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【小学校受験】クラッシャーに遭遇したときの対処方法やコツをプロが解説!

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「小学校受験のクラッシャーに遭遇したらどうすればいい?」

「行動観察でクラッシャーと同じグループになった時の対処法が知りたい」

というようなお悩みを抱えている親御さんは多いと思います。

実際、私もお子さんを指導したり、SNSで情報を発信する中で、このような質問がよく寄せられます。

そこで今回は、小学校受験におけるクラッシャーについて、小学校受験コーチ兼現役講師である私が解説していきたいと思います。

この記事を見れば、

小学校受験のクラッシャーとは何なのか

クラッシャーの種類

クラッシャーに遭遇したときの対処方法

についてすべて知ることができます。

そのため、今年受験を迎えられる方はもちろん、来年以降に受験を迎える方も必ず今のうちに確認しておくようにしましょう。

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それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

小学校受験におけるクラッシャーとは?

小学校受験対策をしている親御さんの中には、

「そもそもクラッシャーって何ですか?」

という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

そのため、最初にクラッシャーについて簡単に説明していきたいと思います。

小学校受験におけるクラッシャーとは、行動観察などで、他のお友だちにちょっかいを出したり、ふざけて全体の進行やグループ活動を乱したりする子のことを言います。

中には、他のお友達にしつこくしゃべりかけてきたり、頭を叩いてきたりなどする子もいます。

また、このようなお子さんと同じグループになってしまうと、一緒にふざけてしまったり、グループ課題を最後まで遂行できずに終わってしまって、先生方の印象や試験の結果に悪い影響を及ぼすリスクがあると言われています。

実際、このようなクラッシャーに遭遇しないために、「受験番号は絶対早い番号を取ってください」などお教室の先生からお達しがあることも多いです。

それくらい、小学校受験でクラッシャーは危険視されているのです。

ただ、どんなに気をつけてもクラッシャーに遭遇してしまうのが小学校受験。

実際に小学校受験本番でクラッシャーに巻き込まれたご家庭のお話を次にご紹介します。

クラッシャーに巻き込まれたご家庭のお話

昨年、受験が本格的に始まったタイミングで、ある親御さんからクラッシャーのご相談を受けました。

そのご家庭のお子さんは、普段は穏やかなタイプだったのですが、併願校の試験でクラッシャーに遭遇して、行動観察中に嫌なことをしつこくされたとのことでした。

また、そのお子さんはクラッシャーに対して、最初は「やめて」と冷静に対応していたのですが、それでもやめてくれなかったため、最終的に乱暴な言葉を使ってしまったそうです。

試験が終わると、すぐにお子さんからその報告を受けて、「どう対策したらいいんだろう」と思い、私に相談してくれたようです。

そして、その出来事が原因か定かではありませんが、その学校からは結果的にご縁をいただくことができなかったのことでした。

このように、お子さんが冷静に注意しようとしても、それを面白がって余計に嫌なことをしてくる子はいます。

また、嫌なことをしつこくされると穏やかなお子さんでもイライラしてしまって、普段は絶対使わないような言葉遣いや行動をしてしまうことがあります。

そのため、試験本番で今までの努力の成果を100%発揮するためにもクラッシャーの存在についてはあらかじめ知っておくことが大切なのです。

ちなみに、先日、私のインスタグラムでこのことを発信したところ、

「そういう子もいるんですね…」

「今まで遭遇したことがなかったので驚きました」

というDMが多数寄せられました。

たしかに、試験までクラッシャーに遭遇しないご家庭もあるため、知らないのも無理はありません。

ですが、いつクラッシャーに遭遇するかはわからないため、もしものために対策を練っておくことは大切です。

そこで次には、クラッシャーに備えて具体的にどんな対策をすべきかについて解説していきますね!

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クラッシャーに遭遇したときの5つの対処方法

小学校受験におけるクラッシャー対策のポイントは主に次の5つです。

1.クラッシャーの特徴を子どもに教える

2.完全スルーするスキルを身につける

2.真剣なお子さんをタッグを組む

3.クラッシャーに遭遇した時のお約束事を決めておく

5.家庭内で何度もシミュレーションを行う

では、それぞれのポイントについて、具体例などを踏まえて詳しく解説していきますね!

1.クラッシャーの特徴を子どもに教える

まずは、お子さんにクラッシャーの特徴を伝えましょう。

例えば、クラッシャーの典型例として、よくしゃべりかけてくる子がいます。

親御さんからしたら、このようなお子さんはクラッシャーだと判別できますが、お子さんは「話しかけてくれる子」「面白い子」と思ってしまうかもしれません。

そうすると、お子さんもついつい楽しくて一緒におしゃべりしたり、ふざけてしまって、結果的にクラッシャーに巻き込まれてしまうことになります。

また、次で詳しく解説しますが、クラッシャーの対処法の基本は「完全スルー」です。

ただ、クラッシャーがどういう子なのかをお子さんに理解してもらわないと、どのお友だちとは関わってよくて、どのお友達とは関わらない方がよいのかを伝えることができません。

そのため、まずはクラッシャーがどういう子を指すのか、わかりやすく教えるようにしましょう。

小学校受験でよく見られるクラッシャーの特徴は次の通りです。

・しつこくしゃべりかけてくる

・言葉遣いが汚い

・乱暴なことをしてくる

・嫌がることをしつこくしてくる

・大きな声を出す

・常に体を動かしたり、走り回ったりする

・間違ったルーツばかり押し付けてくる

・グループの和を乱す行為をしてくる

など

これらを参考に、まずはクラッシャーの特徴について、お子さんにわかりやすく伝えてあげましょう。

2.完全スルーするスキルを身につける

クラッシャーに遭遇したときのために「完全スルー」するスキルを身につけることも大切です。

なぜなら、小学校受験の行動観察などでクラッシャーに遭遇してしまったら、基本的に完全スルーするのが無難だからです。

クラッシャーの中には、執拗に話しかけてきたり、頭を叩いてきたり、グループ活動の和を乱すような行為をしてきたりなどさまざまなタイプの子がいます。

また、変に注意しようとしたり、言うことを聞かせようとすると、先ほどお話ししたご家庭のケースのように、クラッシャーの行動をエスカレートさせてしまうリスクがあります。

基本的に試験で輪を乱す子がいたら、試験官である先生方が注意してくださいます。

ですが、先生の数も限られているため、すべての子の様子を逐一確認できているわけではありません。

それに、クラッシャーが話しかけたり、ふざけたりしていると、それに影響を受けて、同じようなことをしてしまうお子さんもいます。

そうなると、ご縁をいただくことは難しいでしょう。

そのため、クラッシャーと遭遇したら、何かされても完全スルーすることが基本的には大事です。

3.真剣なお子さんをタッグを組む

行動観察でクラッシャーと同じグループになってしまったときは、焦らずに、真剣に取り組んでいるお友だちを素早く見つけて、その子と一緒に取り組むようにアドバイスすることも大切です。

4〜5人程度のグループの場合、真剣に取り組むお子さんが2〜3人はいるはずなので、クラッシャーとは距離を置いて、真面目に取り組んでいる子と積極的にコミュニケーションを取ることがポイントです。

そうすれば、グループ課題を進められますし、先生方もその部分を見て評価してくれるはずです。

そのため、「もし嫌なことをしてくる子がいたら、他の一生懸命取り組んでいるお友だちの近くに行って、話しかけるようにしよう」という感じで、事前にアドバイスしておくようにしましょう。

また、クラッシャーを回避して、真剣なお子さんと課題に取り組むためには、自分から話しかけたり、お友だちの輪に入るためのコミュニケーション能力や協調性なども必要になります。

そのため、日常生活の中でしっかりと行動観察につながる対策をしておくことも忘れないでくださいね!

4.クラッシャーに遭遇した時のお約束事を決めておく

クラッシャーに遭遇した時のお約束ごとを決めておくことも大切です。

例えば、クラッシャーと隣になって嫌なことをされてしまったとき、「落ち着いた状態で”やめて”と2回伝えても聞いてもらえなかったら、完全にスルーしようね」などとルールを決めておけば、冷静に対処しやすくなります。

他にも、「先生がお話ししている時に隣にいるお友だちに話しかけられてもおしゃべりしないことをお母さんとお約束してね」というように親子で話し合って、特定の状況におけるお約束ごとを決めておくことも大切です。

また、ルールやお約束ごとを決めたら、お子さんが忘れないように幼児教室に行く前や模試を受ける前に一緒に復唱するようにしましょう。

5.家庭内で何度もシミュレーションを行う

家庭内でクラッシャーを想定したシミュレーションを行うことも大切です。

具体的には、親御さんやごきょうだいがクラッシャー役をして、「試験でこうやって嫌なことをされたらどうする?」という感じで話し合いながらイメージを膨らませることがポイントです。

また、シミュレーションを行う際は、先ほどお伝えした「クラッシャーの特徴」や「クラッシャーに遭遇したおときのルール・お約束ごと」も振り返るようにしてくださいね!

本番は緊張していることもあって、クラッシャーに遭遇しても少し対策しただけではうまく対処できないケースが多いです。

そのため、体に染みつくまで何度も何度も家庭内でシミュレーションを行うようにしましょう。

また、幼児教室の授業や模試の前にもリマインドして、クラッシャーに遭遇したら実際に対策したことをできたかどうか確認する習慣もつけてくださいね!

行動観察対策におすすめの教材

以下では、クラッシャー対策に取り組んでおくべき行動観察の対策をまとめたオリジナル教材をご紹介します。

『行動観察の極意』

本書では、小学校受験における行動観察の評価ポイントや対策方法、注意すべき点などについて、詳しく解説しています。

また、行動観察で評価されやすいチェックリストも付いています。

そのため、小学校受験の行動観察に少しでも不安がある方、行動観察でどんなことを子どもに意識させたらよいのかわからない方にピッタリの内容となっています。

また、サンプルもありますので、気になる方はぜひ“試し読み”をしてみてくださいね!

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商品の詳細情報

【商品名】
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【価格】
5,500円(税込)
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さいごに

今回は、小学校受験におけるクラッシャーの危険性やクラッシャーに遭遇したときの対処方法などについて解説してきました。

もし行動観察などでクラッシャーと遭遇しても、今回お伝えしたことを参考に対処しつつ、課題に取り組むことができれば、ご縁をいただくことは可能です。

クラッシャーと遭遇したときは「巻き込まれないこと」が一番大切です。

そのため、受験される方は、必ずクラッシャーについて親子で話し合って、対策するようにしてくださいね!

小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。

お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。

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それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!

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