「私立小学校では通学範囲や学区って決まっているの?」
「家から学校までどのくらい離れていていいの?」
小学校受験において、学校選びをするときの一つのポイントに「通学範囲」があります。
どれだけ教育・指導方針に共感できる小学校であったとしても、通学するのに2時間も3時間もかかっていては現実的ではありません。
また、小学校によっては通学範囲が学区に制限を設けている学校もあります。
そこで、今回は私立小・国立小別に通学範囲や学区についてわかりやすく解説していきます。
目次
小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。
お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
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三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。
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それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!
【私立小学校】通学制限・学区の指定は基本なし
私立小学校では、一部の学校を除いて、通学制限や学区の指定はありません。
そのため、極端に離れていない場合は、問題なく出願することができます。
ですが、お子さんの体力を踏まえると、現実的には家から学校までの片道がドア・ツー・ドアで最長でも60分以内で通える範囲の学校を選ぶことをおすすめします。
ちなみに、各小学校の指定する範囲は40分程度が最も多くなっています。
あまりに遠すぎると、お子さん、そして親御さんも朝早く起きなければなりませんし、6年間通うことになるので、しんどくなってしまいます。
さらに、最初の1、2年生の間は、お子さんの体力もまだまだ追いついておらず、電車通学の場合は満員電車に巻き込まれる恐れもあるため、それだけで「学校に行きたくない!」となんってしまう可能性もあります。
このような点も踏まえて、通学にかかる時間が40分~60分以内におさまる範囲で学校選びをすることを推奨します。
【私立小学校】居住地域・通学時間の指定あり
国立小学校は、私立小学校とちがって応募資格に「通学制限」を設けており、その種類は主に以下の2つです。
①居住地域の制限
⇛親子の居住地区による制限
②通学時間の制限
⇛自宅から学校までの通学時間による制限
小学校1年生のお子さんは幼児と同じようにまだ未発達なところが多いため、自宅から学校まであまりに遠いと通学がむずかしいです。
そのため、居住地域や通学時間による制限があります。
なお、首都圏の国立小学校別の通学制限に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、国立小学校を志望する方はあわせてチェックしてみてくださいね!
通学制限についてのよくある質問
通学制限についてのよくある質問をご紹介します。
そのため、通学区域や通学時間について、疑問や不安をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
Q.通学範囲の指定はどこで知ることができますか?
基本的には、その年度の募集要項などの「出願資格」やそのほかの部分に記載されています。
学校によっては公式HPでも確認できます。
上記を確認した上で、記載がなかったり、疑問点がある場合は学校側に直接問い合わせたり、学校説明会の質疑応答で聞いてみることをおすすめします。
ですが、公式HPや入試関連書類に記載されている場合、そちらを確認せずお問い合わせすると「資料を読んでいない」という印象を与える可能性もあるため、まずはしっかりと公式HPや募集要項を確認するようにしましょう。
Q.居住地域はどうやって証明するのでしょうか?
住民票の提出が一般的となっています。
そのため、今現在保護者と同居しているご住所の提示が必要になります。
Q.夫が居住地域外に単身赴任中ですが受験できますか?
はい、できます。
旦那さまの単身赴任は一時的な移住になりますので、お母様とお子さんが同居しているご住所が正規のご住所になります。
そのため、お二人が現在同居しているご住所が、志望校の通学区域の指定範囲でしたら問題なく応募できます。
Q.一時的に住所を移動しても大丈夫ですか?
学校によって異なりますが、基本的にはNGです。
国立小学校によっては募集要項で「受験のための一時的な住所の変更(寄留)は一切認めません。」と明示してあります。
ちなみに、親戚やご実家に一時的に住民票のご住所を変更するのもNGですので注意しましょう。
(募集要項にて明示されていない場合は学校に直接問い合わせみるようにしましょう。)
Q.引っ越し予定先の地区が通学区域指定範囲内の場合は?
これは学校によって異なります。
現住所を応募資格の条件とすると明示してある学校の場合は難しいケースもあります。
ですので、引っ越しが確定している場合は、一軒家を建設中の場合はその旨を志望校に直接お問い合わせしてみるようにしましょう。
さいごに
ここまで、私立小学校・国立小学校別の通学区域や通学時間などによる制限を解説してきました。
私立小学校では、通学制限や学区の指定は基本的にありませんが、国立小学校では、通学制限が銘明確にあります。
(国立小学校の通学制限は、応募資格の一つであるため、この条件を満たさなければ出願することはできません。)
ですので、志望する小学校の通学制限を確認した上で、ご自身が特殊なケースの場合はその学校に直接問い合わせるようにしましょう。
(このとき、個人名などは不要です。事情をそのままお話すればしっかりと答えていただけますので大丈夫です。)
今回解説したことを踏まえて、ベストな学校選びをしてみてくださいね!
小学校受験三つ星ガイドでは、オリジナル教材も作成・販売しております。
お父様、お母様から大変ご好評の教材として、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方」』や面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』、『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』などがあります。
また、単元別シリーズである『小学校受験三つ星ドリル』は、分野別の家庭学習用ドリルで、各単元ごとに30問収録しています。
三つ星ドリルは、イラストも豊富で、基礎的な問題から入試レベルの問題まで用意しているため、特定の単元を強化をしたい方、苦手単元を対策したい方にピッタリです。
さらに、本商品はすべてダウンロード形式のデジタルコンテンツ(PDFデータ)となっておりますので、印刷すれば何度でも使えるほかに、カラーでもモノクロでも使用できます。
それぞれ、サンプルページをご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいね!