小学校受験対応の幼児教室には、主に大手が運営する大規模の教室と個人が運営する小規模の教室の2つに分かれます。
どちらも良い点・悪い点があり、一長一短なので、お子さんの適性や幼児教室に通わせる目的などによって選び方が変わります。
そこで今回は、小学校受験における個人の幼児教室のメリット、デメリットについて解説してきます。
この度、小学校受験三つ星ガイド公式インスタグラムを開設しました。
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目次
小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。
お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。
三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。
さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。
それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!
個人の幼児教室の5つのメリット
個人の幼児教室のメリットは次の5つです。
①費用が大手に比べてリーズナブル
②1クラスの人数が比較的少ない
③一人ひとり手厚く指導してくれる
④ご家庭ごとに寄り添ってくれる
⑤先生が変わることがほとんどない
では、それぞれのメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
①費用が大手に比べてリーズナブル
個人の幼児教室は、大手幼児教室に比べて、費用がリーズナブルんなケースが多いです。
というのも、大手幼児教室では、「◯◯学校対策コース」などのように学校ごとの特別対策コースがあったり、オプションで「運動テスト対策」「絵画・造形対策」など、小学校受験の考査内容別でコースが設けられていたりすることが多いです。
そのため、あれもこれもと講座を取ると、その分、費用の負担も大きくなります。
一方で、個人の幼児教室などでは、複雑なコース分けがない場合が多いです。
そのため、大手幼児教室のようにオプションをたくさん取る必要もなく、全体の費用が比較的リーズナブルにおさまりやすいです。
②1クラスの人数が比較的少ない
個人の幼児教室は、大手幼児教室に比べて、1クラスの人数が比較的少ないのも魅力のひとつです。
個人幼児教室は、マンツーマンで対応しているところもあれば、2~5人程度でレッスンしているところもあります。
一方で、大手の幼児教室だと、1クラスの人数は、少ないところで6人程度~、多い所で12~14人程度の教室もあります。
そのため、個人の幼児教室は、大手に比べて少人数であることもメリットのひとつといえます。
③一人ひとり手厚く指導してくれる
②で解説したように、個人の幼児教室は、大手幼児教室に比べて、1クラスの人数が少ないため、その分、お子さん一人ひとりに手厚い指導ができます。
お子さんの能力や志望校などに応じて、レベル別のプリントや課題を出したり、必要に応じてマンツーマンのプライベートレッスンをおこなってくれるところもあります。
一方で、大手の幼児教室は、1クラスの人数が多いため、一人ひとりしっかりと見ることができないケースが多いです
そのため、手厚い指導をしてほしいということであれば、個人の幼児教室が合っている可能性が高いです。
④ご家庭ごとに寄り添ってくれる
こちらは③と重複しますが、個人の幼児教室は、大手の幼児教室に比べて規模が小さいため、ご家庭の数も少ないケースが多いです。
その分、一つひとつのご家庭に寄り添うことができます。
もし、ご家庭に寄り添ってほしい、融通が少しでもきくと助かるという場合は個人の幼児教室のほうがオススメです。
⑤先生が変わることがほとんどない
個人の幼児教室は、先生が変わることはほぼありません。
そのため、一度信頼できる先生に出会うことができれば、受験までしっかりとその先生の指導を受けることができます。
一方で、大手幼児教室では、ずっと信頼を寄せていた先生が突然変わるというケースもあります。
そのため、先生が変わってほしくない場合は、個人の幼児教室をオススメします。
個人の幼児教室の3つのデメリット
個人の幼児教室のデメリットは次の3つです。
①大手に比べて情報量が少ない
②先生のチェンジができない
③すべての考査に対応していない場合がある
では、それぞれのデメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
①大手に比べて情報量が少ない
個人の幼児教室のデメリットのひとつに「情報量の少なさ」があります。
大手幼児教室は、長く教室運営しており、チェーン展開もしているため、いろいろな地域のお子さんが通っており、進学する小学校もさまざまです。
そのため、毎年多くの新しい情報が蓄積し、より最新の入試傾向に対応した対策をすることができます。
一方、個人の幼児教室の場合は、生徒の数や合格者の数で言えば、大手よりは少ないため、集積されるデータも少なくなります。
そのため、デメリットのひとつとして、情報量が少ないということを把握しておきましょう。
②先生のチェンジができない
個人運営の教室だと、教室長の色が強く、先生の数も多くないため、相性が悪い場合は、幼児教室を変える必要があります。
その点、大手幼児教室では、先生との相性が悪ければ、他の先生に変えてもらうことが可能です。
そのため、先生との相性がマッチするか不安という場合は、大手幼児教室が良いケースもあります。
③すべての考査に対応していない場合がある
個人の幼児教室では、小学校受験のすべての考査に対応していないケースが多いです。
小学校受験には「ペーパーテスト」や「集団行動」、「運動テスト」、「絵画・造形」などの考査があるため、これらの対策が必要になります。
そして、ほとんどの幼児教室で対応しているのがペーパー対策です。
ただ、「運動テスト」や「絵画・造形」などは、個人の幼児教室では対応しておらず、絵画教室や体操教室などを併塾しなければならないケースもあります。
そうすると、いくつかの教室に通わなければならないため、送迎など保護者の負担も大きくなります。
そのため、このようなデメリットがあることもしっかりと理解しておきましょう。
個人の幼児教室に通わせていた親御さんの口コミ
次に、実際に個人の幼児教室に通わせていた親御さんの口コミをご紹介します。
絶対に個人塾をおすすめします。個人塾でしっかり向き合ってみていただく方が無駄がないです。
新年長になるタイミングで大手から個人に切り替えました。
大手は本人がわかっていることも何回も繰り返すので無駄に時間だけがかかっている気がしました。
個人は授業毎に課題を見つけてくださり、それを克服すれば完璧になりました。
年長夏前まで週1回2時間、年長秋だけ学校別を追加しました。Jでがんばっている方々を見て親は焦りつつも、模試ではいつもトップクラスの成績なので、個人の先生の「大手に合わせてペースをあげる必要はない。夏はとにかく遊び尽くして大丈夫」というお言葉を信じて過ごし、余裕で難関校に合格できました。
信頼できる個人の先生を見つけられることが近道です!個人の先生は受験へのアプローチ方法が様々です。
先生の良し悪しではなく、先生のアプローチ法が家庭の考えと合うか合わないかです。
個人の先生の門をたたき、お話させていただき、崇拝できそう(?)は先生を見つけることが大事です。
【引用元】インターエデュ
私のイメージする個人塾は、先生の自宅居室で一人~数人の生徒さんが円卓やダイニングテーブルを囲んでお勉強するイメージ。
先生が目の届く人数で、ペーパーのみならず、功緻性や行動観察の練習、言葉遣いや所作、立ち振舞いも細かく見て頂け、行儀の良いお子様に育つイメージ。
一方で大手は、保護者には情報を子供は沢山のお友達の中で和気あいあいと切磋琢磨し、大勢のなかでも物怖じしない元気な子が育つイメージ。
それぞれ良い所がありそうですね!
【引用元】インターエデュ
うちは年中から、偶然に自宅近くで見つけた大手から独立された個人教室に通っています。
相談したい時はわざわざ時間を作ってもらえますし、クチコミで遠方から生徒が来て、少ないながらも最後まで頑張った生徒は毎年全員が附属や私学に合格しています。
何よりも子供が先生を非常に信頼していて、喜んで通っています。ペーパーでの勉強量も1年を通してみると、大手にもひけを取りませんが、勉強を嫌がった事は一度もありません。
そのかわり、先生も歯に衣着せず親にも子供にも注意してくれるので、親としても心強く安心して任せられます。お話しても非常に爽快です。
(但し、体操や模試は外部で受けてますよ。)
実は自分も小学校受験経験者で、ある私学の卒業生です。大手の教室に通っていました。
その事から、最初は大手も考えて以前から色々見学に行ったり、周りからの情報も聞いたりしました。
しかし、実際に付き添う事が多いのは家内なので、大手でたくさんの海千山千のお母さん達から余計なデマに迷わされ、ストレスを溜めそうな性格という事もあり、個人に決めました。(決して大手を否定するつもりは毛頭ありません。それぞれで考え方は相違がありますので。)
大切なのは、子供と親が息切れせずに続ける事なので、お互いに頑張りましょう。
参考になれば幸いです。
【引用元】インターエデュ
さいごに
今回は、小学校受験における個人の幼児教室のメリット、デメリットについて解説してきました。
個人の幼児教室には、大手幼児教室にはないメリットがありますが、その一方で、デメリットもあります。
そのため、お子さんの能力や適性、現在の状況などに合わせて、ぜひベストな選択をしてくださいね!
また、幼児教室のかしこい選び方については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてくださいね!
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お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。
三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。
さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。
それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!