小学校受験のペーパー課題で頻出する課題のひとつに、「置き換え」があります。
置き換えの問題は、例えば、次のようなものです。
この分野は、「一対多対応」の分野とも重なるところがあります。
また、幼児期のお子さんにとっては、なかなか理解が難しい単元のひとつでもあります。
そのため、「置き換え」を教える時は、基本的なことから丁寧に教える必要があります。
そこで今回は、「置き換え」問題の対策方法やポイント、おすすめの問題集などをご紹介していきます。
目次
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「置き換え」の”発想”の教え方がコツ!
小学校受験の「置き換え」問題をお子さんに教える時は、「置き換えることの意味」をお子さんにどのようにイメージさせたり、教えたりするかがポイントになります。
ここで、先程ご紹介した以下の問題を例に見ていきましょう。
この問題を教える時、ほとんどの親御さんは、おそらく
「イヌのコイン1枚で、ネコのコイン2枚と交換できるルールです。じゃあ、イヌのコインが2枚の時、ネコのコインはいくつになるかな?その数だけ◯を書いてみてね。」
というような感じでお子さんに質問すると思います。
もちろん、コインの交換のイメージが湧く子であれば、このような教え方で問題ないでしょう。
ただ、幼児期のお子さんの中には、「イヌのコイン1枚で、ネコのコイン2枚と交換できる」というルール自体を理解できない子もいます。
そのため、もし「コインの交換」でうまく理解してもらえないようであれば、他の例えを使った教え方が必要になります。
例えば、僕が過去に教えていた生徒の中に、「コイン」ではなく、実際の「動物」に例えるとスムーズに理解してくれるお子さんもいました。
具体的には、そのお子さんに。
「この公園に、イヌが1匹くると、ネコが2匹来ます。では、イヌがもう1匹増えて、全部で2匹になるとと、ネコは何匹になりますか?その数だけ◯を書いてましょう。」
と問題を出しました。
そうすると、そのお子さんは、◯を4つ書いて、「4匹」というふうに答えられました。
このケースからもわかるように、置き換えの問題を教える時に「交換」の考え方を用いて教えた方が理解しやすいお子さんもいれば、そうでないお子さんもいます。
他にも、コインではなく、「お菓子」を使うことで置き換えの意味を理解しやすくなるお子さんもいるでしょう。
また、お店屋さんごっこなどをやる中で、お金(本物でも偽物でも)を使って物を買う際に「置き換え」の発想を教えるのも方法のひとつでしょう。
このように、お子さんに身近なアイテムを使って、置き換えを教えることで意外とすんなり理解してくれることが多いです。
そのため、置き換えの問題を教えるときには、「置き換えることの意味」をどのようにお子さんに伝えるかを意識してみるようにしましょう。
「置き換え」問題の対策方法とポイント
ここまで、置き換えの発想を教えるときのコツについて解説してきました。
次に、置き換えの問題を実際に対策するときのポイントや方法を解説していきたいと思います。
置き換えの問題を対策する時は、主に次のような手順や方法で進めていきましょう。
①アイテムを使って教える
②基礎的な問題集をマスターする
③入試問題に近い応用問題にチャレンジ!
では、①~③について、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
①アイテムを使って教える
置き換えの発想を教えるときには、何かしらアイテムを使うことをおすすめします。
そもそも、幼児期のお子さんは、自分の五感を使って学習する方が物事を理解しやすいため、ペーパー上だけで理解させようとするのはおすすめしません。
そのため、メダルやおはじき、お菓子など、身の回りにあるものを使って、お子さんが手を動かしながら、「置き換え」を学べるように工夫してあげましょう。
一度「置き換え」の発想を理解できてしまえば、あとはペーパーで鍛えるだけでOKです。
そのため、最初だけでも構いませんので、何かしらアイテムを使って教えることを心がけましょう。
②基礎的な問題集をマスターする
置き換えの発想をお子さんが理解できたら、まずは簡単に解ける基礎的な問題から取り組ませるようにしましょう。
多くの親御さんは、少し基礎問題が解けたら、焦ってすぐに応用問題や過去の入試問題を解かせようとします。
ですが、これはおすすめしません。
置き換えは、特に「考え方」をまずは理解しないといけない単元なので、基礎的な問題をたくさん解かせて、定着させる必要があります。
そのため、置き換えの発想がある程度理解できたら、まずはお子さんでも簡単にできる基礎的な問題集を利用するようにしましょう。
③入試問題に近い応用問題にチャレンジ!
基礎的な問題集をしっかりとこなしたら、入試問題により近い応用問題にチャンレジさせましょう。
小学校受験のペーパー課題では、一般的な問題に載っているものより難しい置き換え問題が出題されることが多いです。
そのため、基礎的な問題をたくさん解いたら、徐々に応用問題へと移行していきましょう。
また、応用問題をやらせると、問題が難化した影響で混乱してしまうお子さんも多いです。
そのような様子が見られたら、また基礎的な問題を解かせて、自信をつけさせてあげることも重要です。
このようにして、徐々に難しい問題へと慣れさせていきましょう。
「置き換え」のおすすめオリジナル問題集
次に、小学校受験三つ星ガイドのオリジナル家庭学習用ドリル『小学校受験三つ星ドリル』の中で、「つりあい」の練習をするときにおすすめの問題集をご紹介します。
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そのため、「置き換え」の発想を家庭で学習したいお子さんにおすすめです。
また、PDFデータで販売しているため、印刷すれば何回でも問題を使い回しできるのも魅力のひとつです。
そのため、まず簡単なレベルから始めたい方は、ぜひこちらのドリルを活用してみてくださいね!
【商品名】
小学校受験三つ星ドリル「置き換え 基礎・応用編」
【価格】
880円(税込)
【形式】
PDFデータ(DL形式)
小学校受験のペーパー課題で頻出する単元のひとつに「つりあい」があります。
つりあいの問題では、今回解説してきた「置き換え」の発想が必要になることが多いです。
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そのため、「置き換え」の発想を使った他の問題を解きたい方、「つりあい」の問題を家庭で対策したいお子さんにおすすめです。
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【価格】
880円(税込)
【形式】
PDFデータ(DL形式)
さいごに
今回は、「置き換え」問題の対策方法やポイント、おすすめの問題集などをご紹介してきました。
置き換えは、小学校受験のペーパー課題の中で、お子さんが理解しづらい単元のひとつです。
そのため、置き換えの問題を対策する時には、基本的なことから丁寧に教える必要があります。
ですので、置き換え問題の対策をしたい方は、今回解説したことを参考にしてみてくださいね!
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