小学校受験のペーパー課題で頻出する単元のひとつに「常識問題」があります。
常識問題では、社会的なルールやマナー、理科に関する知識、日常生活でよく目に物の名前などが問われます。
そのため、日々の生活の中で、幼児期のお子さんでも知っておくべき常識をきちんと丁寧に教える必要があります。
そこで今回は、小学校受験における「常識問題」の種類と教え方、オススメの問題集について、小学校受験講師がわかりやすく解説していきます。
目次
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小学校受験で出題される常識問題の種類
小学校受験で出題される常識問題の種類は、主に次の3つです。
1.理科的常識
2.社会的常識
3.生活常識
では、1~3について、それぞれどんな知識が必要になるのか、見ていきましょう。
1.理科的常識
1つ目は、理科的常識です。
理科的常識とは、その名前の通り、理科に関する常識です。
小学校受験では、理科的常識問題において、次のような知識が必要になります。
◉生き物
例)昆虫の仲間、海で生きている代表的な生き物、鳥の仲間など
◉植物
例)種から花になる植物、植物の育ち方、土の上で育つ植物など
◉自然・科学
例)光(太陽)と影、風向き、水に浮くものと沈むもの
このように、理科的常識問題では、それぞれの分野から幅広い知識が問われます。
ただ、そこまで深い知識が求められるわけではありません。
そのため、日常生活の中で上手に学習したり、動物園や植物園などに足を運んでみたりして、お子さんの五感を刺激するような学習が必要になります。
理科的常識問題の具体的な対策方法やおすすめの問題集に関しては、以下の記事で詳しく解説しているため、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね!
2.社会的常識
2つ目は、社会的常識に関する問題です。
小学校受験では、社会的常識の問題において、次のような知識が必要になります。
・交通ルールとマナー
例)電車やバスでのルール・マナー、一般道路や横断歩道でのマナーなど
・善悪判断
例)公園での遊び方、保育園・幼稚園での過ごし方(室内・室外)、教室での振る舞い方など
・食事のマナー
・社会で見る標識やマーク
・ごみの分別やリサイクルに関するマーク
このように、社会的常識においても一定のルールやマナーに関する知識が問われます。
ですが、これらの知識は、日頃の生活のなかで親御さんが意識して教えるだけで対策することができるものでもあります。
また、小学校側からしても、このような社会的常識が身についた受験生がほしいという一つのメッセージとも言えます。
そのため、日々の生活で、一般的なルールやマナーをきちんと説明して、身につけさせるようにしましょう。
3.生活常識
3つ目は、生活常識です。
小学校受験では、生活常識の問題において、次のような知識が必要になります。
・よく目にする仕事と乗り物の一致
例)警察官とパトカー、消防士と消防車など
・仕事と道具の一致
例)お医者さんと注射器・聴診器、大工さんとのこぎりなど
・よく目にする物の名前や用途
例)固定電話、かなづち、ハサミなど
・家事について
例)洗濯やアイロン掛け、掃除など
・生活習慣
例)歯磨きやお風呂、お着替えなど
・冷蔵庫に保管するもの
・素材(原材料)と加工品
例)生乳→チーズ、卵→目玉焼きなど
このように、生活常識では、日常生活でよく目にするものの知識が問われることが多いです。
この知識に関しても、日頃生活する中で、例えば警察官を見かけてたら、親御さんがその仕事内容や乗り物などについて教えてあげることが大切です。
そのため、日々の関わりを意識して、その中で対策していくことがポイントになります。
常識問題の対策にオススメの問題集
以下では、「常識問題」対策におすすめの問題集や教材をご紹介します。
そのため、常識問題の対策をしたい方、実践問題に取り組みたい方は、以下でご紹介する問題集を使ってみてくださいね!
ばっちりくんドリル「理科的常識」
『ばっちりくんドリル』は、小学校受験の幼児教室「理英会」の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。
「理科的常識」シリーズでは、「生き物」「植物」「自然・科学」の3つがあり、それおzれ基礎的な問題から応用問題まで載っているため、特にこの単元を強化したい方にはピッタリの問題集です。
また、問題の図や回答欄も大きいため、お子さんが使いやすい形式になっているのも特長のひとつです。
生き物 基礎編 | 770円
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生き物 応用編 | 770円
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植物 基礎編 | 770円
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植物 応用編 | 770円
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自然・科学 基礎編 | 770円
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自然・科学 応用編 | 770円
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ばっちりくんドリル「ルールとマナー」
『ばっちりくんドリル』は、小学校受験の幼児教室「理英会」の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。
「生活常識」シリーズでは、交通ルールや善悪判断など一般的な「ルール・マナー」に関する知識を問う問題が多数掲載されているため、特にこの単元を強化したい方にはピッタリの問題集です。
そのため、社会的常識の対策をしたい方にはピッタリの問題集です。
基礎編 | 770円
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応用編 | 770円
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ばっちりくんドリル「生活常識」
『ばっちりくんドリル』は、小学校受験の幼児教室「理英会」の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。
「生活常識」シリーズでは、「生活常識」に関する知識を問う問題が多数掲載されているため、特にこの単元を強化したい方にはピッタリの問題集です。
そのため、生活常識の対策をしたい方にはピッタリの問題集です。
基礎編 | 770円
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応用編 | 770円
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せいかつの図鑑
『せいかつの図鑑』では、生活でよく目にするものや一般常識などについての情報が多数載っているとともに、”生きるためノウハウ”が写真やイラストでわかりやすく解説されています。
また、小学校受験でも重要になる、雑巾の絞り方やちょうちょ結びのやり方、端の持ち方なども写真付きで丁寧に解説されています。
ほかにも、保育園・幼稚園やご家庭で教え忘れていたり、お子さんが意外とできていない、衣食住での事項をたくさん取り上げられているのも魅力のひとつです、
そのため、生活知識や一般常識に関する知識を親子で学習したい方にはピッタリの図鑑です。
【商品名】
せいかつの図鑑 (小学館の子ども図鑑プレNEO)
【価格】
3,080円
さいごに
今回は、小学校受験における「常識問題」の種類と教え方、オススメの問題集について解説してきました。
常識問題といっても、その種類はさまざまです。
そのため、今回ご紹介したことを参考に、種類ごとに丁寧に対策することがポイントです。
また、常識問題は、日常生活の中で学ぶことができる単元でもあるため、日々の生活の中で意識して教えてあげるようにしましょう。
小学校受験三つ星ガイドでは、お父様、お母様から大変ご好評の、"単元別"問題集『三つ星ドリル』を販売しています。
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◉PDFのため、印刷すれば何度でも使える!
◉ポップなイラストで親子で楽しくできる!
他にも、面接対策に役立つ『合格する親の面接対策(400問以上収録)』や『合格する子どもの面接対策(全100問収録)』、願書作成に必須の『合格する「志望理由の書き方』などがあります。
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