
「大小・長短」を学習する時は、具体物を使って学習することをおすすめします。
例えば、大小の概念を教える時に、おもちゃや実際の果物など、身の回りにあるものを使って教えてあげることで、理解してもらいやすくなります。
また、長短の概念を教える場合でも、紐や列車などのおもちゃを使うことで、楽しく学習させることができるでしょう。
そもそも、幼児期のお子さんは、ペーパー上だけで勉強するよりも、五感を使って学習したほうが理解しやすいです。
そのため、大小や長短の学習をする時も、具体物を積極的に使わせてあげるようにしましょう。
そして、だんだんと感覚をつかめてきたら、ペーパー上で解かせるようにしましょう。
2.基礎的な問題から取り組む
「大小・長短」を学習する時は、簡単に解ける基礎的な問題から取り組ませるようにしましょう。
多くの親御さんは、少し基礎問題が解けたら、焦ってすぐに応用問題や過去の入試問題を解かせようとします。
ですが、これはおすすめしません。
そのため、まずはお子さんでも簡単にできる基礎的な問題集を利用するようにしましょう。
3.応用問題にもチャレンジ!
基礎的な問題集をしっかりとこなしたら、入試問題により近い応用問題にチャンレジさせましょう。
小学校受験のペーパー課題では、一般的な問題に載っているものより難しい問題が出題されることが多いです。
そのため、基礎的な問題をたくさん解いたら、徐々に応用問題へと移行していきましょう。
また、応用問題をやらせると、問題が難化した影響で混乱してしまうお子さんも多いです。
そのような様子が見られたら、また基礎的な問題を解かせたり、具体物を使わせて、自信をつけさせてあげることも重要です。
このようにして、徐々に難しい問題へと慣れさせていきましょう。
「大小・長短」にオススメの問題集
以下では、「大小・長短」問題の学習にオススメの問題集をご紹介します。
そのため、「大小・長短」の問題集をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ばっちりくんドリル「大小・長短・多少の比較 基礎編」
『ばっちりくんドリル』は、小学校受験の幼児教室「理英会」の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。
「大小・長短・多少の比較 基礎編」シリーズでは、はじめてのお子さんでも解きやすいさまざまな問題が収録されているため、基礎的な問題に取り組みたい方にピッタリの問題となっています。
また、問題の図や回答欄も大きいため、お子さんが使いやすい形式になっているのも特長のひとつです。
【商品名】
ばっちりくんドリル 大小・長短・多少の比較(基礎編) (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円
ばっちりくんドリル「大小・長短・多少の比較 応用編」
こちらは、一つ前にご紹介した教材の「応用編」となっています。
基礎編に比べて、より入試問題に近い形式となっているため、「大小・長短」の応用問題を解きたい方、「大小・長短」の単元をより強化したい方にはピッタリの教材です。
また、「大小・長短」の難易度も高くなっているため、基礎編の問題が簡単だと感じる方も、ぜひ応用編に取り組んでみるとよいでしょう。
【商品名】
ばっちりくんドリル 大小・長短・多少の比較(応用編) (理英会の家庭学習支援シリーズ)
【価格】
770円
さいごに
今回は、「大小・長短」の対策方法やオススメの問題集について解説してきました。
大小・長短の問題では、「見る力」や「数える力」、「比較する力」などが必要になります。
そのため、「大小・長短」の対策をしたい方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね!
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